じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

四條畷4-3夕陽丘

2018-04-30 20:46:48 | 高校野球

✳投手

四條畷:背番号11のサイド右腕金原選手は試合前の正確な遠投が印象に残り、それが試合での制球力の高さにも表れてました。果敢に内を突くマウンド度胸も光りましたが、やや自身の気持ち先行で向かっていってるようにも見え、そこを突かれていたように思います。相手をよくみて抜き差し加減がよくなれば、安定感が今よりも増してくるように見えました。終盤好リリーフしたエース右腕、さかいくんとアナウンスしてたように感じるも名簿にさかいくんはおらず、2年生の浅井君か阪上君あたりかと察するも定かでは?秋からのエースのオーバーハンドですが、短いイニングなら迫力あるストレート投げれることを示して見えました。この日の投手起用は夏を模索した継投に見えました。

夕陽丘:秋野君とアナウンスされてたように思いますので、だとすれば2年生のエースということになります。小柄なスリークォーター右腕でなかなか伸びのある迫力のストレートを投げており、変化球の切れもよく、それの出し入れも含めて、コントロール非常によく、膝元、外共にギリギリを突くことが出来てました。なかなか見応え、見所、魅力も感じる投手です。

 

✳打力

四條畷:3番レフトでスタメンの横川主将右投げ右打ち7のパンチ力と柔らかさが印象に残りました。やや華奢も骨格のしっかりした選手です。

夕陽丘:特別な印象はありません。

 

✳四條畷

横川選手は肩も見るべきものがあり、走塁も鋭かったです。チーム全体で見ても守備、機動力共に鍛えられており、秋に見たときよりも投、打、守、走どの項目も1UPして見えました。内外野共に鍛えられており、皆一歩目の速さが守備範囲の広さにつながっており、どの選手も前に出て打球を処理してる姿が印象的でした。相手走者の空過を見逃さぬ集中力も光り、手痛い4失点目かと思われたものを回避したこのビッグプレーは、勝敗を変えるほどに効果絶大でした。皆ベースランニングも鋭く、常に先の塁を狙う姿勢がチームとして徹底されて見え、常に全力疾走の姿勢が、終盤の相手の守備のミスを誘って見えました。

 

✳夕陽丘

部員12人プラスマネージャーという少数精鋭ならではの雰囲気を感じさせる、おおらかな好チームでした。相手が攻守にギャンギャン仕掛けてくる展開の中でも外野からの中継プレーなど鍛えられており、落ち着きを感じました。試合前のノックでショートの大上選手6の守備動作、切れ、肩の強さが出色に感じ、少数だからこの選手が打順1,3,4のどこかなのだろうと思ってたら6番とアナウンスされ、良い意味で裏切られた気持ちになり、見所あるチームかもな🎵という期待を裏切らぬ戦いを見せてくれました。得点力の差で負けたように感じましたが、先の塁を果敢に狙う姿には、例え裏目に出ても感じるものがあり、それは決してただの向こう見ずなものではなく的確な判断に基づいてのものと感じましたので、そうした姿勢がきっと夏へ向けての得点力アップにつながり、勝ち進む原動力になるものと思われます。


大阪桐蔭 京都橘 近大付属 近大和歌山 阪南大学高校

2018-04-28 20:43:05 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭:縦に速く激しい攻撃が持ち味の相手が柄にもなくと言っては何ですが後方からつないできたところを逃さなかった前線の守備が光りました。2得点を上げた右MF大野選手16,右MF下野選手20、FW清藤選手11など、前線の選手がまず守備で目立てていたのが良かったです。この日はボランチに入った川原選手27も、この日は守備で目立ててました。

京都橘:前線からの激しいプレスは今年も健在ですが、ややボールに意識がこの日はいきすぎて見えました。ただ、この日の3失点の要因は、むしろ攻撃面にあったかもしれません。

近大付属:引いて守る相手の攻撃で怖いのがカウンターですが、最後まで集中切らさずほとんど危なげなく守っていました。

近大和歌山:徹底的に引いて守る戦術で怖いのが、自分達が攻め込んだ際に喰らう逆カウンターですが、幾度とあったそういう場面、最後まで集中切らさず守ることが出来てました。

阪南大学高校:3失点は一言で言えばユースチームとの力の差だと思います。後方からポゼッションでつないでくる相手に大阪での戦いのように前線からプレスをかけられずズルズルとラインを下げてしまうがひたすら繰り返される。もしそれをやってればさらに失点を重ねていたかも知れませんが、勝ちにいくのならチャレンジしても良かったかもですね。

 

