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バリントンの気迫で連敗ストップ

2013年06月06日 21時29分32秒 | 試合結果
ロッテ 010 000 000 1
広島 000 011 02X 4
勝利投手:小野1勝
セーブ:ミコライオ1勝2敗10S
敗戦投手:唐川3勝4敗

 バリントンが連敗を止めるため気合の入った投球を披露しました。初回は安打と捕逸で1死2塁のピンチを迎えるも井口と今江を内野ゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。しかし2回2塁打と犠打で1死3塁とされると、岡田にスクイズを決められて先制点を奪われてしまいました。
 これで更に気合が入ったのか、3回から5回は無安打投球で一人の走者も出しませんでした。特に5回1死から岡田の投前セーフティーバントをダイビングトスしてアウトにするなど好プレーでチームを鼓舞しました。

 打線は唐川を捕えられず、4番のエルドレッドもブレーキになってしまいました。エルドレッドは初回2死2塁で二飛、4回1死1塁では併殺と期待に応えられず嫌な雰囲気でしたが、5回に2死1,2塁からバリントンの代打岩本が適時打を放って同点に追い付きました。

 6回からは小野が登板し、7回1死1,3塁のピンチを迎えるも、梵の好守に助けられて無失点で凌ぐと、6回無死1,3塁でエルドレッドの併殺の間に1点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 7回の1死1,3塁は代打中東と菊池が連続三振に倒れて無得点でしたが、8回に無死1,2塁から2死後に梵の2点2塁打で待望の追加点を挙げました。

 8回からは久々の勝ちパターンの継投で、8回を今村が1死2塁のピンチを招くも梵の好守に助けられ無失点で凌ぎ、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、長かった連敗トンネルを6で止めました。そして、この勝利で野村監督は監督通算200勝となりました。


 今日は中盤以降、打線に活気が出ていました。2番丸が2安打、3番松山が3安打、そして6番梵が3安打2打点と、この3人は今日の全得点に絡んでおり、連敗脱出の立役者です。
 この3人以外では、石原と代打岩本がそれぞれ1安打でしたが、他の選手には快音が聞かれませんでした。まだ打線自体は低調のままですが、一つ勝てたことでチームの雰囲気も変わるはずです。週末の西武戦では打線の奮起を期待したいですね。
 
 一方で4番のエルドレッドは完全にブレーキとなりました。4打席とも走者を置いての打席でしたが、初回と8回は凡退、4回と6回は併殺と良いところがありませんでした。本人のコメントでは調子は悪くなさそうですが、やはりまだ実戦不足なのでしょうか。緊急昇格は良くなかったかもしれませんが、今さらどうすることもできないので、早く調子を取り戻してもらうしかありませんね。


 今日はバリントンと始め、小野、今村、ミコライオの投手陣が良く守り抜きました。バリントンは1点こそ失いましたが、素晴らしい投球でした。5回を2安打1失点は素晴らしく、中盤以降の逆転劇に繋げました。
 特に5回の守備はバリントンの気迫を感じるプレーでした。このプレーが暗い雰囲気を払しょくしてくれたと思います。残念ながら今日も白星には恵まれませんでしたが、今度こそは味方がしっかりと援護してくれるはずです。
 ただ5回のプレーで腰を痛めて、降板したのは少し心配です。重傷でないことを願いたいですね。
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