カープな毎日

カープファンのひとりごと。

リリーフ炎上して逆転負け

2013年06月25日 21時59分21秒 | 試合結果
巨人 000 002 040 6
広島 120 001 000 4
勝利投手:アコスタ1勝
セーブ:西村2勝2敗17S
敗戦投手:河内1勝1敗
本塁打:[広島]安部1号

 巨人先発は苦手とする菅野が先発ということで、苦戦が予想されましたが、初回に安部、丸、エルドレッドの3連打で1点を先制すると、2回には1死満塁から坂本の適時失策で2点を貰って、序盤で3点を挙げました。
 しかし、その後は毎回安打を放つものの、後続が続かず追加点が奪えませんでした。3回と4回の2死1,2塁は石原とエルドレッドが共に三振に倒れてしまいました。

 先発の野村は甘い球がありながらも、要所を締める投球で巨人打線を抑えました。初回は1死1,3塁のピンチを迎えるも、阿部を併殺に打ち取り無失点で切り抜けると、4回無死1,3塁では阿部を三振、小笠原を併殺に打ち取って得点を許しませんでした。
 しかし、6回に2死2,3塁から阿部に適時2塁打を浴びて2点を失ってしまいましたが、7回まで投げて6安打2失点に抑える好投でした。

 追加点を奪えない打線は、1点差に追い上げられた直後の6回裏に、安部が本塁打を放って追加点を奪い、リードを2点に広げました。
 7回には2番手アコスタから1死3塁の得点機を作りましたが、堂林と會澤が三振に倒れてリードを広げることができませんでした。

 そうなると後はリリーフ陣で逃げ切りを図るだけでしたが、リリーフ陣が揃って乱調でした。8回から登板の今村は1死後に安打と四球で1,2塁のピンチを作ると、阿部は河内が三振に抑えるも、小笠原に四球を与えて満塁としてしまいました。
 ここでミコライオを投入するも代打矢野に2点適時打を浴び、更に村田に2点2塁打を打たれて逆転を許してしまいました。

 打線の奮起を期待しましたが、8回は山口、9回は西村に抑えられて、巨人に逆転負けを喫してしまいました。
 これで巨人戦は1勝8敗1分と歯が立たない状態になりました。今日の試合を含めて勝てる試合がいくつかはありましたが、ミスや継投失敗で落としており、完敗ばかりではないと思います。
 チーム力の差があることは確かだと思いますが、これほど対戦成績が偏るほどではないはずです。選手の苦手意識が動きを堅くしているのかもしれません。苦手意識を払しょくして、本来の動きを取り戻すことができれば勝てるはずです。気持ちを切り替えて、明日こそは勝ってほしいですね。

 直接の敗因にはリリーフ陣の乱調ですが、それだけは無く、打線が巨人を上回る13安打を放ちながらも得点はたったの4点だったこともあります。
 9回以外は毎回安打を放ち、無得点だった3回、4回、7回も得点圏まで走者を進めながら、後続が続きませんでした。特に7回は1死3塁で犠飛でも良い場面でしたが、連続三振という最悪の結果でした。
 巨人戦ではセーフティーリードは無いので、チャンスで確実に得点しないと今日のような逆転負けを喫してしまいますね。

 そしてもうひとつ、巨人に5個も盗塁を決められ、その全てが得点に直結している点は見逃せません。6回は1,3塁で盗塁を決められ2,3塁とされて、阿部に適時2塁打を打たれました。これは仕方ないとしても、8回は2度の重盗を決められて4失点に繋がったのは、明らかにバッテリーミスです。
 捕手が経験の浅い會澤だったことに、投手が勝負どころで打者に集中していた点を、巨人に付け込まれたと思います。
 本来ならカープがやるべき攻撃を巨人にやられてしまいました。少しの隙でも見逃さないところはさすが首位チームといったところですね。
 カープのバッテリーには、今日の失敗を次戦以降に活かしてほしいですね。
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