✳攻撃

大阪桐蔭:3得点は攻撃よりも守備の良さがもたらした側面が大きかったかと思われます。攻撃は全体的に一人一人の球持ちが長く、それがためにミスミス得点チャンスを逃していた場面が目立ったように思います。一瞬一瞬で決断しないと、自分達で攻撃を組み立てて得点することは難しいかと思われます。

京都橘:自陣ではシンプルに蹴っ飛ばすタイプのチームがキーパーからつなぎにかかったところを逆にやられてました。後方のパスワークのつたなさがもたらした3失点に見えました。自分達のスタンスは貫くべし。ということなのかも知れませんね🎵左MF山田選手13の強さとシュートに対する決断力、意識、精度の高さが印象に残りました。

近大付属:無得点に終わった要因は、引いて守る相手を誘き寄せる動きに乏しかったこと、一人一人の球持ちが長い場面が目立ったこと。セカンドボールをあまりとれなかったこと、あたりにあったかと思われます。引いて守る相手には、サイドの選手が徐行レベルのドリブルで相手を誘き寄せるなどあってもよかったかと思われます。一人一人の球持ちが長い場面が目立ったことについてはボールを持つ選手の問題もあれば、ボールを持たない選手の動きにも問題があったように思います。ルースボールをあまりとれなかったことも、後者の問題に関連するかと思われます。後ゴール前など、競り合いに負けてる場面が目立ったことも気になりました。ボランチ大林選手6の強さなどが印象に残りました。

近大和歌山:カウンターから攻め込むこともありましたが、相手に怖さを感じさせる攻撃にはなかなか至っていませんでした。

 阪南大学高校:ディフェンスでボールを奪いにいく動きが足りなかったため攻撃機会そのものが必然的に少なくなる。そうなると少ないチャンスを確実に仕留めないとという気持ちが過度に働くのかシュートチャンスで瞬時に決断出来ず相手に瞬時に詰められてしまった場面が目立つ。こういう展開になると同校に限らずそうなってしまうものだと思いますが、こういうときこそ瞬時に決断出来る選手がいるかどうかが浮沈の別れ道になりますし、前線がこうしたことにならぬよう、強い相手を向こうに回しても、攻撃機会を増やす努力が必要ということかと思われます。

 

大阪桐蔭

この日も主力と思われる選手が揃っておらず、各選手のポジションも流動的で、まだまだ未知数な面が多く定まっていないように見えます。

 

京都橘

ここ数年に比べるとやや小粒に見えるも相手に激しくあたってくるフィジカルサッカーは今期も健在。飛躍の鍵はそのなかでいかにひとつひとつのプレーの精度を上げていくかのように見えました。

近大付属:昨年同様骨格のしっかりした選手が多かったです。この日は相手との兼ね合いで後方からつなぐ場面が目立ちましたが引いて守る相手を崩す事ができなかったことから、本来はもっと激しく仕掛けていく感じなのかもしれません。後半はそうした側面が目立ちました。この日はインターハイ予選で足元を巣食われる危険性を測るような感じになりましたが、この日の限りではその危険性も感じました。見方を変えれば、この日はそうした相手を想定した良いシミュレーションになったかもしれませんね。一方で、プレミアリーグで戦う阪南大学高校を倒してインターハイ出場へとつなげる強さも感じました。もちろん、優勝候補の一角かと思われます。

 

近大和歌山:厳しい戦いが続くプリンスリーグでようやく勝ち点を得る。守備からいかに攻撃につなげるかによっては、勝ち点3もとれる日が必ずくるかと思われます。同リーグでの戦いが、和歌山でのインターハイや選手権予選での戦いにつながると良いですね😃

 

阪南大学高校:スコアメイクされての完敗でしたが相手は大阪の高校サッカーレベルを越えたユースチームのため結果は参考にならず。各選手の体格が全体的にはここ数年ほどではなかったのは気になりましたがそれでも、優勝候補の一角であることに変わりはないかと思われます。FW和田選手6の強さ、ボランチ中村選手10のうまさが印象に残りました。


