✳大阪東ボーイズ
1遊赤埴選手右右10:昨年秋は印象に残っていなかったが細身もその時よりガッチリして見えた。打っても大きなスイングで長打力の高さ見せる。秋はセカンドを守っていた。
2三光山選手右右6:昨年秋に観たときより上半身下半身共に随分分厚さが増して見えた。試合前のアップの動きからして切れ、鋭さが際立つ。守備の動きの軽快さが昨秋はショートとして印象的だったが、この日は加えて捕球姿勢の堅実さと地肩の強さも光った。打っても昨秋同様強く振れるところを見せ、バントも軸をしっかり残して打球を殺しただけでなく、しっかりコースを狙って転がす事が出来ていたから昨秋の3番から2番へと打順変更されているのかもだが、この日は振る決断力がやや足らなく見え、そこが向上すれば打順も3番に戻り、全国クラスの強豪でもやっていける選手になるかと思われる。
3右阿佐選手右左9:華奢だが強肩。大きくガツンと振れて長打力あり。
4左廣瀬選手右右7:ガッチリしていて大柄。上半身下半身共に分厚い体型。昨秋同様振りの強さが印象に残り、膝元に詰まらされても力でヒットに出来ていた。昨秋観たときは守りの印象はなかったが、この日はフライの追い方に光るものがあり、難しいフライも安心して観ていられるものがあった。肩も良いのだろうが観る限りでは、ファーストが適しているように見えた。秋は投手も務める。
5二吉田選手右左4:上半身下半身共に分厚さを感じ大型感あり。昨秋は印象に残ってなかったが体型に似合わずグラブ捌きが柔らかく、捕球から送球への動作などに切れがあった。走塁も悪くなく、彼が塁にいる際バントやスクイズのサインが出ていたことが、その証明であろう。打っては崩されても痛烈な打球放ったかと思えばカベをしっかり作った柔らかい振りで左中間真っ二つに破ることも。走攻守揃った大型セカンドは探してもなかなかおらず、大阪桐蔭等全国制覇クラスの強豪でもやっていけるだけのものを感じた。本当にそうなるか否かの鍵は、守備の堅実さが増すかどうかかと、この日観た限りでは感じました。秋は投手、サードを務める。
6捕藤井選手右右2:ドカベン体型もガッチリ感ありという昨秋からより引き締まって見える。強く鋭く振れて迫力の速い打球を昨秋披露していたが、この日はネクストにいる時からして風を感じるほどの軸がしっかりしたスイングを披露。肩はまずまず程度というのが昨秋だったがこの日は単に肩が強いだけでなく、モーションも速くこれも単に速いだけでなく体の軸がしっかりした上でのそれに見えたため、それが為の怪我の恐れも低そうに見えた。大阪桐蔭等全国制覇クラスの強豪でも活躍する可能性を感じた昨秋同様、いやそれ以上にその可能性を感じた。本当にそうなるかどうかは、自分のスイングをさせてもらえなかった時にいかに結果を残すかかと思われる。何故打順が2番なのか分からなかったのが昨秋だったがこの日は6番に。捕手というポジションを考慮し、打てる選手の中で最も負担の少ない打順に置いているように感じられた。
7投田頭選手左左1:昨秋は出ていなかったように思うがこの日は華奢ながらオーバーハンドから伸び、切れはもちろん、球の強さそのものも感じさせるストレートを投げ込み、大半の打者を振り遅れさせていた。横浜から阪神に指名された及川投手を彷彿とさせるが、1年夏からベンチ入りする事が絶対に無理そうな高校に進学し、体を今よりもっともっと分厚くすれば、高校はもちろん、その上をも期待できる選手へと覚醒を遂げる可能性を秘める。
8一大山選手右右5:細身もガッチリした体型。
9中平太選手右左8:華奢だが俊足。打っても強く振れる