じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭B 大阪学院 関大一

2018-02-25 08:25:27 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭B:1失点で凌ぎましたが内容的には4点くらい奪われててもおかしくなかったと思います。GKと最終ラインのところで乱れが目立ったように感じられたのはこれまでになかった事かと思われ、この日の相手のように前線で強く足下で勝負できる相手に対しての対応に課題が残ったかと思われます。

大阪学院:こちらは1失点の内容通りに安定していたと思います。ただ、後半序盤に喫した同点ゴールは相手のポジションチェンジに対応しきるなかったことによるものかと思われ、瞬時の対応力という点では課題が残ったと思います。ルーズボールだけでなく、少しでも相手のパスが緩かったりで距離ができると逃さずボールを奪いにいく思いきりの良さが光りました。

関大一:前半だけの観戦でしたが、ややボールを見すぎるきらいがあって見えたのが気になりました。

 

✳攻撃

大阪桐蔭B:強敵相手に2点以上獲れない。相手に怖さを与える攻撃がなかなか出来ないのは、アーリークロスが少ないからかもしれません。グランダーのショートパスと裏を狙う縦パスだけではワンパターン、一定のリズムになってしまい、相手は守りやすいかと思われます。同点ゴールはダイナミックな展開からの前線に強さを前面に押し出した選手を2枚揃えたことを最大限に活かしたもので、良かったとおもいます。

大阪学院:前線で強く足元で勝負でき、攻撃力を感じさせながら、ポストに嫌われるなど不運な側面もあったとはいえ、1点しかとれなかった要因は、こちらもそれを活かした狭い局面での攻防が大半だったからかと思われます。アーリークロスを駆使したダイナミックな攻撃も織り混ぜることができれば、鬼に金棒な攻撃力になるかもですね🎵

関大一:前半だけで2得点、見る限り強さと粗さを感じました。試合前のシュート練習の際の各選手のキックの精度の高さが印象に。プレスが甘いとそれが炸裂といった感じに見えました。

 

✳個々

大阪桐蔭B

cb6:この日は大きな声を出す事ができており、声の効果か前節よりもプレーそのものも見るべき点が多く見られたように思われます。後半のポジションチェンジの際も変わらずCBだったことから、現状トップチームでのレギュラーへむけ、視界良好なのかもですね。となると、ファウルをとられ、カードも出されたかどうだったかな場面が一度ありましたが、基本、GKやCBの選手は特にファウル、ましてやカードはもらってはいけないと思います。ここが累積などで陣容が変わると、チーム全体の守備に大きな問題が生じかねません。

CB,FW3:この日も強さ見せるもファウルとられる。CBとしてはやや粗いかも、前節のようにFWで途中起用といった起用法の方がトップチームでも適してるかもと思ってたら本当に後半FWで起用される。FW11が前線で強さ見せたこぼれ球を拾って同点ゴール決めるも、こぼれ球への反応は遅れており、冬の選手権予選など大事な試合では相手にクリアされてたかと思われ課題が残ったかと思われます。逆にCBとしては、このポジションの攻撃面で求められる要素のひとつかと思われる精度の高いクロスを上げる。これはひょっとしたら首脳陣の目に止まったかもしれません。

右SB、CB4:前節同様大柄で強さを、特に守備で感じました。トップチームでのレギュラー奪取に向けて、パスサッカーにおいての前の選手との連携が課題かと思われるという前節と同様なことを感じました。

左SB2:守備で光るものを見せる、一方で攻撃では敵陣で持ちすぎる場面もあったものの、総じて見れば光るものの方が多かったと思います。ただ気になった点が、相手の裏を狙う縦パスに前線が追い付けなかった場面にゴメンと詫びた場面、ここでのこの選手が出した縦パスには絶妙なものを感じました。もしその通りなら、にも関わらず謝ってしまうと首脳陣から、優しすぎる、と、かえって評価を下げかねません。優しさ、協調性はもちろん大切な要素ですが、ないわけではないであろう自信を前面に押し出すことも大切かと思われます。とはいえいつみてもこのポジションでフル出場、評価は安定してるかと思われ、トップチームでのレギュラーへむけ、視界良好かと思われます。

ボランチ10(多分白井選手):巧みに相手からボールを奪う姿が光りました。

ボランチ、右SB5:この日は特に守備で目立てていたかと思われますが、攻撃でチャンスを広げるという意味ではこの日はこれといって目立てていないように感じました。後半サイドバックにまわされましたがそのポジションでの印象は特になし。トップチームでのレギュラー奪取は、他の選手との兼ね合い次第かもですね。

FW11(多分今井選手?):この日はフル出場。この選手の強さが同点ゴールに繋がる。強さありきの巧さも相変わらず見せており、トップチームでのレギュラー奪取へむけ、視界良好な状況は変わらず。