大阪桐蔭

2018-04-28 15:51:15 | 高校野球

背番号10中田投手:2年生の骨太本格派右腕。9番でスタメン。4回4失点で交代。試合前の低く直線的な遠投が印象に。同校でそういうのは江村選手とこの選手くらい。ただ、その際緩いのを投げるとうまく相手の胸元におさめることができない場面が目立ち、それが試合にも表れる。ストレートの力強さは目を見張るものがあったが変化球はスライダーは有効も、緩いのはおきにいったり定まらなかったりで緩急が使えず。これではストレート系でしか勝負できず、相手に読まれやすくなってしまい、合わされてしまう。制球も内を突ききれなかったり高めに抜けたりで課題が。完全なオーバーハンドのため、左足をもっと前に踏み込めるようになることが、制球面の更なる向上の鍵なのかもですね🎵スリークォーターにしてという解決法はダメ❗彼の魅力が薄れる恐れあり。打ってもレフトへ切れそうで切れない迫力の弾道で、フェンス直撃の追撃のタイムリー❗投打の雰囲気は根尾選手以上と、私的感覚では感じるほどに楽しみな選手の実戦デビューのいろんな側面が観れて良かったです。最も、今はまだ、素材先行。これからもっともっと磨かれていくことでしょう✨

 

背番号16石井捕手:8番でスタメン。2回の2失点、追加点を奪われたこの2失点、二死走者なしから三振でチェンジかと思いきやワンバンのスライダーを捕れずに振り逃げ。ここで次の打者に初球ストレートをヒットにされる。もし投手が捕手のリード通りに投げたのならの話ですが、前の球でそういうことがあれば相手は次はストレートに張ってくるのは想像できることかと思われます。相手が思っていないボールというのは捕手にとっても投手に要求しづらいボールである場合が多いとは思いますが、それをやらないと抑えることは難しいかと思われます。ワンバンなるような鋭い変化球も体を張って止めてあげないといけませんし、これからも一戦一戦、経験を積んで、今よりも良くなっていくものと思われます。

 

背番号5中川主将:3番ファーストでスタメン

 

背番号4山田選手3年:5番セカンドでスタメン。守備の際の動きの切れは、控え番号の選手より一日の長あり。

 

背番号13山田選手2年:7番サードでスタメン。相手投手の変化球に対応できない場面があり、課題として残ったかも知れません。次は打てると良いですね🎵守備の動きはよく、根尾選手が処理しそうに見えたものまでさばく。守備範囲が広そうですので、セカンドの方がより良いのかもですね🎵

 

背番号6根尾選手:4番ショートでスタメン。

 

背番号12飯田選手:6番レフトでスタメン。控え捕手的立場かと思いきや春はここのところ外野での起用も。気の早い話ですが、夏はどういう起用法になり、チームとしての捕手はどういう布陣で臨むのでしょうね?ブルペン捕手とか誰になるのだろう?

 

背番号9青地選手:1番センターでスタメン

 

背番号11宮本選手:2番ライトでスタメンも途中交代。打席にいる際、逆方向という声が飛んでいたが、彼の魅力は強さと大きさが目立つスイングと私的には思ってるだけに、その声かけせやんとってほしいなとあくまで私的には😊守備で初回、一歩目が遅れて詰まったのがヒットに。中学時代から守備の印象はあまりなく、課題かも知れませんね。ですが肩はとてもよく、単に強いだけでなく低く正確な送球。中学では内野でしたが高校ではレフトかライトが良いのかもですね。新チームになれば内野と推察しますが。走塁姿勢もよくおあつらえ向きの併殺っぽかったのを阻止。

 

背番号15湊選手:この日も一塁ランコー。声がよく出ており夏に逆転メンバー入りあるかもですね😃

 

背番号3石川選手:この日は三塁ランコーを務める。夏の一塁手の座はいったい誰に?

 

ノック手伝い:一人は柳本君かもも全くの当て推量。

 

ボールボーイ:この大会のそれは1年生が務める事が多いはずと推察してますが、だとしたら今年は誰なのだろうな?細めの部員が3人ですから吉安君、松原君、上野君、芦川君あたりではなさそう?一人は薮井君に見えたりもしたのだけどこれは推察通り越してもはや適当、仲三河君も入っていたのかな?ってこれももはや適当😁


大阪桐蔭 東海大仰星 大阪産業大学付属 摂津

2018-04-22 23:09:24 | 高校ラグビー

✳FW

体格

大阪桐蔭:一列目はあんこ型揃いなどしっかりした体格の選手が多く感じた熊谷での天理戦から印象変わらず

東海大仰星:あんこ型揃いの一列目など皆分厚さ満載で体格に穴なしという近畿大会の時より線の細く見える選手がやや目立つ。これまでと違う選手が出ていたのか単に気のせいかはなんとも?

大阪産業大学付属:あんこ型揃いの一列目など、体格に穴なしという新人戦の印象にから変わらず

 

 

スクラム

大阪桐蔭:しっかりした体格の相手にマイボールでしっかり踏ん張り相手ボールでは終始プレッシャーをかけ続けた熊谷での天理戦と比べてマイボールで押し込まれたり相手ボールで押せなかったりと体格で勝っていたにも関わらず不安定。相手ボールのファーストスクラムで押しすぎて反則をとられたことが影響したのかもと推察するも実際は?

