じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

男子高校サッカー冬の選手権大阪府予選準々決勝展望

2016-10-31 18:39:23 | 高校サッカー

※関大一ー阪南大高

今季のU18プリンスリーグ関西一部を制した阪南大高は今季も縦に速く激しいサッカーが持ち味。その中で、トップスピードでもボールを足元にしっかりと吸い込ませられるテクニックも誇る。同じくプリンスリーグ組の関大一が、2年連続出場を目指す優勝候補相手に接戦に持ち込めるかが焦点。

 

※興国ー大阪桐蔭

共にポゼッションサッカーを志向する似た者同士の優勝候補が激突。興国は6回戦で強豪大阪産業大附を撃破した勢いそのままに突き進むことができるかそれとも大阪桐蔭が阻止するか。1,2点あたりで勝負が決まることが予想される。ポゼッションサッカーというのは、攻撃は最大の防御、との考えのもとで行われるサッカースタイルだと私的には感じているため、どちらがより高い守備の意識をもってパスをつなげられるかがポイントになるのかもしれません。後、どちらが走り勝つか、も焦点になってきそう。

 

※東海大仰星ー清明学院

東海大仰星はここまで桜宮、関大北陽といった抜き差しならない相手との戦いを危なげなく制してきた。縦に速く激しいサッカーで、阪南大高以上と言いたくもなるくらい、強引にゴール前に貪欲に向かってくる。清明学院としては、優勝候補相手に、案外打ち合った方が展望が開けるかもしれないと、私的には思います。

 

※履正社ー近大付

優勝候補の一角に挙げられる履正社だが、初戦の長尾戦では引いて守る相手を攻めあぐねた。近大附がロースコアの展開に持ち込めるかがカギとなってくるか。

 

以上、はなはだ大雑把で恐縮ですが以上です。

 


秋季高校野球近畿大会準決勝展望

2016-10-31 16:51:51 | 高校野球

大阪桐蔭ー神戸国際大附

大阪桐蔭右腕徳山、神戸国際大附左腕黒田はいずれも好投手だが、両校とも近畿大会に入り打線が好調なため、4、5点勝負が予想される。両チームの投手陣が失点してもゲームだけは壊さず踏ん張れるかどうかがポイント。となると両校の守備走塁も鍵となってくるか。大阪桐蔭は今大会屈指の守備力、機動力を誇る。両校のバックがどれだけ投手陣を助けることができるかもポイントになってきそう。

 

履正社ー滋賀学園

履正社は旧チームからのスラッガー安田を中心に重量感あふれる打線が最大の売り。滋賀学園の先発は準々決勝同様、背番号10の右腕棚原か。履正社の本格派右腕竹田を、旧チームからの主力が残る滋賀学園打線が攻略できるかがこの試合の焦点か。同じく旧チームからのメンバーであり、旧チームからのエースである滋賀学園の右腕神村は初戦の智弁和歌山戦で打ちこまれた。リベンジに期待したい。

 

以上です。

 

 


10月30日 興国  大阪桐蔭

2016-10-30 11:30:30 | 高校サッカー

※守備

興国:中盤でボールを奪われショートカウンターを食らうシーンが時折見られましたが、足元でしっかり対応することが出来ていたと思います。

 

※攻撃

興国:ユニフォームまで似せるほど毎年スペインのバルセロナを理想とするパスサッカーを志向する同校。浪速のバルセロナは今年も健在。グランドをワイドに使ったパスサッカーが出来るため、パスサッカーの天敵とも言える前線からのプレスを封じることも出来るなど、今年も質の高い攻撃を展開します。

 

興国:強豪相手にスコアメイクして勝てたのはトップランクの優勝候補の一つであることの証明。次の準々決勝の相手は大阪桐蔭。共にパスサッカーを志向する似たもの同士。大阪桐蔭以上に大阪桐蔭のようなサッカーをする同校。どちらが勝つにせよ、瀬戸際の攻防になりそうですが、勝敗を分けるポイントは、走り、にあるのかもですね。

大阪桐蔭:言葉は適切でないかもですが、勝てる可能性が大きい相手に、きっちりとスコアメイク出来てますので、順調とみて良いと思います。


10月29日 滋賀学園 智弁和歌山 東山 報徳 智弁学園 大阪桐蔭

2016-10-29 07:14:11 | 高校野球

※投手力

滋賀学園:昨年からのエース右腕神村君先発で6失点降板。球の走り、変化球のキレそのものは悪くなかったです。リリーフした右腕の棚原10が締める。明日の準々決勝はこの投手の先発あるかも。
智弁和歌山:先発は背番号10ながら実質エースの1年生右腕平田君。球速そのものも感じさせる良い球の走りしてましたがセットになると球威が落ちて見えたのが課題か。2番手で投げた背番号18の右腕加藤君は長期の怪我から近畿大会でようやく間に合ったとか。こちらもまずまずの球投げてました。最後はエース左腕黒原が投げる。試合前の遠投からして体の開きの早かったフォームが修正されれば、本当の意味でのエースになれるか。球そのものはまずまずでした。
東山:チームみんなで強敵相手に立ち向かうといった感じの投手陣でした。
報徳:先発したエース右腕西垣君は、華奢な体型ながらまずまずいい球投げてました。リリーフした小柄なサードの右腕池上君はいかにも野手投げでしたが。球そのものはいい球いってました。
智弁学園:本格派右腕エース松本君が先発。この日もストレートは球速そのものを感じさせる素晴らしいものを9イニング投げ続けました。変化球を序盤から使えるようになれば、鬼に金棒かも知れませんね。
大阪桐蔭:徳山が4失点ながら完投。初回に3点取ったことを活かした外中心の投球が良かったです。左打者をほぼ完璧に封じることができたことで、何とか最小限度の傷で済んだものと思われます。終盤は根尾を頻繁に準備させてました。
 
