じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

北摂シニア 枚方シニア 河南シニア 高槻シニア 豊中シニア 福島シニア

2018-11-23 19:54:41 |  中学野球

✳北摂シニア

1中投永谷選手右右8:細身も股しっかり。スイング鋭い。外いっぱいも強くガツンとしばける。ストライド大きいベースランニングも魅力。肩も良い。ひとつひとつのプレーに丁寧さが今以上に増してくれば。投手としてもなかなか伸びのあるストレートに切れのあるスライダー投げる。本職センターだけあってフィールディング良い

2遊森本主将右右6:細身で背は高め。力入れずに一塁へ鋭い送球出来るため、怪我のリスクが少ないか。外角低めのボール球をスクイズ決めるなど、全体的にセンスを感じさせる。打ってもシュアなバッティング。課題は攻守に判断力かと思われます。

3投川原し選手右左1:長身細身も太股しっかり。上半身にも分厚さが出てくれば、全国クラスの強豪でも見栄えする体格に。大きく振っても低めを振っても軸がぶれない。手首の返しも強い。強くも柔らかくでも、鋭い打球飛ばす事ができる。投げても本格派で直球切れ伸び、そして強さあり制球力も高い。変化球も腕をしっかり振って投げる事が出来、切れもまずまずだが、全国クラスの高校でやっていくには、さらにその質を高めていく必要は、あるかと思われます。連投等でスタミナを考えて投げないといけない時に点差、打順等によって時に省エネ投法など抜き差し加減もまずまず。投打両面で魅力的、パッと見は野手向きに見えたが、脚力には課題がありそうな分、投手としての将来性が、より高そうに見える。全国クラスの高校での活躍の鍵は、フィールディングなのかもしれません。

4三山本選手右右5:細身で背は高め。強く大きく振って広角に長打性の打球打てる。詰まっても力でヒットにできる。ベースランニングに脚力を感じ、腕を後ろにしっかり振って走れるあたりに、体の強さを感じる。単にベースランニングが鋭いだけでなく、判断力にも光るものがあって見えた。

6左大森選手右右7:走塁判断とスタートの良さ光る。

8捕大山選手右右2:小柄で細身も特にお尻から下がしっかりした体格。強肩、顔付近でフライを捕れ、ベースランニングも鋭いため外野もいける。打球への反応も良い。

9、7二馬渕選手右右4:細身も背は高め。肩良くベースランニング鋭い。打っても振り切る意識の高さが詰まってもヒットにつながって見えました。

✳枚方シニア

1遊奈波選手右左6:華奢だがベースランニングなかなか

2二川畑選手右右4:小柄華奢もなかなかスイング鋭い。合わせる巧さも

4捕高橋つ主将右右2:小柄もガッチリしており下半身はもちろん上半身にも分厚さを感じる関西や首都圏の全国クラスの強豪校向きな体型。強肩でモーションも速い。フライへの反応鋭く球際にガッツ見せる。打っても強く大きく振ることが出来、軸がぶれないから相手に怖さを与える事ができる。走塁が課題だが見る限り、十分是正可能に見えた。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪でもレギュラーとして活躍するものかと、思われます。

6打一野田選手右右13:まだ一年生。小柄でドカベン体型。大きく振ることが出来、守ってはバント処理で鋭いダッシュ見せ、高い集中力を披露。走塁は課題に見えたが、左記側面からして十分改善可能に見えた。体がしまってくれば、上級生になってから楽しみな選手になる可能性を秘めているかと思われます。

7投中園選手右右16:まだ一年生ながらお尻から下などなかなかガッチリした体型。途中登板し、サイド気味のスリークォーターから伸びあり強さも感じるストレートを投げ込む。内を突くときにやや置きにいく感じになってしまうのは課題だが、上級生になってからが楽しみな選手かと思われます。

9中池田選手右右10:細身。まだ一年生ながらスイング鋭い

✳河南シニア

1三小松選手右左1:やや華奢も背は高め。力入れずに一塁へ鋭い送球出来るため、怪我のリスクが少ないかと思われます。球際もなかなか強い。打ってもガツンと強くしばける。ベースランニングも鋭い

