カープな毎日

カープファンのひとりごと。

お手上げ完敗

2009年08月07日 23時28分23秒 | 試合結果
阪神 010 200 001 4
広島 000 000 000 0
勝:能見6勝7敗
敗:齊藤6勝8敗

 ショックな北海道遠征から広島に戻り、心機一転して4位阪神との対戦でしたが、投打に元気なく3安打完封されて完敗でした。
 最近ようやく繋がり始めた打線でしたが、今日は阪神先発能見に全く手が出ず、6回1死まで無安打に抑えられました。
 終盤にようやく走者が出て、6回~8回は3イニング連続してチャンスを作りましたが、後続が打ち取られてしまい、9回は藤川に三者凡退に打ち取られて零封負け。
 先発齊藤は2回無死2,3塁のピンチも犠飛による1失点に抑え、大崩れせずに耐えましたが、4回に4安打を浴びてしまい、更に2点を失ってしまいました。
 7回からは久々に長谷川が登板し、2回を無失点に抑えましたが、9回に登板した小松がダメ押しの4点目を失ってしまいました。

 打線が打てば投手陣が打たれ、投手陣が抑えると打線が沈黙と、完全にチームの歯車が狂っています。こんな時は、ベンチが動いて、流れを変える必要があると思うのですが、そのベンチは無策のまま、ただ淡々と試合をこなしているように見えます。
 4回に1死から赤松が四球で出塁し、この試合始めての走者が出ました。走者は赤松で打席には天谷という、仕掛けるにはもってこいの場面ですが、ベンチは全く動かず、天谷をそのまま打たせて、最悪の併殺打となってしまいました。
 点差が3点あり、走者を大事にしたい気持ちは分かりますが、打線が能見を捕らえられていないことを考えれば、足で揺さぶるなり、何らかのアクションを起こすべきだったと思います。
 4回表に阪神は、1死2塁で金本が三盗を決めて、新井の適時打で得点を挙げたのと、全く対照的な攻撃でした。

 今のカープからは勝ちに拘る執念というか、意欲のようなものを感じることができません。何だか目標を失って、淡々と試合をこなしているように思えてしまいます。今の調子では、4位どころか6位横浜に抜かれる日も、そう遠くはないと思えます。
 中途半端に5位を死守するよりは、6位になって首脳陣やフロントが目を覚ますことを期待する方が、来季のためになるかもしれませんね。
 
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