東海大仰星:この日は相手が華奢な選手が多かった事もあり、終始圧倒してたように思います。

大阪産業大学付属:低く組んで鋭くあたる事が新人戦の時同様出来ており、この日は全国クラスの大型FW相手に、特に後半は5角に渡り合ってました。

 

モール、ラック

大阪桐蔭:敵陣ではこの日も圧倒してましたが、この日は熊谷での天理戦と比べて自陣で踏ん張れてなかったのは気になりました。

東海大仰星:この日もこれまで同様、モールラックの印象そのものがなし。線の細い相手のスピード感溢れる展開ラグビーに手こずっていたのでモールで押し込めば一気にいけそうにも見えましたがそういう攻撃を選択する様子も見られず。例年の同校のこの時期の感じからして、何かしら意図、テーマめいたものがあるようにも感じましたが実際はなんとも?

 大阪産業大学付属:これといった印象が新人戦の頃はありませんでしたが、この日は大型FW相手に自陣で押し込まれるとひとたまりもありませんでしたが、敵陣で押し込むときは、ロックがしっかり柱になってしっかり組んで巧みにドライブできており、トライへと繋げてました。

ラインアウト

大阪桐蔭:熊谷での天理戦と同様、安定して見えましたが時折高さが足りなく見える場面も。それ以上に気になったのが相手ボールを捕りにいく場面がほとんどなかったこと。相手がラインアウトから攻撃のリズムを掴んでみえ、終盤ようやく絡みにいってからは、相手の攻撃が思うようにいってないように見えただけに、もう少し積極的に捕りにいってもよいように感じました。

東海大仰星:高さがやや足りないかもという近畿大会の時より高さがありましたが、この日は相手もリフト高く、それがために不安定になってる場面もあり、課題として残ったと思います。全国クラスの相手を想定した、良いシミュレーションになったかも知れません。 

大阪産業大学付属:まずまず安定していたという新人戦の時と似たような印象ですが、この日は高さが足りず絡まれると不安定になってました。

 摂津:なかなか高く安定しており、全国クラスの相手をマドワスこともできてました。

 

集散の速さ

大阪桐蔭:相手の鋭い出足に一歩も引かぬ寄りの速さが球出しの速さにつながっており歴代最速かも?というこれまでの印象でしたがこの日は序盤はそれまてほどの速さが見られず。トライを重ねてほぐれてきてようやく本来の動きがといったかんじ。立ち上がりに課題が残ったかも知れません。

東海大仰星:新人戦、近畿大会と経るにつれ、仰星らしい姿に近づいて見えたというこれまでの印象がさらに強まる。 

大阪産業大学付属:全国大会を目指すなら、もう少し速さが必要かもという新人戦の頃よりは速くなっていたように思いました。

摂津:なかなかのものがあり、屈指の展開力を誇る仰星を、特に前半は幾度となく止めてました。

 

✳BK

体格

大阪桐蔭:熊谷での良く言えばシャープの、悪く言えば?スリムになって見えたのは気のせいかどうかということに関してこの日改めて見ると、やはり気のせいだったように思います😊

東海大仰星:個々の体が大きくなっているのかもという近畿大会の時より線の細い選手がやや目立ったように見えました。今までと違った選手が出てたのか単に気のせいかはなんとも?

大阪産業大学付属:総じて華奢に感じたという新人戦の頃よりは、各選手体格しっかりしていたかも知れません。

 

展開力

大阪桐蔭:同校歴代屈指かと思われるのがこれまでの印象でしたが、この日は序盤はそれまでよりやや動きが遅く見え、トライを重ねるにつれ、本来の動きが戻ってきたように思います。立ち上がりに課題が残ったかも知れません。

 

東海大仰星:新人戦、近畿大会と経るにつれ、仰星らしい姿に近づいて見えたというこれまでの印象がさらに強まる。 

大阪産業大学付属:なかなかのものがあったという新人戦の時以上に、巧みさだけでなく、速さもありました。

摂津:なかなかの展開スピードで、特に前半は幾度となく仰星を置き去りにしてました。

 

タックル

大阪桐蔭:この日も見事に低く刺さるタックルを幾度となく披露。一方で相手に詰めすぎのラインが元で簡単に裏をとられたり、はたまたスピードありトリッキーな動きも見せる相手を見すぎて突破を許したりと、相手ラインとの距離感に課題を残したかも知れません。

