じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

生駒ボーイズ 橿原ボーイズ 洛北ボーイズ

2018-11-17 08:36:34 |  中学野球

✳生駒ボーイズ

1一山口選手右右11:細身のスポーツマン体型で背は高め。力入れてるように見えないスイングでも、軸がぶれない鋭いスイングで軌道も綺麗。試合でいかにそれを発揮するかが課題かも?守ってもグラブさばきうまく堅実。試合前のサイドノックで肩も強そうに見え、ショートかセンターあたりかと思うもファーストでの起用。全部目一杯の力で投げて見え、それだと怪我につながりやすくも思え、そのためのファースト起用かも?と邪推しながら見てました。

2二妹尾選手右右1:小柄も俊足。まもっても基本に忠実なグラブさばき。

3遊左川人選手右右18:やや華奢も下半身しっかり。バットコントロール巧みで低めの変化球うまくさばく。まもっても打球がよく見えており送球も正確。

 4投左中近藤選手右左17:長身やや細身も分厚さ、大柄感あり加えて体脂肪率が低そう。本格派。グランドレベルでみても速くて強いストレートは5月に観たとき以上に伸びも感じられるように。ストレートに重たさが感じられるようになれば、と5月には思いましたが、半年たってそれも感じられるように。スライダーも5月に観たとき印象に残ってましたが、加えて抜いた球もカウント球として有効でした。ただ、そうした球を投げるとき、腕が下がってしまう場面が目立ったのは、高校生になるまでに直すべき課題かと思われます。この日は際どいところを入れる事が出来ず2回で外野へまわされましたが、試合前の遠投で低い軌道でもセンターフェンス付近からライトポール際付近の相手めがけて低い軌道でも正確に相手の胸元に収める事ができる、大阪桐蔭などトップランクの強豪校の投手でもなかなかできない正確な遠投が、ひとつひとつの質の高い球種をいずれも際どいところに投げ込むコントロールの良さも生み出して見えました。それは投手としてだけでなく、外野からのバックホームでもいかんなく発揮されておりました。さらには5月には印象になかった打者としてもスイングスピード速く、ギリギリまで引き付け鋭く振り抜いた打球はライトへ高々と上がる放物線を描き、両翼92メートルのライトスタンドを遥かに越える特大のアーチへとつながる。二刀流としての資質の高さも見せつけた逸材は、全国トップクラスのどの強豪に行っても、早い段階から活躍、そして大きく注目される選手になるかと思われます。一年夏から、かもですし、もっと早くから注目されるかも?ですね😃

5三内藤選手右右5:ドカベン体型。相手に怖さ与える強いスイング。外角低めの変化球を力に頼らず左中間に運ぶうまさもある。手首の返しが強い?

6捕寺川主将右右2:ガッチリ体型。力入れてるように見えないスイングでも軸がぶれずに鋭く大きく軌道が綺麗なスイングができる。軽く投げただけで二塁へ鋭い送球が出来るので怪我の心配も少ないか?モーションも速い。

7右植村選手右左9:華奢だがインコースをうまくさばいて遠くへ飛ばす。守ってもフライの追い方、距離感が良い

9中投山内選手右右3:華奢だがサイドから伸びのあるストレート投げる。抜いた球も腕をしっかり振って投げる事が出きるため、緩急自在の投球ができる。打っても割りとパンチ力あり、外もうまくさばく。


✳橿原ボーイズ

1左右山田選手右左18:細身で背は高め。割りと強く振れる。それでいて巧みなバットコントロールも。抜き球にも軸がぶれずに振り抜く事ができる。守ってはイニング間のキャッチボールで常に相手の胸元に正確に収める姿に姿勢を感じる。フライに対する距離感も良い。

3三投岡西選手右左13:8月に観たとき、まだ2年生ながらガッチリしていて大型感ありと印象に。雰囲気もある。 強くガツンと振れるため、真正面でもグラブ弾く強い打球放つ事ができる。投げても本格派右腕として相変わらず威力ある球を投げており、8月は変化球に課題が残るからかと思われた打たれ方をしてましたが、この日はスライダーの切れもよく、右打者の内にそれを突くなど出し入れもできてました。

4捕中西選手右右14:やや華奢だが軽く投げただけで二塁へ鋭い送球。打っても鋭いスイングで飛ばす力あり。一方で力に頼らず逆方向にも長打性の打球打てる。

5遊酒井選手右右12:割りとガッチリした体型。難しいバウンドにも落ち着いて対応。グラブ巧み。打球をよく見ている。打ってもバットコントロール巧みで外の変化球うまく拾う。強くしばくこともできる。

7投左投鳫野選手左右17:華奢だがサイドから切れのあるストレートを、右打者の膝元に投げ込めるだけの制球力がある。

投古岡選手右利き19:華奢だがサイドから伸びのあるストレート投げ、抜き球も腕をしっかり振って投げる事が出来るため緩急自在。ただ、変化球投げるとき、腕が明らかに下がって見える事が時折あったのは、課題として残っているのかも知れません。


✳洛北ボーイズ

4投澤村選手右右5:大柄で小学6年生とは思えぬ逞しい体型。本格派右腕。終盤こそ球威落ち捕まってしまったもののストレートは伸びがあるだけでなく重たそうで力強さも十二分に感じられる。打っては両翼92メートルある左翼をあわや越さんかという迫力の放物線。残念ながらその打球は直前で急失速してしまったが、オーバーフェンスする日もそう遠くはないであろう。走塁に課題が残るもののこの先末恐ろしい大型選手をこの日、観たのかも知れません。