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中崎先発初勝利

2013年06月08日 22時09分14秒 | 試合結果
西武 000 000 000 0
広島 000 100 00X 1
勝利投手:中崎2勝3敗
セーブ:ミコライオ1勝2敗11S
敗戦投手:岸2勝5敗
本塁打:[広島]エルドレッド3号

 中崎が昇格即先発しました。力のある直球で西武打線を寄せ付けませんでした。初回1死1塁から栗山を併殺に打ち取ると、その後は2回から6回まで無安打に抑え、失策による走者を1人出しただけの完璧な投球でした。
 疲れが見え始めたのか、7回に先頭のヘルマンに安打を許すと、2四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、代打スピリーを遊ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。

 打線は岸に対して毎回のように走者を出しましたが、適時打が出ませんでした。初回に2死1,2塁は岩本が左飛、3回2死2塁は好調の松山がニゴロに倒れて、得点を挙げられませんでした。しかし、4回にエルドレッドが本塁打を放って、ようやく先制点を挙げました。これで一気に岸を攻略したかったのですが、5回は丸が盗塁失敗、6回2死2塁は堂林が三振に倒れてしまいました。

 8回からは今村が登板し、2死1,2塁の同点機を迎えるも、牽制で2塁走者を刺してピンチを脱すると、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、虎の子の1点を守り抜きました。チームは6月初の連勝を飾り、中崎は先発での初勝利を挙げました。


 投打で復帰した戦力が力を発揮しました。先ずは前田健の離脱でチャンスを得た中崎が期待以上の投球を披露しました。最速149kmの直球が冴えて、西武打線を7回2安打無失点で7奪三振に抑えました。6回までは2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。7回にこの試合初めての四球を与えてピンチを迎えましたが。踏ん張りスピリーを打ち取りました。
 開幕前には先発候補として期待していたので、ようやく実力を発揮してくれました。中崎も自分の力で抑えて掴んだ勝利で、自信を付けたのではないでしょうか。先発投手が崩れる試合が多かったので、中崎の好投は嬉しい限りです。この投球を次回以降も続けて、ローテの座を守ってほしいですね。

 そしてエルドレッドが復帰3試合目で待望の本塁打を放ちました。打線は序盤からチャンスを逃していたので、このまま無得点では流れが西武に傾いてしまう可能性が高かったので、この1発は大きな意味があったと思います。これこそ野村監督がエルドレッドに期待していたものですね。
 そして、エルドレッドもこの本塁打で感触を掴んだのではないでしょうか。気分も良くなったと思うので、これからは試合を決める一打をどんどん打って、チームを勝利に導いてほしいですね。
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