3中井上選手右右3:華奢だがベースランニングなかなかのものがある。守備範囲広く動きのひとつひとつに鋭さがある。顔付近でしっかりとれるフライの乗り方も堅実。打ってもスイング鋭い

4投新留選手右右17:まだ一年生ながら割りとガッチリしており、特にお尻から下がしっかりしていた。途中登板でスリークォーターから正面から観てもなかなか強さ感じるストレート投げており、上級生になってからが楽しみな投手であると思われます。

5捕杉本選手右右9:華奢。肩良い。モーションも速い。打っても強く振れる

6投一首藤選手右左6:お尻から下がしっかりした体型。強く振って詰まっても力でヒットゾーンに

7、6左松尾選手右右4:顔付近でしっかりフライを捕れ堅実さを見るものに印象として与える。追い方、距離感も良い。肩強く正確な送球。

9投松尾選手右右18:華奢。オーバーハンドからなかなか切れのあるストレート投げる。体に太さ分厚さが出てくれば、もっと強いストレートが投げられるようになるかと、思われます。

✳高槻シニア

1遊和田選手右右6:やや細身も太もも等割りとガッチリした体型。送球等守備全般堅実で安心して見ていられる。フライに対する距離感も良いと9月はセンターで印象に残ったがこの日は遊撃手で出場。そこでも球際に強さ見せ、内外野どちらもいける事を示した。先日同様、打っても割りと強く振れるところを見せ、ストライド大きいベースランニングも印象に残った。

2中桝田選手右左8:細身も太ももの筋肉しっかりしていた。力を入れずにファーストへ低く速い球投げる事ができるため腕の怪我の心配は少ないと9月は三塁手として印象に残ったが、この日はそうした肩の強さを見込まれたのかセンターで出場。この日も肩の良さを見せる。

3捕岡村選手右左2:小柄で細身もガッチリ感あり。9月は印象に残ってなかったが、この日は軽く投げただけで二塁へ鋭い送球を披露。ベースランニングもなかなかストライド大きく良かった。バッティングが良くなれば、全国クラスの強豪でも通用する選手になるであろう。

4右沖村選手右右9:やや細身も太もも等割りとガッチリした体型。肩良くカバーリングも速いと9月に観たときは守備の印象が残っていたが、この日は強く振れるバッティングと鋭いベースランニングが印象に残った。

5一小林選手右左3:割りとガッチリした体型。9月に観たときは印象に残ってなかったが、強さと柔らかさを共に感じさせるスイングが印象に

6投新堀選手左左11:小柄でドカベン体型。強さと柔らかさを共に感じさせるバッティングと、鋭く迫力あるベースランニングが印象に。

✳豊中シニア

1中北島選手右右8:やや細身も割りと大柄。上半身にも分厚さが出てくれば。鋭いスイングで捕らえた打球球足速いと9月に見たとき印象に残っていたがこの日は加えて柔らかいバッティングも出来ることを披露。打順は9月の3番から1番に

2一井田選手左左19:華奢。9月に観たときは出てなかった選手。シュアなバッティング

3二牧野選手右右20:やや細身もガッチリした体型。9月に観たときは印象に残ってなかった選手。ストライド大きいベースランニング。膝元の強いストレートを脇をしっかり締めて強く鋭く振ってレフト線あっという間の打球に日々の素振りを感じる。広角に強く打てる。打順9月は四番からこの日は3番に。

4捕中村選手右右2:ガッチリしていて上半身下半身共に分厚さを感じた。強肩、モーションも速い。走塁が課題か。9月に観たときは印象に残ってなかった選手。打順5番から4番に

