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守乱で武内のプロ初勝利吹き飛ぶ

2013年06月28日 23時04分02秒 | 試合結果
広島 000 201 010 4
阪神 000 000 16X 7
勝利投手:渡辺1勝
セーブ:加藤1S
敗戦投手:ミコライオ2勝3敗13S

 今日昇格した武内が今季2度目の先発マウンドに上がると、制球はバラつきながらも力のある直球で阪神打線を圧倒しました。
 初回は先頭の西岡に四球を与えるも盗塁死で助けられると、その後は阪神打線に凡打の山を築かせました。5回には失策で無死1塁となりましたが、新井良を併殺に打ち取るなど落ち着いていました。
 6回まで無安打に封じていましたが、7回に大和に初安打を許すと、1死2塁からマートンに適時打を浴びて1点を失いましたが、後続は抑えて最少失点で切り抜けました。

 昨日は見事な逆転劇を演じた打線は、3回まで1安打に抑えられていましたが、4回に1死2塁から丸の適時打で先制点を挙げると、更に2死1,3塁から會澤の適時打も飛び出して、この回2点を挙げました。
 6回には2死2塁から松山の適時打で1点を追加すると、1点を返された直後の8回には2死1塁からエルドレッドの適時2塁打で1点を挙げて、再び3点差にリードを広げました。

 8回からは今井が登板するも1死1塁とすると、代打桧山に対して河内を投入しましたが、四球を与えて1,2塁とピンチが拡大してしまいました。ここでミコライオを投入するも、松山の悪送球で1点を失い、更に大和を投ゴロに打ち取りながら、2塁ベースカバーの安部がまさかの落球で満塁なってしまいました。
 内野ゴロの間に1点を失って1点差とされると、マートンに2点適時打を浴びて逆転され、今成にも2点3塁打を打たれて、この回6点を失ってしまいました。
 9回はあっさりと三者凡退に倒れて、またも勝てる試合を落としてしまい、好投した武内のプロ初勝利は目前で吹き飛んでしまいました。
 1日で4位に転落し、早くも自力優勝の可能性が消滅してしまいました。

 
 武内は素晴らしい投球でした。6回まで無安打投球には驚きました。直球がずば抜けて早い訳ではなく、制球も安定せずに甘い球があるなど、決して凄い投球ではありませんでしたが、阪神打線を抑えたのは、球に切れがあったということでしょう。
 細かい制球を意識し過ぎず、思い切り腕を振って投げたことが、好投の要因ではないでしょうか。
 残念ながら終盤の守乱でプロ初勝利は成りませんでしたが、今日の投球なら近いうちにプロ初勝利を挙げることができると思います。
 次回も先発のチャンスが巡ってくると思いますので、今日の投球を忘れずに次回に活かしてほしいですね。


 またしても8回に悪夢が待っていました。まるで3日前の再現のようでした。河内が四球を与えてミコライオを投入した時に嫌な予感はしましたが、まさか2連続失策で自滅するとは思っていませんでした。
 たぶん守っている選手たちも、3日前の逆転負けが残っており、余計なプレッシャーが掛かって焦りが出たのではないでしょうか。
 もちろん敗因は松山と安部の失策ですが、その前に河内が桧山に四球を与えてことが伏線になっていると思います。桧山を抑えるために投入しながらも、ストレートの四球はいけません。これが悪夢の再現の引き金になったと思います。
 最近の河内は調子が落ちているように思えるので、一度2軍に降格して再調整させてほしいですが、代わりの投手がいないという実情があるところが苦しいですね。こんな時に青木がいてくれれば…。などと思っていても仕方ないので、河内には早く復調してもらうしかありませんね。
 
 
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