FW、ボランチ17(たぶん下級生の才木選手):この日も前節同様、巧みさなど光るものは見せていたように思います。後半はボランチとして起用されてましたが、トップチームでもそのポジションで起用される可能性は、基本的には低いかなと、漠然と思いながら見てました。

 

✳大阪桐蔭はチームとしては下半身強化という新たな課題を得た試合かもしれません。この日の相手は足腰の強い選手が多くトップスピードのなかでも足腰踏ん張ってしっかりとボールを扱えていた選手が多かったですが、そうした相手のスピードについていくことが、いろいろな乱れにつながって見えました。気のせいかもですが、それによって相手より足を滑らせてしまう選手が多く感じたのも気になりました。

 

✳大阪学院

 今期も大阪府予選の優勝候補の一角かと思われます。足腰のしっかりした感じの体格の選手が多く、うまさより強さを感じるカラーはインターハイより選手権予選向きかも知れませんね。強さを前面に押し出した中でもちろんうまさも見せる事ができるため、見ごたえのあるサッカーを展開することができる。狭い局面での押し合いへちあいに強さを発揮するチームですが、全国への鍵は、左右に大きく振られた時の対応力にあるかも知れません。

 

✳関大一:昨年大阪桐蔭にPK勝ちした明秀日立の選手のように、単にフィジカルの強さを感じただけでなく、均整もとれた上での強さを感じる選手が多かったのが印象的でした。ここ数年は、インターハイや選手権予選では優勝候補を脅かす存在といった感じでしたが、今期は攻守にまだ粗さはあるものの、優勝争いに食い込んでくるだけのものを感じました。この日の関大北陽との試合は打ち合いになって4-2,5-2くらいだろうかと思いながら帰路につきました。実際どうなったかは知りません。

 


大阪桐蔭B 興国

2018-02-18 08:49:14 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭B:終盤に1失点しましたが、チームとしての守備は前節よりよかったと思います。前線の選手がコースを限定し2列目以降の選手がそれを活かして予測しボール奪取というような、チームとしての連動した守備ができていました。終盤の失点は遠いサイドでしたのでよく分かりませんでしたが、時間がかかりすぎて見えましたので、相手の足元のテクニックを誉めるべきでもあり、自陣深くでのひとつの守備をいかに短く済ませるかという点で課題が残ったかも知れません。ひとつひとつの場面での上記エリアでの守備時間が長くなればなるほど、回数が増えれば増えるほど、こらえきれなくなる確率が高まります。

興国:無失点に抑えましたが相手がスピードにのって攻めてきた時の対応には課題が残ったかと思われます。そうした際に、中盤に大きめの水溜まりのようなスペースができる場面が目立ったのは気になりました。攻撃から守備への切り替えの際に、戻る意識が強すぎるのかも知れません。ゴール前はそうした場面でも常に人数揃ってましたので。

✳攻撃

大阪桐蔭B:相手の戻りが終始早くみえたためか、前節同様、個々には光るものもありましたが、チームとしての攻撃にこれといったものを出せなかった事が、常に単発で終わってみえ、2試合続けて無得点に終わった要因かもしれません。

興国:全体的に一人一人の球持ちが長く見えた点が、一点に終わった要因かと思われます。球離れの速さを意識すれば、上質のパスサッカーに見合う得点力が身に付くかと思われます。

 

✳個々

大阪桐蔭B

GK1(多分周参見選手?):抜き差し加減を瞬時に且つ的確に判断した上での飛び出しなど攻守に光る瞬時の判断力。セービング力そのものも高く世代屈指のGKになる可能性を前節に続き感じさせただけでなく、前節気になったワンパターンなゴールキックでのプレー選択も、相手だけでなく、味方の最終ラインの選手との兼ね合いもあるのでしょうが、是正されて見えました。

cb6:プレイそのものには見るものがあるだけに、トップチームでのレギュラー奪取の鍵は、大きな声を出す、ことかもしれません。

右SB4:前節同様大柄で強さを、特に守備で感じました。トップチームでのレギュラー奪取に向けて、パスサッカーにおいての前の選手との連携が課題かと思われます。

左SB2:これまでと違い球離れが良かったです。この日のようなプレーができれば、トップチームでのレギュラー奪取に向けて視界良好かと思われます。左SBは空いてる?かと思われますし。この選手がレギュラーとれなければ、深澤選手が左SBにまわるかもですね。

ボランチ10(多分白井選手):フルタイムでコンスタントに働くという点では課題が残ったかと思われた前節よりも、フルタイムで働けていたかと思います。

ボランチ5:この日も速い球離れから効果的な仕事ができてました。前節以上に守備で目立ててましたが、相手に遅れをとってチャージしにいきファウルをとられた場面はカードが出ても不思議ないプレーでした。間に合わないのは明白なタイミングで、次に備えるべき場面に映りましたため、守備での瞬時の状況判断という点では、課題が残ったかと思われます。