5三広崎主将右右10:小柄だが上下共に分厚さを感じる体型に日々の練習を感じる。こういう選手が、全国制覇クラスの高校でも活躍するものと思われます。強く振れる。詰まっても力でヒットにできそう。変化球にも体勢崩れずついていけるがそれを迎えにいくのではなく引き付けることが出来れば。ライナーでアウトでも走塁緩めず意識の高さを感じたと9月に観たとき印象に。この日も強く大きなスイングで相手に怖さを与える。加えてこの日は守っても地肩の強さを披露。残念ながらこの日は攻守に不振で途中交代となってしまったが、だからといってこういう選手が、全国制覇クラスの高校でも活躍するものと思われるという印象に変わりなし。9月は打順6番から5番に上がる。9月はファーストでの出場だったがこの日はホットコーナーを任される。

7右名田選手右左18:華奢。足早くバットコントロールもなかなか。9月に観たときは途中出場だった選手

9遊南郷選手右右4:小柄、華奢。低めの切れのあるスライダーにも割りとついていける。強いストレートにも振りまけない。9月に観たときは出てなかっあ選手。

✳福島シニア

1三遊池上選手右右1:華奢。ベースランニング鋭い

2左澤田選手右左16:華奢。シュアなバッティング。割りと強くも振れる。ここ一番のベースランニング鋭い。

3投左投當山選手右左8:やや細身もガッチリした体型。強くしばける。柔らかさでも遠くへ運べる。守っても球際落ち着いて処理。サードから力入れずにファーストへ鋭い送球できるため、野手でいった方が怪我のリスクが少なそうに見えたが、投げても本格派で肘をうまく使い、腕を大きく使って大阪桐蔭から早稲田いった徳山投手を彷彿とさせる強いストレートを投げ込む。

4一門脇選手右右3:細身もガッチリした体型。強く振れる。膝元のストレート脇しっかり締めて鋭く振り抜く姿にスイングの基礎数値の高さを感じさせる。ベースランニングもなかなか

5中山根選手左左1:華奢。ベースランニングなかなか

6捕平井選手右左2:割りと強く振れる。ベースランニングもなかなか


第98回全国高校ラグビーシード校予想

2018-11-19 21:46:57 | 高校ラグビー

西Aシード:大阪桐蔭、天理
東Aシード:桐蔭学園
西Bシード:東福岡 常翔学園 報徳学園 京都成章 石見智翠館 
東Bシード:流通経済大柏 春日丘 茗渓学園 早稲田実業 国学院栃木

 

✳西Aシード

選抜準優勝の大阪桐蔭は有力。もう1枠は天理と東福岡の争い。選抜での実績で勝ることと、国体を制した奈良の単独チーム御所実を破って出場を果たしたことから、ここでは天理を推しているが、テストマッチでは東福岡が勝っているようで、それも考慮されれば覆る可能性も。

 

✳東Aシード

 選抜を制した桐蔭学園が有力。同校以外であるとすれば流通経済大柏か。春期関東大会で桐蔭学園に善戦、国体予選では千葉が神奈川に勝って出場を果たしており、なくはない話かと思われます。

 

✳西Bシード

Aシードに選出されても不思議ない東福岡(もし同校がAシードに選ばれればその場合は天理)、前年覇者で選抜にも出場した東海大仰星に大勝して出場を果たした常翔学園、選抜ベスト8の報徳学園は有力、残り2枠を京都成章、大阪朝鮮、尾道、石見智翠館、佐賀工、長崎北陽台で争うかと思われるが、選抜、国体とも地区予選で敗退とはいえいずれも報徳や兵庫勢に惜敗の京都成章、同じく選抜、国体とも地区予選敗退だが春季大会で尾道に大勝している石見智翠舘が力はあるかと思われる分、やや優位かと思われる。大阪朝鮮は府予選決勝の内容が、シードに選ぶにはやや物足りない内容だったが、選抜予選で天理と接戦を演じた実績が評価されれば、選出の目もなくはない。佐賀工、長崎北陽台の九州勢2校については、ここまでの実績で優劣をつけるだけの決め手になるだけのものが見当たらず、共にシードされるかともにノーシードかのどちらかと推察される。

 