※打力
滋賀学園:ホームラン6本だったか7本だったかよく打ちました。
智弁和歌山:こちらもバッティングは往年の同校を感じさせるものでした。全体的に脇をしっかり締めて振り抜く事が徹底されて見え、内を叩くことには長けてましたが外への対応が今後の課題かと思われます。3番の左の1年生林君、この選手も同様の課題を抱えて見えましたが、将来楽しみかも知れません。
東山:攻めの工夫が光りました。
報徳:オール枚方出身の1年生小薗が1番、神頭が5番を努めてました。
智弁学園:大阪桐蔭バッテリーの外中心の配球に特に左が苦しみました。一方で右打者は捉える場面が目立ち最後福元がアーチを掲げ4点目を奪い、負けはするも最後は徳山を攻略したとみて良い得点数にもっていったあたりはさすがと思いました。福元は全打席で捉えてました。
大阪桐蔭:これまでから打順など変更したことが功を奏して見えました。立ち上がり相手の変化球が定まらないところをうまく捉えたのが良かったと思います。相手の先発投手が読めない中で、よく攻略したと思います。
 
滋賀学園:昨年同様投打にバランスがとれる。京都滋賀で残ったのは同校のみですのでセンバツはほぼ決定か。守備は全体的に良かったです。
智弁和歌山:外野守備、特に送球が課題にみえ、そこの差もあって負けたと感じました。そこの部分と一人一人の潜在力は決して低くない投手陣が鍛えられれば、強豪復活も十分に期待できるとおもいます。
東山:守備は派手さはないも堅実。ベンチワークを駆使した攻撃も光りました。課題は個々の力を上げることと思います。
報徳:滋賀学園戦は打線は相手の投手の出来次第。国際を2点に抑えた側面が出てくれば、ベスト4進出への展望も開けるかも。
智弁学園:全員で優勝旗を返しに行けるか否かは、明日の高田商業の結果次第、ですね。出れば打線は昨年以上と思われるため、筆頭格にも挙げていい、優勝候補となるかもですね。
大阪桐蔭:根尾や坂之下など、この日も守備で徳山をよく助けました。これでやっと他力本願。負ければ終わりの中での強敵相手にラジオ実況のボルテージも上がるしびれる展開の中、よく勝ったと思います。

秋季高校野球近畿大会準々決勝展望

2016-10-28 07:22:39 | 高校野球

※智弁学園(奈良1位)ー大阪桐蔭(大阪3位)
智弁学園は旧チームからのメンバーを中心に、センバツ制覇した昨年以上とも思える得点力を誇る。大阪桐蔭はエース徳山が初戦で肘に死球を受けた影響が気がかり。投手陣の踏ん張りも大事だが、今季の同校の魅力である高い守備力で、相手の走塁をひとつ手前で抑える事ができるかもポイントになってきそう。大阪桐蔭は初戦では本塁打攻勢で圧倒したが、本来は守備力と共に高い機動力も売り。足で相手にプレッシャーをかけることができるかもポイントになりそう。智弁学園は左腕岩井から本格派右腕のエース松本への継投が予想されるが、県予選の奈良大付戦のように頭から松本でくることも考えられ、同校の投手起用も鍵となるか。岩井はストレートもさることながら、ベース付近から鋭く縦割れする変化球で多くの空振りがとれる。これを大阪桐蔭打線がいかに見極めるか。松本は球速そのものも感じさせるストレートが魅力。

 

※神戸国際大附(兵庫1位)-上宮太子(大阪1位)

神戸国際のエース左腕黒田は小柄ながらストレートの切れ、伸び、変化球のキレともに十二分の素晴らしい投手。世間では赤の黒田に注目が集まっているが、青の黒田、の今後にも期待したい。対する上宮太子打線もここまで秋の公式戦全試合で4点以上奪ってきた。派手さはないがしぶとくつないでくる。上宮太子のエース右腕森田も好投手。神戸国際打線との攻防が、この試合最大のポイントか。

※履正社(大阪2位)ー高田商(奈良2位)

履正社はプロ注目のスラッガー安田を中心にスケールの大きい打線が売り。高田商エース古川がどこまで踏ん張れるか。高田商も県予選では智弁の投手陣を攻略し、近畿初戦では点の取り合いを制するなど得点力がある。履正社エース右腕竹田を攻略することができるかがこの試合の焦点か。

 

※滋賀学園(滋賀1位)、智弁和歌山(和歌山3位)の勝者ー東山(京都1位)、報徳学園(兵庫2位)の勝者

滋賀学園はエース神村など旧チームからの主力が残る。初戦の相手智弁和歌山は県予選の戦績見る限り投手陣の出来が大きなカギを握りそう。県予選全試合3失点以内で制した東山と神戸国際と接戦を演じている報徳の対戦も接戦が予想される。

 

はなはだ簡単ですが以上です。