左右MF7:Bのキャプテンを務める。この日も球離れの速さが光り、ゴールへの意識の高さが光りました。守備でも前節以上に目立てていたと思います。左右どちらもいけるのも強みですし、トップチームでのレギュラー奪取に向けて視界良好かと思われます。

右MF8:前節はFWで起用されるも特別な印象は残らず。この日はとにかく強さが目立ちました。勢い気持ちのままにいかないことが課題かも知れません。

FW11(多分今井選手?):この日は後半からの出場。この日も強さの中にある足元のテクニックとシュートへの意識の高さを披露。昨年は強さしか見せれなかったトップチームでこの日や前節同様のプレーができれば、そこでのレギュラー奪取に向けて視界良好かと思われます。下級生の時はできなかったことが上級生になってできるということは、それが上級生に混じってプレーすることと自分も上級生としてプレーすることの違い、差なのかもしれません。

FW9:前節では右MFとして出場も特別な印象は残らずも、この日は2列目の選手との連携面も含めて、前線での守備に光るものを見せるも前半で下げられる。要因は定かではありませんが、攻撃で特別目立てなかったのと、守備でも奪いに行くべきに見えた場面でやや相手ボールを見すぎるきらいがあって見えた点が、要因としてあげられるかもしれません。ディフェンスにおいて取りにいくかいかないかの抜き差し加減は微妙且つ難しいものがあるかと思われ、場数を踏んでつかんでいくものかと思われます。この日は途中で下げられましたが、現状トップチームでも、リードを守りにかかるべき終盤で前線での守備という点で貢献できるだけのものはあるかと思われます。

FW17(たぶん下級生の才木選手):昨年のプリンスリーグからトップチーム入りを果たしている選手ですが、ワンタッチでのボールさばき、守備も含めて少ない手数で効果的な仕事ができる点が印象に残りましたが、時間がたつにつれ球持ちが長くなって見え、徐々に目立たなくなり後半途中交代。今後はフルタイムで働けるだけのスタミナなどを身につけることと、テクニックが目立つ選手ですので、相手にマークされやすいタイプの選手にも見え、現状、リーグ戦では活躍が期待できるも、全国がかかった大会などでの負けたら終わりのトーナメントでは真っ先に潰されてしまう選手にも見えましたので、ボールタッチの少なさと、うまさだけでなく強さでも目立てるようになるかが、今後の飛躍の鍵かと思ってみてました。この選手がレギュラー奪取しているときはチームとしてのサッカーのキーマンになっているかと思われるだかに、余計にそう思います。

 

✳興国

旧チームと比べるとやや小粒に見えるも華麗なポゼッションサッカーは健在。グランドをワイドに使ったポゼッションサッカーができるから、そうしたサッカーの大敵であるハイプレスサッカーの網にかかりづらい。今期もトップランクの優勝候補のひとつかと思われます。この日は終盤のゴールで1-0で勝利も、強敵のBチーム相手にスコアメイク出来なかった結果は部内で厳しく追求されたかもなと邪推しながら見てました。

 


大阪福島シニア 大阪淀川シニア 東住吉シニア

2018-02-17 08:19:41 |  中学野球

✳福島シニア

4一中本右右3:細身もガッチリした体型で背は高めという昨年秋より大柄感が出てきて見える。秋は投手、途中からセンターでの出場だったがひと冬越してこの日はファーストでの出場。秋は打撃の印象は特になかったが、ひと冬越して打席で雰囲気が感じられるように。変化球打ちがうまくなれば、雰囲気に見合う内容のバッティングができるようになるであろう。

3捕石平右右2:やや細身も背は高めで太ももがしっかりしており大柄な印象が感じられるように。強く柔らかく振れる印象が秋は残っていたが、ひと冬越して大きく振れるように。秋同様肩も良さを見せただけでなく、ベーランもなかなか鋭かった。

2二島巻右左4:華奢だが太ももしっかり。秋見たときは守備の印象が残っていたが、ひと冬越してこの日はベーランの鋭さ、走塁判断の良さが印象に。

9右新藤右右9:華奢だがこの選手も秋より太ももの筋肉がしっかりして見えた。秋見たときは代打での出場だったがひと冬越えたこの日はスタメン出場。振りの強さが秋は印象に残ったが、ひと冬越してこの日は綺麗なスイング軌道からくる変化球への対応力が印象に。最後は相手投手の剛球ストレートに力負け。相手バッテリーに、この打者はストレートだけ、もしくは変化球だけでは抑えられないぞ❗と思わせるだけの強さを身に付ける事ができれば、打順も上がってくるか。