✳東Bシード

選抜で決勝トーナメントまで進出した流通経済大柏、春日丘、春季関東大会で流通経済大柏に善戦、国体にも県勢が出場した茗溪学園は有力。残り2枠を黒沢尻工、秋田中央、国学院栃木、早稲田実、日本航空石川あたりで争うかと思われるが、国体予選で千葉に善戦した跡がスコア見る限りでは見受けられ、栃木県予選の決勝のスコア見る限り、春先までよりチーム力を上げて見える国学院栃木、出てればBシードに選ばれていたと思われる国学院久我山相手に予選決勝で完勝し、久々の全国出場を果たした早稲田実の関東勢2校が、実績、実力とも他の候補校よりやや勝るかと思われる分、有利かと思われる。一角を崩すとすれば県勢として国体で5位に入った石川代表の日本航空石川かと思われます。


大阪桐蔭 大阪産業大付属 大阪朝鮮 同志社香里 常翔学園 東海大仰星

2018-11-18 10:04:34 | 高校ラグビー

✳FW

体格

大阪桐蔭:一列目はあんこ型揃いなどしっかりした体格の選手が多く感じたこれまでの印象から変わらず。ロックがやや細いのはラインアウトなど他の側面から観てるとむしろ効果的に見えるとの半年前の印象と変わらず

大阪産業大学付属:あんこ型揃いの一列目など、体格に穴なしという半年前の印象に比べ、第3列がやや線が細く見えたのが気になりました。

大阪朝鮮:大型でサイズに穴なしという半年前の印象より、こちらも第3列がやや線が細く見えたのが気になりました。ただ、前五人は迫力がありました。

常翔学園:第三列がやや細く見えるという半年前と印象変わらず

東海大仰星:半年前に観たときは線の細い選手が目立った感じもあったが、この日は特に前5人の迫力は圧巻のものがあった。

 

スクラム

大阪桐蔭:半年前はメンバーによって圧せたり圧せなかったりと不安定だったがこの日はメンバー代わっても終始圧せておらず、やや圧力を受けていた場面もあり、全国制覇に向け、やや課題、不安が残ったかも知れません。

大阪産業大学付属:半年前は全国クラスの大型FW相手互角にに渡り合ってましたが、この日はその日以上にやや勝ってさえ見えました。

大阪朝鮮:半年前同様、安定して相手より勝ってました。

常翔学園:いつみても今期はスクラムが強いという半年前の印象は、仰星のような全国クラスの大型FW相手でも変わらず。見た目のサイズで劣りながら、相手より低く速く鋭く当たることができてました。

東海大仰星:体格互角になるとかなり負けて見えたのが気になった半年前から変わらず。体格で勝っていながら終始マイボールで押し込まれてました。

モール、ラック

大阪桐蔭:半年前同様、ロックの選手がしっかりと柱になってました。自陣で踏ん張るモールラックはその場面そのものがなかったのも、半年前同様。

 大阪産業大学付属:大型FW相手に自陣で押し込まれるとひとたまりもなかった半年前と残念ながら印象変わらず。敵陣で押し込む機会を一度も作ることが出来ず。

大阪朝鮮:半年前同様、押し込むモールには良いものを見せる。踏ん張るモールは見る機会なし。

常翔学園:半年前同様、印象ありません。

東海大仰星:半年前まで同様、モールラックの印象そのものがありません。

 

集散の速さ

大阪桐蔭:決して遅いわけではなく速いのですが、選抜の頃ほどそれが分かりやすく目立たなく見えたのは半年前同様。ですが決してマイナスな印象はもたず。

大阪産業大学付属:全国大会を目指すなら、もう少し速さが必要かもという新人戦の頃よりは速くなっていたように感じた半年前と印象変わらず。

大阪朝鮮:至って普通で高いレベルを目指すのなら課題かもという3月から印象変わらずも、それまでよりは速さも感じられるようになったと半年前は思いましたが、この日はどちらかというと3月の時の印象に近い感じが。

常翔学園:及第点のものはありますが例年ほどではないという半年前の印象から激変、全国クラス、いや全国的に見てもこんなに速いチームいるのかというくらい、ちょっと怖いくらいに、見事な集散でした。

