広島 000 110 000 2
巨人 000 033 00X 6
勝利投手:西村5勝
敗戦投手:バリントン11勝6敗
本塁打:[広島]天谷1号、石原2号
[巨人]阿部13号
先発バリントンは制球、球のキレ、テンポと全てがすばらしく、巨人打線に的を絞らせませんでした。3回に四球を与えた以外は、4回までパーフェクトに抑える好投でした。
打線は苦手西村に対して、3番天谷、6番石井を起用する左打者を並べる打線で臨むと、2回に石井が安打で出塁し、嶋が2塁打を放ちましたが、石井が本塁憤死で先制できませんでした。
しかし、4回に天谷が本塁打を放って先制すると、5回には石原も本塁打を放ち追加点を挙げると、1死後に東出と木村の連打で1,2塁とし、天谷が左前打を放つも、東出のスタートが遅れ本塁に戻れず満塁となりました。ここで栗原が三直併殺となり、西村攻略とはならず、試合の流れも変わってしまいました。
直後の5回裏に高橋由、小笠原の連打で無死1,2塁とされると、阿部に逆転3ランを打たれてしまいました。更に続く6回は、長野とラミレスの安打などで無死1,3塁とされたところで青木に交代しましたが、青木が高橋由に適時打を浴び、1死後阿部に四球を与えて満塁とすると、代打高橋信に2点2塁打を打たれて、決定的な3点を奪われてしまいました。
突き放されながらも打線は諦めず、代打松本の2塁打、木村の安打、天谷の四球で1死満塁として、反撃ムードが高まりましたが、栗原と丸が連続三振に倒れて反撃はなりませんでした。
4位中日も敗れたため、ゲーム差は0のまま変わらずですが、3位巨人とは2ゲーム差に開いてしまいました。
前半は完全なカープペースで試合が進みましたが、一つのミスで流れが完全に変わってしまいました。5回に石原が本塁打を放つと、カープが押せ押せムードとなり、東出と木村が連打を放ち追加点のチャンスを作りました。ここで天谷が左前へ安打を放ちましたが、東出が打球が落ちるのを確認してからスタートしたため、3塁止まりとなりました。
東出が3塁の緒方コーチを見てスタートを切れば、本塁に戻れたはずです。この小さな走塁ミスが試合の流れを変えてしまいました。満塁から栗原の打球は捕えていましたが、運悪く3塁古城のほぼ正面に飛んでしまい、2塁走者木村が戻れず併殺となり、追加点を挙げられませんでした。
巨人のように長打で得点できないカープにとっては、走塁が得点の大きな鍵となります。そこでミスが出てしまっては勝つことができないですね。
今日も勝てる試合を落としてしまい、巨人戦は1勝2敗と負け越してしまいました。前回の対戦に続き、今カードも一つ違えば3連勝出来た試合内容でした。今季の巨人戦はそんな試合が続いています。ミスで試合を落としていることから、チーム力に大きな差は無いと思います。次回対戦こそは、ミスのない野球でカードの勝ち越し、そして3タテをしてほしいですね
巨人 000 033 00X 6
勝利投手:西村5勝
敗戦投手:バリントン11勝6敗
本塁打:[広島]天谷1号、石原2号
[巨人]阿部13号
先発バリントンは制球、球のキレ、テンポと全てがすばらしく、巨人打線に的を絞らせませんでした。3回に四球を与えた以外は、4回までパーフェクトに抑える好投でした。
打線は苦手西村に対して、3番天谷、6番石井を起用する左打者を並べる打線で臨むと、2回に石井が安打で出塁し、嶋が2塁打を放ちましたが、石井が本塁憤死で先制できませんでした。
しかし、4回に天谷が本塁打を放って先制すると、5回には石原も本塁打を放ち追加点を挙げると、1死後に東出と木村の連打で1,2塁とし、天谷が左前打を放つも、東出のスタートが遅れ本塁に戻れず満塁となりました。ここで栗原が三直併殺となり、西村攻略とはならず、試合の流れも変わってしまいました。
直後の5回裏に高橋由、小笠原の連打で無死1,2塁とされると、阿部に逆転3ランを打たれてしまいました。更に続く6回は、長野とラミレスの安打などで無死1,3塁とされたところで青木に交代しましたが、青木が高橋由に適時打を浴び、1死後阿部に四球を与えて満塁とすると、代打高橋信に2点2塁打を打たれて、決定的な3点を奪われてしまいました。
突き放されながらも打線は諦めず、代打松本の2塁打、木村の安打、天谷の四球で1死満塁として、反撃ムードが高まりましたが、栗原と丸が連続三振に倒れて反撃はなりませんでした。
4位中日も敗れたため、ゲーム差は0のまま変わらずですが、3位巨人とは2ゲーム差に開いてしまいました。
前半は完全なカープペースで試合が進みましたが、一つのミスで流れが完全に変わってしまいました。5回に石原が本塁打を放つと、カープが押せ押せムードとなり、東出と木村が連打を放ち追加点のチャンスを作りました。ここで天谷が左前へ安打を放ちましたが、東出が打球が落ちるのを確認してからスタートしたため、3塁止まりとなりました。
東出が3塁の緒方コーチを見てスタートを切れば、本塁に戻れたはずです。この小さな走塁ミスが試合の流れを変えてしまいました。満塁から栗原の打球は捕えていましたが、運悪く3塁古城のほぼ正面に飛んでしまい、2塁走者木村が戻れず併殺となり、追加点を挙げられませんでした。
巨人のように長打で得点できないカープにとっては、走塁が得点の大きな鍵となります。そこでミスが出てしまっては勝つことができないですね。
今日も勝てる試合を落としてしまい、巨人戦は1勝2敗と負け越してしまいました。前回の対戦に続き、今カードも一つ違えば3連勝出来た試合内容でした。今季の巨人戦はそんな試合が続いています。ミスで試合を落としていることから、チーム力に大きな差は無いと思います。次回対戦こそは、ミスのない野球でカードの勝ち越し、そして3タテをしてほしいですね