ミス連発連勝止まる

広島 100 020 000 3
横浜 110 100 03X 6
勝：加藤康1勝
セ：山口3勝4敗14S
敗：大竹7勝5敗
本：[広島]栗原13号

　今日も初回にフィリップスの適時打で幸先良く先制したのですが、その後は攻守でミスを連発して自ら流れを手放してしまいました。
　同点の2回裏に石川が盗塁を刺すため2塁に送球した石原が悪送球、そこに赤松の失策も重なり、あっさりと勝ち越し点を献上。
　直後の3回の攻撃では無死1塁で赤松がバント失敗して走者を進められませんでした。
　大竹は4回に3安打で1点を失ったものの、栗原の2ランで追いついた5回以降は無安打に抑えて援護を待ちましたが、7回無死1塁で栗原が併殺打に倒れ、8回無死1塁では代走末永が牽制死でチャンスを潰して、勝ち越すことができませんでした。
　そして悪い流れは守備にも伝染して、8回無死1,3塁から3塁走者を狭殺した後に送球エラーで、決勝点を与えてしまいました。
　大竹は129球で完投しましたが、報われず黒星を喫してしまい、チームの連勝が止まってしまいました。

　これだけ攻守でミスを犯せば勝てるはずがありませんね。特に2回のミスはいけませんね。普通なら1死2塁で済んでいたところが、1点を取られてしまったのですから。今日の大竹は調子が良いとは言えない投球でしたから、攻守で盛り立てなければいけないところを、反対に足を引っ張ってはいけませんね。大竹はショックが大きかったことでしょうが、よく崩れずに投げたと思います。大竹の精神面の強さを感じましたね。
　
　攻撃では5度先頭打者を出しながら、得点に繋がったのは初回の1度だけ。確実に走者を進めることができず、得点圏に走者を進められませんでした。
　昨日までは面白いように打線が繋がりましたが、今日は一転して全く繋がりませんでした。やはり打線は水物ということなのでしょうが、今日の場合はそれだけではないと思います。
　初回は昨日までの流れを感じられたにも関らず、2回の守備でのミスで失点したことで、良い流れを断ち切り、横浜に渡してしまいましたね。その後はミスを引きずって、更にミスを重ねる悪循環に陥ったように思います。
　明日にもこの悪い流れを引きずらずに、気持ちを入れ替えて臨んで欲しいですね。