東海大仰星:新人戦、近畿大会と経るにつれ、仰星らしい姿に近づいて見えたというこれまでの印象がさらに強まった半年前同様、こちらも全国的に観ても出色の速さがありました。ただ、相手がさらに凄かったということかと思われます。

 

✳BK

体格

大阪桐蔭:しっかりした体格の選手が多い印象はこれまでと変わらず。CTB高本選手12が、半年前より明らかに骨太になっていたのが印象に残りました。

大阪産業大学付属:総じて華奢に感じたという新人戦の頃よりは、各選手体格しっかりしていたかも知れないと半年前には思いましたが、この日観ると、やはり華奢な選手が多かったように思います。

大阪朝鮮:全体的に線の細い選手が多く見えた3月より、個々の体格が随分しっかりして見えたようにも半年前には思いましたが、この日観ると、やはり線の細い選手が多く感じました。

常翔学園:半年前同様、線の細い選手が多かったです。

東海大仰星:半年前同様、線の細い選手が多かったです。

 

展開力

大阪桐蔭:半年前同様、前半は同校歴代屈指かと思われるのがこれまでの印象ほどの動きが見られず後半徐々にそれが戻ってきた感じでした。ただ、力の差がある相手に、着々と展開を重ねてる感があり、強さを十分に感じさせるものがありました。

大阪産業大学付属:なかなかのものがあったという新人戦の時以上に、巧みさだけでなく、速さもあったという半年前同様の展開ラグビーを見せてましたが、相手にじっくり見られてからは、一歩二歩はいけても、それ以上は難しくなってました。

大阪朝鮮:山なりのパスが目立つなど全国クラスのことを考えると物足りないものがあり、今後の課題かも知れませんという印象からさほど変わりませんでした。

常翔学園:例年ほどではなさそうという3月から印象は変わらずという半年前から印象が激変、全国クラス、いや全国的に見てもこんなに速いチームいるのかというくらい、ちょっと怖いくらいに、見事な展開でした。

東海大仰星:新人戦、近畿大会と経るにつれ、仰星らしい姿に近づいて見えたというこれまでの印象同様、見るべきものがありましたが、形成悪くなった終盤は、無理に狙いすぎて雑になり、ダメを押されるはめになってました。

 

タックル

大阪桐蔭:これまでのような目立った印象はありませんでしたが、半年前にトリッキーなハンドリングラグビーを展開する相手に前にギャンギャン行き過ぎて裏を突かれてトライを重ねられた時と同じ相手だったこともあり、そうした相手にその時と違い、組織でしっかりとブロックを作って見えたせいもあったと思います。マイボールスクラムが多く、数えてませんが相手がノックオンが多かった印象もあり、しっかり相手に刺さる事は出来ていたのだと思います。

大阪産業大学付属:この日は特に印象ありません

大阪朝鮮:特別印象はありません

常翔学園:3月はやや物足りなく見えましたがこの日はあたり勝つ場面が目立っており、3月よりよくなった点かも知れないという半年前の印象からさらに凄まじくなって見えました。

東海大仰星:低く鋭く刺さっていたという半年前からさらに鋭さが増していたように見えます。相手がノックオン多く見えたことにも表れていたと思います。

 

大阪桐蔭:歴代で最も、冬の全国で優勝が期待できるチームかと思われるという印象は変わりません。春はディフェンスに課題が残って見えましたが、半年経って改善されて見えました。相手をよく見ることが出来るようになって見えました。FW.BK共、まるでサッカーの如くポジションを試合の中で流動的に各選手移して見えたのは、これまでもそうだったのかも知れませんが、それまで印象にあまり残らなかった事でした。SOのレギュラーを勝ち取った嘉納選手のプレースキックは精度が高いだけでなく、失敗してもそれでイメージが出来、次に同じ方向から蹴れば難しい角度からでも確実に決めていたあたりに光るものがあり、レギュラーの座を勝ち取った要因のひとつに見えました。CTB高本選手のゲームの中でのキックは陣地など狙いにいくところと無理しないところ等、単にキックの精度が高いだけでなく、抜き差し加減にも感心するものがありました。この抜き差し加減、については、チームとしてのラグビーにも半年前よりずっと、感じられるものがありました。