1遊今井右右6:華奢だが太ももしっかりして見えた。秋は7番で出場で印象に残ってなかったが、ひと冬越えてリードオフマンを任されるということは、相当に成長したものと推察される。大きく振っても軸が全くぶれず、この日の同チームで最も印象に残った打者だった。強くだけでなく柔らかさも兼ね備えたリードオフマンの今後の活躍が楽しみである。

6投當山(とおやま、すみません😢⤵⤵漢字定かでは)右左1:華奢だが太ももしっかりしたオーバーハンド右腕。回をおうごとに球威増して見える。コントロール良く丁寧に投げており、現時点でも高い資質を感じさせるが、意図せずともボール球を振らすだけの力強さもついてくれば投球の幅も広がり、それこそ関西の甲子園クラスの強豪から声がかかるだけの投手になれるであろう。まだ一年生かもで、もし本当にそうなら、この先の楽しみがさらに増すかと思われます。

 

✳大阪淀川シニア

1投塚脇右右1:やや細身も長身で大柄な本格派右腕。ストレートの球威は相当なもの。変化球もしっかり腕を振って投げられるため緩急で勝負できる。ストレートがほとんど棒球だったのはフォーム、腕の振りが粗削りだからかと思われ、投げ方をしっかりと教えてもらえれば、球威に球筋もついてきて、高校でも力でねじ伏せることのできる投手になるであろう。非常に腕を強く振って投げることができる投手ですが、このまま粗いままでは肘などの重大な怪我につながる懸念も感じたため、現状期待も心配も大きい選手かと思われます。打っても強く振れ、合わせるものうまく、率、長打両方期待できる選手かと思われます。足の印象は特別残らなかったため、当面は投手メインの二刀流、打順は本来は4番タイプに見えました。時折見えたムラっ気が目立たなくなってくれば、それこそ関西の甲子園クラスの強豪がどこも放っておかない選手になるかと思われます。

3三門脇右左5:小柄もガッチリしておりシュアなバッティングが印象に。

4遊西田右右6:華奢も背は高め。しっかり踏ん張って送球できる。

5捕手林右右2:割りとガッチリした体型。肩まずまずで打っても強く振れる。

6右入谷右左9:かなり細身も肩強く送球しっかりしていた。

7中綿野さん右右8:華奢だが守備の反応良く送球もしっかりしていた。

 

✳東住吉シニア

諸事情で序盤のみの観戦になってしまい残念でした。よって少し見ただけの印象になってしまいますが

1二岩崎右右4:華奢だがベーランはかなり鋭かった。

2三麻生川右右5:長身細身。こちらもベーランかなり鋭かった。

3中吉見右右8:ガッチリした体型で、試合前ノックでの肩の強さと低く鋭く正確な送球が印象に。打っても大きく振れていたかな?

5捕河端右右3:やや細身もガッチリしており骨太感があった。試合前のノックで肩が印象に。打っても強く大きく振れていた。

8投阿字右投げ1:ガッチリしておりお尻から太ももにかけてしっかりしていた。昨年のタイガースカップで見た時は細身の印象だったがその時より仏衣体つきに。本格派で力を入れずにゆったりとしたフォームで伸び、球威をかなり感じさせるストレートを投げることができていました。もう少し球持ちが良くなれば、変化球がもっとベース付近から曲がるようになり、緩急が今より有効に使えるようになるかと思われます。試合前の遠投で、低い弾道で相手の胸元へコンスタントに投げ続ける事ができる中学生なんてなかなか見かけません。もうすでに関西の甲子園クラスの強豪校がこぞってマークしているのではと推察しています。

 

以上です。


中学時代のセンバツ球児2018(第90回記念大会、ベンチ入りメンバーで当時印象に残っていた選手のみ)

2018-02-05 15:58:32 | 高校野球

※駒大苫小牧

遊舞原右右:大阪柏原シニア出身。2014年10月に観戦。細身もガッチリしていて背も高め。シュアなバッティング、相手の守備のちょっとしたすきを逃さぬ走塁(3盗2度決める)。足そのものも速い。スイングそのものもしっかりしている大型中堅手。今後が楽しみなリードオフマンであるというのが当時の印象。北の名門の主軸として、高校では遊撃手として選抜での活躍を誓う

 

※日大山形

捕水戸右左:寒河江シニア出身。2015年8月観戦。細身。肩よい。2盗刺すと当時印象に。選抜では控え捕手として、出番を待つ。

 

※明秀日立

遊増田右右:福島シニア出身。2014年11月、12月に観戦。大柄長身細身。ベースランニング鋭い。脚力の高さが守備でも活かされており、守備範囲が広いだけでなく、動き出しの速さも当時印象に。中学時代のチームメイトに遅れての甲子園デビューとなるセンバツで、巻き返しを狙う。中学時代は両打ちと記載していたが高校では右打ちに専念?