東海大仰星:この日も低く鋭く刺さっていましたが、一方で相手のスピードに対応できていない場面も目立ち、そうした相手への対応に課題を残したかも知れません。これもまた、全国クラスの相手に、良いシミュレーションになったかも知れません。

大阪産業大学付属:インパクトは感じずも低く当たることが出来てましたという新人戦の時と似たような感じでした。

 

 

キック

大阪桐蔭:この日もSO高本君ではなくCTB松山くんが主に蹴る。この日も精度はまずまずでした。それより気になったのがゲームの中での高本くんのキック。精度は高いですが相変わらずモーションが大きく、相手にタックル喰らっていろんな意味で大怪我につながりかねず、今後の要改善ポイントかも知れません。

東海大仰星:FBの選手が蹴る。それまでSOで起用されてた堀田君かなと思いながら見てました。こちらもまた、精度はまずまずでした。

大阪産業大学付属:新人戦の時と同じくSOの選手が蹴る。基本的には精度の高いキッカーに見えましたが、新人戦の時は結果には表れず。自身のセンスに自信をもっているように見えましたため、そこに集中力と慎重さが増せばと新人戦の時に思いましたが、この日はその慎重さを感じ、精度も高かったように思います。

 

 

大阪桐蔭:歴代で最も、冬の全国で優勝が期待できるチームかと思われるという印象に変わりはありませんが、この日はディフェンスに課題が残ったように思います。力の差がある相手に4トライは捕られ過ぎ、ディフェンスは攻略されたことを意味する数字かと思われます。スピードテクニックに長けたBK相手とのBKラインの距離感と捕まえかたに問題があったと思います。詰めすぎて裏をとられたり、見すぎて突破を許したりと。終盤のように相手を横へと走らせサイドに追いやる動きがもっと早い段階でできていれば、防げたトライもあったかと思われます。FWも後半のゲームメイクに課題が残りました。後半開始早々、相手に自陣深くに迫られること2度。相手はいずれもモール攻撃を選択。大阪桐蔭からすればこの時点で既に大量リードしており、相手がモールできてくれれば攻撃に時間がかかり残り時間がより多く減る可能性が高いわけですから、相手にモール攻撃をさせたこと自体は間違ってなかったと思いますが、2度とも安易にも感じるくらい、簡単に相手にしっかりしたモールを組ませてしまい、時間をかけさせることすら出来ずに2トライを奪われる。この場面、いずれもモールを組ませぬ努力は必要だったように思います。この日のディフェンスには、今季全国的に見ても単独トップではとさえ思うくらいの強さを誇りながら選抜を制することが出来なかった要因が凝縮されてたように感じました。

 

 

東海大仰星:Aシードクラスの力は身に付けつつあるとはいえ、現状はそこには至っていないというのが近畿大会までの印象。選抜では東福岡相手に敗れるも後半追い上げ、ひょっとして今期もAシードクラスの力を身につけたのかと推察するも、この日見る限りではこれまでと印象換わらずやはりまだそこまでには至っていない感じ。この日はそれまでとは違うメンバー、布陣に見え、いろいろ試している最中にも見えました。今はまだ連覇するまでの力は身につけていないように思いますが、まだまだこれからであり、今後その力を身につける可能性、時間、そして引き出しはまだまだ残されていると感じました。

 

 

大阪産業大学付属

旧チ━ムと同等か若干上位の力に見え、常翔の加減次第では、今年も冬の全国初出場のチャンスあると感じ、BKの選手に骨太感が出てくれば、単にスピード感あるだけでなく、仰星のような迫力ある展開ラグビーができるようになるかと思われるという新人戦の時に感じた課題の迫力がつきつつあるように感じました。攻撃だけなら全国制覇クラスの相手にも通用するかもで、花園予選でどの相手のとこに入るかにもよりますが、昨年以上に全国への道は近づいているという見方もできると思います。

 

摂津:スピードだけなら全国でも通じるものを感じました。全国出ればくじ運次第では元旦までこれる力はあるかもしれません。


大阪球道

2018-04-21 17:11:42 |  中学野球

遊撃手松尾君:守備動作になかなか切れがありました。

 

2年遊撃手川東君:ゴロをしっかり腰を落として捕球することができており、堅実さを感じました。

 

2年遊撃手小池君:やや腰高なのは気になりましたが、動きの鋭さ、後、肩に見るべきものがありました。堅実さの川東君、センスの小池君といったところでしょうか?

 

2年三塁手田河君:この選手もまた、動きに切れがありました。

 

1年北野君:ドカベン体型で飛ばす力があるだけでなく、変化球をうまくさばく柔らかさも感じました。