 

大阪産業大学付属:大敗しましたが全国Bシードの力はあったように思います。大敗は相手が悪かった側面が強いかと思われますが、相手に自陣深くに蹴りこまれ、それを前に運ぼうとしたところを相手に前で潰されと、同じやられ方を終始繰り返しており、相手がやりたいことが早い段階で分かることは可能だったかと思われ、例えばキックゲームを挑むなど、試合中で対策を練ることは出来たかと思われます。そのキックでも、ギリギリを狙う必要のない場面で狙いすぎてチャンスを潰したり、もっとコースを狙うべき場面で大雑把なキックをしてしまい相手にチャンスを与えてしまったりもあり、相手を見る力と試合の中での抜き差し加減が、来期に向けての課題に見えました。

 

大阪朝鮮:Bシードクラスの力はあるかと感じたそれまでの印象と変わらずも、この日はそれを出し切れてないように見えました。このチームはFWを前面に押し出して戦った方がいいように感じた印象も、これまでと変わりません。

 

同志社香里:シードクラスの相手に善戦したと思います。FWだけでなく、BKも全体的に太さを感じる選手が揃ってました。

 

常翔学園:Bシードの力はあるという半年前の印象からぐんと力が増して見えました。例年の速さ鋭さ迫力が身に付いてくるかが飛躍の鍵というのが半年前の印象でしたが、それらを見事に身につけて見えました。体格面にまだ課題が残って見える分、Aシードクラスかと言われれば微妙なものがありますが、久しぶりに全国で期待できるチームになっているかと思います。

 

東海大仰星:Aシードクラスの力を身につけるまでには至っておらず、今はまだ連覇するまでの力は身につけていないように感じた半年前から残念ながら変わることは出来なかったということかと思われます。試合前のアップの姿を観たときは、大きさを感じ、覚醒を予感させて見えたのですが、開始早々に先手をとられ、終始後手に回ったことでパスなど難しくハイリスクハイリターンに過ぎるプレーをやろうとし過ぎて墓穴を掘り、ついには雑なプレーにつながり、最後には大敗につながって見えました。後手にまわった時にいかに冷静に普段通りのプレーをして局面を打開していくかが、来期に向けての課題かと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


改めて 2019センバツ21世紀枠各地区代表校予想

2018-11-17 20:38:05 | 高校野球

✳北海道

北海道大会ベスト4の釧路湖陵が進学実績も高そう?で有力かと思われます。

 

✳東北(青森 県立八戸工業高校 ベスト4岩手 県立千厩高校 ベスト8秋田 秋田修英高校 優勝山形 県立酒田東高校 ベスト16宮城 県古川高校 準優勝
福島 県立磐城高校 ベスト8)

実績で秋田修英、古川が優位も昭和46年夏の甲子園で、小さな大投手を擁して準優勝した磐城の話題性も捨てがたく、三つ巴が予想されるかと思われます。

 

✳関東(茨城 県立石岡第一高校 ベスト4栃木 県立今市工業高校 ベスト8群馬 県立伊勢崎清明高校 ベスト8埼玉 県立松山高校 ベスト16山梨 県立甲府城西高校 ベスト4千葉 県立佐倉高校 ベスト16東京 東亜学園高校 ベスト4神奈川 市立横浜商業高校 ベスト8)

早稲田実業の荒木、畠山水野等やまびこ打線の池田、KKのPLと甲子園を彩ったスターが次から次へと現れた昭和50年代の甲子園で、ジャンボ宮城に三浦といった好投手を輩出し、その当時の甲子園の名脇役として大会を盛り上げた横浜商業の復活なるかに注目が集まる。石岡一、今市工業あたりとの三つ巴が予想されるかと思われます。

 

✳北信越(長野 県飯山高校 ベスト8新潟 県立新潟南高校 準優勝富山 県立富山東高校 ベスト4石川 県立小松商業高校 ベスト4福井 県立金津高校 準優勝)