 

※日本航空石川

右原田右右:白山能美シニア出身。2015年8月に観戦。大柄やや細身もガッチリ。スイングしっかりしていて尚且つバットコントロール巧みと当時印象に。中学時代は三塁手だったが高校では外野手として、そして打っては主軸として、北陸の新たな強豪校での飛躍を誓う。

左上田左左3:神戸須磨ヤング出身。2014年11月に観戦。大柄長身。スイング大きく力強いと当時印象に。中学時代はファーストだったが夏高校では外野手として、そして主軸として、夏に続いての甲子園で大暴れを誓う。


※大阪桐蔭

三中川右左:福島シニア出身。2014年11,12月に観戦。大柄。スイング力強い。相手の力あるストレートが膝元にきても力で跳ね返すことができ、捉えた打球速く長打力あり。逆方向へたかーく上がる打球をはじき返しフェンスまでもっていけるほどの力強さを誇る。投げても本格派として力強いストレートを投げ込み、変化球も縦にどろんと割れるのをしっかり腕を振って投げることができるため、緩急が有効に使える。加えて牽制もうまい。ベースランニングも鋭く3拍子も4拍子も揃った大型選手として、今後が楽しみである。力強い選手なため、バットの根っこで詰まった打球でも力づくでヒットにすることができていた。どちらかと言えば野手だと思うが、まだまだ投打両面さらには内外野と追及していいとも思うと当時印象に残るも高校では野手に専念。中学時代はセカンドと投手をこなす姿を見たが高校ではサード、たまにショートもといった感じで強豪校の主軸を担うだけでなく、キャプテンとしてもチームを引っ張る。

中藤原左左;オール枚方出身。2014年11月から翌年の6月にかけて観戦。大柄長身細身。俊足。ベーラン迫力あり。捉えた打球球足速い。投手としても当時オーバーハンドから球威あるストレートを投げ込み、変化球もベース付近から縦に鋭く落ちるのが有効的だった。好投手の力のあるストレートにも鋭い振りで力強い打球で相手野手をはじき返していた。年を越すと前年よりもよりガッチリした体型になって見え、それまでの印象に加えて、投手やるだけの強肩はもちろんのこと、打撃面では変化球をぎりぎりまで引きつけて鋭くはじき返す、まるで大阪桐蔭の打者のようなバッティングができる点が新たに光ったと思っていたら本当に大阪桐蔭に入学。足もただ速いだけでなく相手投手のモーションを盗む洞察力の高さも印象的で、巧さと力強さ、ありとあらゆるものを備えたこの選手。高校ではどんな強豪校に行っても、遅くとも1年秋から活躍できる選手になるであろうと思っていたら大阪桐蔭で一年夏から活躍し、想像を超えた姿を見せてくれた。当時からスイングスピード速くとらえた打球あっという間で、中三の6月になると、その年の冬よりさらに大柄になり、オーラさえ感じられるように。緩い球にタイミング外され一見平凡な右直に見えた打球でさえもライトの頭越す長打にしてしまう。それだけ体が強いのであろうとこの選手みたさに当時やたらめったらオール枚方の試合ばかり見ていた記憶が。そして現在、期待に違わず、大きな期待をさらに超えた活躍を大阪桐蔭で見せてくれており、最終学年での躍動、さらにはプロでの活躍など未来の姿が楽しみでならない選手である。怪我に屈することなど、ないであろう。

投森本左左:大阪南海ボーイズ出身。2014年11月に観戦。長身細身。本格派。ふりかぶらない。肘の使い方がうまい。直球まずまず伸びあり力強い。制球も良い。打っても長打力ありと当時印象に。高校入学当初は外野からの強肩と低く鋭く正確な送球が印象に残っており、同期の他の投手との兼ね合いを考えると野手で勝負してはどうだろうとも思ったが投手に専念。出番を待つ。中学時代と比べると体つきにずいぶんと太さが出てきた。もはや細身ではない。

右青地左左:河南シニア出身。2015年4月に観戦。大柄細身。スイングスピード速い。強さと柔らかさを併せ持ち、高い長打力を誇ると当時印象に残るも甲子園クラスの高校球児に交じると小柄な存在。だが上級生になり中学時代に印象に残ったようなバッティングが披露できるように。甲子園での躍動が期待できる。個人的にはセンター青地、両翼に藤原と根尾とか面白そうとか思っているのだが。

