カープな毎日

カープファンのひとりごと。

好機生かせず5連敗

2013年06月03日 22時06分44秒 | 試合結果
広島 000 000 010 1
オリックス 000 031 01X 5
勝利投手:ディクソン5勝2敗
敗戦投手:中村恭1勝3敗

 中村恭は制球が安定しませんでしたが、直球の力があり、毎回走者を背負うも粘りの投球でした。初回は2四球で1死1,2塁とするも李を併殺に、2回1死1塁も後藤を併殺に打ち取り、3回2死1,2塁では好調バルディリスを三振に、4回1死1塁もロッティーノを併殺に抑えて、4回まで無失点で凌ぎました。
 しかし、5回に2四球と安打で1死満塁とされると、内野ゴロの間とバルディリスの2点適時2塁打で3点を失って、この回でマウンドを降りました。

 打線は序盤に先制機を作るもあと一本が出ませんでした。2回2死2,3塁とするも堂林が三振、3回は1死2塁で丸に回るも三振、続く松山の安打で1,3塁とするも、廣瀬が遊ゴロに倒れて、どうしても欲しかった先制点を奪えませんでした。
 4回から6回はディクソンに1安打に抑えられて、またしても沈黙してしまいました。

 6回からは久本が登板するも、3安打で痛い追加点を奪われ、8回には調整登板のミコライオが自らの失策で1点を失ってしまいました。

 零封負けが頭をよぎり始めた8回に3番手佐藤達を攻めて、無死1,2塁から松山の適時打で1点を返すも、1死後にニックが併殺打に倒れてしまい、反撃はたったの1点止まりでした。

 これでついに5連敗となり、借金は今季ワーストを更新する9まで増えて、2ケタ借金が目前となりました。何とかここで踏みとどまらないと、このまま借金地獄に落ちてしまいます。選手には意地を見せてほしいですね。

 セ・リーグ6球団が交流戦を負け越していることで、順位に大きな変動がなく、ゲーム差もあまり変わらないことが、せめてもの救いですね。本当はこんな時に白星を重ねることで、上位との差を縮めることができるのですが…。でも今はそんなことを言っていられるほどの余裕がありませんね。

 カープは8安打、オリックスは9安打と安打数では1しか変わらないのですが、得点差は4もついてしまいました。もちろんオリックスは四球が7個あるので、当たり前かもしれませんが、それ以上にカープ打線が得点機で弱いことを痛感しました。
 4回までオリックスは拙攻を繰り返していたので、流れとしてカープに向いていたと思うのですが、2回と3回のチャンスを活かしきれず流れを掴み損ねました。これでは中村恭では耐えきれずに、5回に失点してオリックスのペースになってしまいました。

 昨日は安打さえ出なかったことを考えれば、8安打も放ったので、少しは上向いたとも考えられますが、やはり拙攻は気分が良くありません。早くスッキリとしたいですね。
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