新潟南、富山東、金津による三つ巴が予想されるかと思われます。3校とも実績が十分なだけでなく、新潟南は1984年夏に甲子園に旋風を巻き起こした話題性、富山東は進学校、金津は2年連続の21世紀枠選出と、インパクトのある特色をもつ。

 

※東海(静岡 市立清水桜が丘高校 準優勝愛知 県立西尾東高校 ベスト4岐阜 県立岐阜高校 ベスト8三重 県立木本高校 ベスト8)

岐阜は県はおろか全国屈指の進学校と推察され、もし地区代表に選ばれれば、21世紀枠3校の中の有力な1校で有るかと思われる。だが、先日引退した元日本代表GK川口氏の母校清水桜ヶ丘、愛知県予選で壮絶な乱打戦を演じた西尾東も21世紀枠チックなキャラに見え、予断を許さない。

 

※近畿(滋賀 県立高島高校 ベスト8京都 府立京都すばる高校 ベスト8奈良 県立橿原高校 準優勝和歌山 県立南部高校 ベスト4大阪 府立八尾高校 ベスト16兵庫 市立六甲アイランド高校 ベスト8)

どこも決め手に欠き混戦。21世紀枠不毛の地、大阪から初の地区代表校が選出されても不思議なしかと思われます。

 

※中国(岡山 県立勝山高校 ベスト16鳥取 県立米子東高校 準優勝広島 県立大竹高校 ベスト16島根 県立平田高校 準優勝山口 県立萩商工高校 ベスト8)

進学実績の高そうな米子東が優位かと思われますが一般枠でも選出濃厚な点が考慮されると、他の学校にもチャンスが出てくるかと思われます。

 

※四国(香川 県立志度高校 準優勝愛媛 県立新居浜西高校 ベスト16徳島 県立富岡西高校 ベスト4高知 県立高知工業高校 ベスト8)

志度と富岡西の争いが予想されるかと思われます。志度は1981年夏準々決勝まで進出。現ソフトバンク監督の工藤氏と投手戦を演じた話題性、一般枠でも当確ラインぎりぎりに位置する富岡西は、それが逆に選考にどう作用するかもあり、予断を許さないかと思われます。

 

※九州(福岡 県立鞍手高校 ベスト16佐賀 県立鹿島高校 ベスト8長崎 鎮西学院高校 ベスト8熊本 県立熊本西高校 準優勝大分 県立津久見高校 ベスト4宮崎 県立都城西高校 ベスト8鹿児島 県立川内高校 ベスト8沖縄 県立普天間高校 ベスト8)

米軍基地の近くに学校がある普天間がこの地区の中心かと、推察されます。

 

 


生駒ボーイズ 橿原ボーイズ 洛北ボーイズ

2018-11-17 08:36:34 |  中学野球

✳生駒ボーイズ

1一山口選手右右11:細身のスポーツマン体型で背は高め。力入れてるように見えないスイングでも、軸がぶれない鋭いスイングで軌道も綺麗。試合でいかにそれを発揮するかが課題かも?守ってもグラブさばきうまく堅実。試合前のサイドノックで肩も強そうに見え、ショートかセンターあたりかと思うもファーストでの起用。全部目一杯の力で投げて見え、それだと怪我につながりやすくも思え、そのためのファースト起用かも?と邪推しながら見てました。

