打線爆発！連敗止まる

巨人 014 000 000 5
広島 021 102 40X 10
勝：小松3勝3敗
敗：Ｍ．中村1勝2敗
本：[巨人]谷3号、[広島]フィリップス7号、小窪1号

　昨日の試合後は、ブラウン監督が球団批判ともとれる発言をして、不穏な空気が流れてしまい、今後が心配になりましたが、今日は打線が奮起しました。
　巨人に先制されても、打線が直ぐに逆転したのですが、先発齊藤が直後に4点を失うという、昨日の再現VTRのような序盤戦でした。
　しかし、昨日と違ったのはリリーフ陣が巨人の反撃を無失点に抑えたことです。中継ぎが粘ったことで、打線にも繋がりが出て、着実に得点を挙げて、ついに6回に石原の適時打で追いつき、代打緒方の犠飛で勝ち越しに成功。7回には4安打で4点を奪い、巨人を突き放しました。
　
　昨日の1イニング9失点のきっかけをつくった小松が、2番手で6回から2イニングを投げて、無安打無失点に抑える好投で、チームの逆転勝利を呼び寄せました。　　後半戦は調子を落としており、まともに抑えた試合がなく、疲れが出てきたかと思いましたが、今日は見事な投球でした。昨日の1/3回で3失点した屈辱のマウンドが、小松を成長させたのかもしれませんね。
　中継ぎが崩壊して苦しい時ですから、小松に復活の兆しが見えたことは嬉しいことですね。　

　打線が面白いように繋がりました。安打が出たイニングは全て得点を挙げるという無駄のない攻撃でした。
　6番フィリップスが3安打2打点、7番小窪が2安打3打点、8番石原が3安打2打点と下位打線が大当たりでした。上位が出塁し、下位打線が打つことで大量得点になったのですね。ただ、巨人は今季初登板の木佐貫でしたから、これで打線は大丈夫だと思ってはいけませんね。まだ気を抜かずに手堅い攻撃を忘れず戦ってほしいですね。
　
　フィリップスは昨日こそ無安打でしたが、その前2試合は複数安打を放つなど、調子が上向いてきましたね。ちょっと遅かったですが、ようやく本領発揮といったところでしょうか。
　ただ、マクレーンとフィリップスを併用することは賛成できません。マクレーンも調子を上げてきましたが、守備を犠牲にしてまで起用する必要はないと思います。
　どちらかをスタメンで起用し、もう1人は手薄な右の代打の切り札として起用することが良いと思います。