一井阪右左:奈良西シニア出身。2014年10月から12月にかけて観戦。ドカベン体型。スイング鋭く捉えた打球の球足速い。力のある投手相手でも全く負けることなく逆方向にも強くはじき返すことができる。たか~く上がった外野フライにスラッガーとしての資質を感じるなど打撃能力の高さを随所に見せただけでなく、体型に似合わず足もまずまず。中学では下級生時はファーストで、上級生時は捕手として出場。肩に特別なものは感じなかったので高校ではファーストで勝負が妥当かと中学時代に感じた印象のままに、高校ではファーストで勝負。力強さだけでなく柔らかさも併せ持つスイングで、内も外も強く柔らかく、中学時代から対応できていた。その頃から好投手の威力あるストレートも力ではじき返すことができており、中学時代からとにかくバッティングが目立つ選手だった印象そのままに、高校でも超強豪校大阪桐蔭では主に下位を務めるも、チームの中で最もとも言いたくなるくらい、4番に適したバッティングを披露。スター軍団大阪桐蔭の中でチームの顔になれればそれも現実味を帯びてくる。バッティングのことばかり書いたが、ファーストとしての守備も、なかなかやわらかいグラブさばきを見せる。現在はレギュラー番号を奪われているが、選抜では必ずやその座を取り返すことであろう。

投柿木右右:佐賀東松ボーイズ出身。2015年8月に観戦。大柄。本格派右腕の当時主将。直球は重たそうで球速そのものもかなり出ていた。時折変化球を置きにいくのは課題だが縦に鋭く落ちるスライダー系のボールも決め球として有効だった。ゆったりしたフォームで投げるだけでなく、肘の使い方がうまいなど、風体に似合わぬ柔らかいピッチングができるから、終盤になっても全くスタミナ落ちずと当時印象に。高校入ると課題に思えた変化球も向上。しっかり腕を振って緩い球を投げられるように。この時は実はショートもこなしており、打っても変化球うまくあわせてヒット性の打球飛ばしていたが、この選手はあくまで投手で勝負すべきであろうとの当時の印象のままに、怪物投手への進化を目指す。

宮本右左:オール枚方出身。2015年2月から6月にかけて観戦。細身もガッチリしていて下半身はどっしりしてたと当時印象に。鍛えられた下半身に野球に取り組む姿勢の意識の高さを感じる。ベーラン鋭く大きなスイングが魅力。当時主将。6月になると2月の印象より上半身も分厚くなって見える。2月に見たときはバッティングの印象はこれといって残っていませんでしたが、6月に見たときは振りが強く速い。フライはタイミング外されてもたか~く上がりよく伸びる。詰まっても力でヒットにできますし、逆方向にも強い打球と印象に。前回見たときは特にベースランニングが印象的でしたが、この日も相手投手のモーション巧みに盗む。タイプ的には健大高崎からロッテに進んだ脇本タイプ。どこの甲子園常連の強豪にいっても、どんなタイプの野球をするタイプの学校に進んでも、1年秋から主力として活躍できると当時思う。高校では1年秋こそメンバー入り逃すもその後台頭。台湾遠征では外野でリードオフマンとしてスタメン出場。中学時代はショートでしたがセンバツでの起用はチーム事情で主に外野かもも何とも。スーパーサブとの見方もあるが、ぜひともスタメン起用してほしいと、見るものに思わせる選手である。

外野手中野右右:明石ボーイズ出身。2015年12月に観戦。やや細身も大柄。本格派右腕だが打者として印象に残った当時そのままに高校では外野手でメンバー入り。。スイングに怖さを感じさせスラッガーの雰囲気十分。力強いスイングで左中間真っ二つ。スイングはこわさだけでなく柔らかさも兼ね備える。体に似合わずベーランもまずまずで走塁判断の良さも光るといった印象が当時残っていました。当時はやや細身も高校で鍛えられ、今はその印象は、ない。銀河系スター軍団の先輩に負けじと、出番を待つ。

 

※智弁学園

左畠山右右;オール枚方出身。2014年11月から翌年6月にかけて観戦。華奢。ベーラン鋭い。膝元も脇をしっかり締めたスイングで左中間あっという間。力のあるストレートを向こうに回しても当然振り負けることはなくはじき返していた。スイングの基礎がしっかりしているため、変化球にもしっかり対応できる。足は単に速いだけでなく、走塁判断も速くて的確なため、少々無理目でも先の塁を陥れることができていた。守っても一歩目速いためライナーでも距離感がすぐにつかめ、難なく処理できていたというのが2014年の印象。2015年になると尻まわりがしっかり、スイングの基礎がしっかりしているからこそ、詰まっても力でヒットにできるということを見せることができるようになっていました。強打で全国制覇を狙う智弁学園の主軸として、センバツでの飛躍を誓う。

遊高塚右右:天理シニア出身。2015年4月観戦。細身のスリークオーター気味右腕。制球良く1死1,2塁という内角突きにくい場面でも初球いきなり膝元でストライク奪うマウンド度胸もあり。ストレートの球筋もまずまず。フィールディング動作も素速く落ち着いている。打っても切れのある変化球うまくすくうと当時印象に残っており高校では遊撃手として、選抜での活躍を誓う。