2二妹尾選手右右1:小柄も俊足。まもっても基本に忠実なグラブさばき。

3遊左川人選手右右18:やや華奢も下半身しっかり。バットコントロール巧みで低めの変化球うまくさばく。まもっても打球がよく見えており送球も正確。

 4投左中近藤選手右左17:長身やや細身も分厚さ、大柄感あり加えて体脂肪率が低そう。本格派。グランドレベルでみても速くて強いストレートは5月に観たとき以上に伸びも感じられるように。ストレートに重たさが感じられるようになれば、と5月には思いましたが、半年たってそれも感じられるように。スライダーも5月に観たとき印象に残ってましたが、加えて抜いた球もカウント球として有効でした。ただ、そうした球を投げるとき、腕が下がってしまう場面が目立ったのは、高校生になるまでに直すべき課題かと思われます。この日は際どいところを入れる事が出来ず2回で外野へまわされましたが、試合前の遠投で低い軌道でもセンターフェンス付近からライトポール際付近の相手めがけて低い軌道でも正確に相手の胸元に収める事ができる、大阪桐蔭などトップランクの強豪校の投手でもなかなかできない正確な遠投が、ひとつひとつの質の高い球種をいずれも際どいところに投げ込むコントロールの良さも生み出して見えました。それは投手としてだけでなく、外野からのバックホームでもいかんなく発揮されておりました。さらには5月には印象になかった打者としてもスイングスピード速く、ギリギリまで引き付け鋭く振り抜いた打球はライトへ高々と上がる放物線を描き、両翼92メートルのライトスタンドを遥かに越える特大のアーチへとつながる。二刀流としての資質の高さも見せつけた逸材は、全国トップクラスのどの強豪に行っても、早い段階から活躍、そして大きく注目される選手になるかと思われます。一年夏から、かもですし、もっと早くから注目されるかも?ですね😃

5三内藤選手右右5:ドカベン体型。相手に怖さ与える強いスイング。外角低めの変化球を力に頼らず左中間に運ぶうまさもある。手首の返しが強い?

6捕寺川主将右右2:ガッチリ体型。力入れてるように見えないスイングでも軸がぶれずに鋭く大きく軌道が綺麗なスイングができる。軽く投げただけで二塁へ鋭い送球が出来るので怪我の心配も少ないか?モーションも速い。

7右植村選手右左9:華奢だがインコースをうまくさばいて遠くへ飛ばす。守ってもフライの追い方、距離感が良い

9中投山内選手右右3:華奢だがサイドから伸びのあるストレート投げる。抜いた球も腕をしっかり振って投げる事が出きるため、緩急自在の投球ができる。打っても割りとパンチ力あり、外もうまくさばく。


✳橿原ボーイズ

1左右山田選手右左18:細身で背は高め。割りと強く振れる。それでいて巧みなバットコントロールも。抜き球にも軸がぶれずに振り抜く事ができる。守ってはイニング間のキャッチボールで常に相手の胸元に正確に収める姿に姿勢を感じる。フライに対する距離感も良い。

3三投岡西選手右左13:8月に観たとき、まだ2年生ながらガッチリしていて大型感ありと印象に。雰囲気もある。 強くガツンと振れるため、真正面でもグラブ弾く強い打球放つ事ができる。投げても本格派右腕として相変わらず威力ある球を投げており、8月は変化球に課題が残るからかと思われた打たれ方をしてましたが、この日はスライダーの切れもよく、右打者の内にそれを突くなど出し入れもできてました。

4捕中西選手右右14:やや華奢だが軽く投げただけで二塁へ鋭い送球。打っても鋭いスイングで飛ばす力あり。一方で力に頼らず逆方向にも長打性の打球打てる。

5遊酒井選手右右12:割りとガッチリした体型。難しいバウンドにも落ち着いて対応。グラブ巧み。打球をよく見ている。打ってもバットコントロール巧みで外の変化球うまく拾う。強くしばくこともできる。

7投左投鳫野選手左右17:華奢だがサイドから切れのあるストレートを、右打者の膝元に投げ込めるだけの制球力がある。

投古岡選手右利き19:華奢だがサイドから伸びのあるストレート投げ、抜き球も腕をしっかり振って投げる事が出来るため緩急自在。ただ、変化球投げるとき、腕が明らかに下がって見える事が時折あったのは、課題として残っているのかも知れません。


✳洛北ボーイズ

4投澤村選手右右5:大柄で小学6年生とは思えぬ逞しい体型。本格派右腕。終盤こそ球威落ち捕まってしまったもののストレートは伸びがあるだけでなく重たそうで力強さも十二分に感じられる。打っては両翼92メートルある左翼をあわや越さんかという迫力の放物線。残念ながらその打球は直前で急失速してしまったが、オーバーフェンスする日もそう遠くはないであろう。走塁に課題が残るもののこの先末恐ろしい大型選手をこの日、観たのかも知れません。