一柳田右左:柏原シニア出身。2016年6月に観戦。細身ながらスイングするどく捉えた打球球足速い。脇をしっかり締めてバットコントロールでも遠くへ飛ばせると、当時は投手としての出場ながら野手として印象に。その印象の通りに高校ではファーストとして、活躍を誓う

外野手早崎右左:神戸中央シニア出身。2015年4月に観戦。ガッチリした体型。スイング力強いと当時印象に。控えとして、出番を待っ

内野手塚本右右:奈良西シニア出身。2014年10月から12月にかけて観戦。華奢。思い切りのよいスイング、ベーラン鋭い。球際に泥臭く食らいつく守備が当時印象に。間違ってなければ、この頃はまだ中学一年生だったということになる。控えとして選抜での出番を待つ

 

※智弁和歌山

一文元右右;神戸中央シニア出身。2015年4月観戦。ガッチリした体型でやや細身。伸びていくライナー性の打球に対してなど、距離感が良かったと当時印象に。センバツで南海の名門完全復活の立役者となるか。高校ではファーストとして、主軸として、活躍を誓う

三林右左:紀州ボーイズ出身。2014年11月観戦。大柄。強肩。スイング力強いだけでなく、体に似合わぬ柔らかいバッティングで逆方向にも長打打てると当時印象に。その印象に違わぬスケール感を高校でも発揮。彼の打棒で強打の智弁和歌山完全復活の日も近い。中学時代は捕手だが高校ではその打棒を活かすべく、三塁手として戦いに挑む。これまで怪我で満足に活躍できていないぶん、選抜での100倍返しを誓う

投小堀右右:紀州ボーイズ出身。2014年11月観戦。大柄。スイング力強い。投げても力強いストレートを投げるが体型の割に下半身が安定しておらずボールがどーんとくるときとこない時の差が激しかった。下半身が強くなればフォームももっとどっしりと安定したものになり、ストレートも安定して力強いのを投げられるようになるかと思われると当時印象に。野手としてのインパクトが強かったようだが、高校では銀河系スター軍団大阪桐蔭相手に好投。センバツでは本当の意味での主戦投手を目指す。

遊西川右右:由良シニア出身。2014年11月観戦。華奢だがスイングしっかりしている。守備範囲広く三遊間深いところを踏ん張ってファーストへ正確な送球。ベーランもまずまず鋭い。と当時印象に。大阪桐蔭藤原とは中学時代にも対戦。中高でのリベンジを、聖地で誓う。

二高瀬右右:由良シニア出身。2014年11月に観戦。華奢。バットコントロール巧み。内をうまくさばく。スイングそのものもしっかりしていると当時印象に。同校には珍しい?守備の人、として、選抜でのいぶし銀な活躍を誓う。

 

※明徳義塾

三田中右左:磯城シニア出身。2015年4月観戦。細身背は高め。柔らかいバッティング。守っても捕球から送球までの動作が速く動きに切れあり。地肩つよいと当時印象に。中学では遊撃手だったが高校では三塁手として、明治神宮覇者の一員として、秋春連覇を目指す。

内野手保市右右:住吉大和川シニア出身。2015年5月に観戦。ガッチリした体型で腕、お尻がしっかりしていた。腰の据わった力強い振りでスイングスピードも速くパンチ力あり。素直なバッティングで広角に力強く弾きかえせると当時印象に。中学時代は投手もこなすもバッティングの印象が強く残っており、選抜では控えの内野手として、出番を待つ


※高知

内野手原田右右:南海ボーイズ出身。2014年11月に観戦。小柄、華奢。小柄だが思い切り振りきるバッティングができると当時印象に。選抜では控えとして、出番を待つ

 

※創成館

一松浪右右;八尾シニア出身。2013年12月に観戦。細身もガッチリした体型。細いが下半身がしっかりしており飛ばす力ありと当時印象に。この選手で間違いなければ、この時まだ中学一年生だったことになる。このときは外野手だったが高校ではファーストとして、選抜で中心選手として、活躍を誓う

 

※延岡学園

二戸高右左:都城シニア出身。2015年8月に観戦。細身背は高めで下半身はしっかりしていた。オーバーハンドから力強そうなストレートを投げる。変化球おきにいってしまうことが課題か。打っても力強いスイングで右中間真っ二つ。ベーランも鋭いと当時投打に印象に残っていたが高校では内野手として、選抜での飛躍を誓う。

 

ところどころ間違いもあるかと思いますが以上です

 

 

 


大阪桐蔭B

2018-02-04 08:52:10 | 高校サッカー

✳守備:どの選手も守備で目立てていたのが、攻め込まれながらも無失点で何とか切り抜けた要因かと思われます。課題が残ったのは前半の前線の守備とラストの相手CK。前半は皆が自分のところでボールを奪いにいこうとし過ぎて単発の守備になってしまっては、プレスをかいくぐられ切り裂かれるといった感じに見えました。敵陣になればなるほど相手からボールを奪いにくいものかと思われ、ましてやこの日のような一人一人が強くてうまい相手には、例えば前線の選手がコースを限定し2列目以降の選手がそれを活かして予測しボール奪取というような、チームとしての連動した守備が求められるかと思われます。後半はそうした守備が出来ていたように思います。最後の相手CKは全員がボールウォッチャーになってしまい背後を突かれてしまう。違うところを見れる選手もいないと、失点につながるリスクは増してしまうかと思われます。

✳攻撃:相手の最終ラインがしっかりしておりなかなか相手に怖さを与える攻撃が出来ず。敵陣に攻め込んだところでの球離れの悪さが目立つ。ボールを持つ選手の問題だけでなく、ボールを持ってない選手のサポートの遅さが球離れの遅さにつながったかと思われます。攻守にオフザボールの動きに課題が残り、それを克服しないと、なかなかAには上がれないかもですね。

 

✳個々

GK1(多分周参見選手?):精度の高いキック、抜き差し加減を瞬時に且つ的確に判断した上での飛び出しなど攻守に光る瞬時の判断力。セービング力そのものも高く世代屈指のGKになる可能性を秘めているかと思われます。ただ、気になったのがワンパターンな点と現在の立位置。前半のロングキックは全て右サイド、最終ラインからつなぎたいときは全て左SBから。これでは相手にしまいに狙われます。後半、明らかに相手に読まれて見えました。今季の正GKかと思われるもこうしてB戦で見かけたということがどういう事情なのかは何とも。

 

CB3,6:二人ともCBらしく勝負どころをしっかりとらえた上でボールを奪いにくいことができていたと思います。3は大柄で強く感じ、6は見る限り8月に見たボランチ13と同一人物に見えました。この内の一人が、赤澤選手と今季のCBを組むのかな?と思いながら見てました。

右SB4:これまた大柄で強さを感じました。一年からの主力のSB深澤選手を一列上げる選択肢もできたかも知れません。

左SB2:この選手も8月に見た選手で同じく左SBやってましたがこの日は後半に見せた逆サイドへのクロスの精度の高さが光りました。一方で球もちが長すぎる場面も多く、課題も残ったかと思われます。サイドの選手の役目のひとつとしてドリブルでのサイドアタックがあるかと思われ、ボールを長く持って活躍することが求められる一方で球離れの速さも意識しなければならず、サイドの選手ならではの難しさもあるかと思いますが、取り組めば相手にとって嫌なサイドバックになれるかと思われます。現状、Aでは一点を守らなければいけない終盤に敢えて攻撃のカードとして投入し、カウンターから相手を一人でも多く下げさせて守備に追われるチームメイトを休ませる。そうした事が求められる場面で力を発揮できる選手かと思われます。

 

ボランチ10,5:10は昨年からプリンスで見かける小柄な選手。白井選手だったと思うのですが忘れました。後半は秀でたものを見せるもこの日は前半は目立たず。フルタイムでコンスタントに働くという点では課題が残ったかと思われます。この日トータルで光ったのはむしろ5の方。球離れの悪い選手が目立つなか、素早く精度の高いクロスを上げる事が終始できてました。素早くやらないと相手に詰められ精度の高いキックはできづらくなりますし、瞬時の判断ができないと素早くはできませんから、それが終始できていたことは高い評価に値するかと思われます。Aでもこの二人がボランチやるのかもと思いながら見てました。

 

左MF7:Bのキャプテンを務める。この選手も球離れの速さが光り、瞬時の判断でミドルシュートをどんどん放っていたゴールへの意識の高さが光り、首脳陣に上で使いたいと思わせるプレーが出来ていたと思います。FWに向いてるかもですね。

 

FW11(多分今井選手?):旧チームからAでの試合でも見かける選手。大柄で強さがとにかく目立つ選手ですが、Aではボールさばきに大きな課題を感じるもBではそうしたものも強さを失わず披露。Aでもそういうプレーができるかどうかが、今後の鍵かと思われます。同じく強さ溢れる木村選手とのツートップが組めれば、大阪桐蔭には珍しい、強さを前面に押し出した大型ボンバー系ツートップとして、相手に驚異を与えることが出来るかと思われます。

 

以上です。今日見た中からどれだけの選手が今季の主力になるのかわかりませんが、今年の大阪桐蔭は強さを前面に押し出した、大阪桐蔭としては珍しいタイプのチームになるかもと思いながら見てました。この日のように、まず守備で目立てるような、昨年のチームのようなことができてれば、きっと結果もついてくるかと思われます。