カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里が6回1失点の好投で投壊止める

2017年04月02日 22時25分25秒 | 試合結果
阪神 001 000 000 1
広島 202 000 50X 9
勝利投手:九里1勝
敗戦投手:能見1敗
本塁打:[阪神]糸井1号

 好調な打線は、初回に田中が安打で出塁し、菊池が適時2塁打を放ち先制すると、続く丸も適時打を放ち2点を先制しました。

 先発の九里は、初回に2死から連続四球を与えるも、原口を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、3回に糸井にソロ本塁打を浴びて1点を失いました。

 しかし、直後の3回裏に田中と丸の安打で1死1,3塁として、新井が適時2塁打を放って2点を挙げて阪神を突き放すと、九里は、5回に2塁打と連続死四球で1死満塁の大ピンチを招きながらも、原口を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、6回まで投げて6安打1失点の好投でした。

 7回は今村が三者凡退に抑えると、その裏に丸の2塁打と死球で無死1,2塁の得点機を作り、鈴木誠が適時打を放ちました。更に四球で満塁として、1死後敵失で2点を加え、代打堂林の2点適時打も飛び出して、この回5得点で試合を決めました。
 8回は薮田が無安打1四球で無失点で抑えると、9回はブレイシアが四球、安打、失策で2死満塁のピンチを招きましたが、最後は代打新井を右飛に打ち取って無失点に抑えて、阪神に快勝して、開幕カードを勝ち越しました。


 今日も打線が15安打9得点と繋がり、3試合連続の2桁安打と好調を維持しています。1番田中、2番菊池、3番丸の位打線は、計15打数10安打5得点と、出塁が得点に結びついています。
 特に田中は、初回に先頭打者として出塁して先制点を呼び込み、1点差に追い上げられた3回も先頭打者として出塁して中押し点に繋げました。
 その中でも3回の2得点は、試合展開の上でとても貴重な追加点になったと思います。前2試合で阪神打線を牽引していた糸井に本塁打を打たれて1点差に追い上げられた直後であり、この2点が無かったら流れが阪神に傾いていた可能性があったと思います。
 この3回の2点は、再び流れを呼び戻すとても価値ある得点であり、田中の働きが今日の勝利に繋がったと思います。
 今季もタナキクマルの上位打線が打線を牽引してくれそうですね。

 
 九里が、6回を投げて6安打1失点8奪三振の好投で、前2試合の投壊を止めました。ただ与四死球は4個と制球難の流れは続いていますが、走者を背負っても落ち着いて、しっかりと投げ切ったことで3併殺を奪って無駄な失点を防ぎました。
 毎回走者を背負いながらも、粘り強く投げ切って最少失点で切り抜けたことは、今季の九里の成長を感じました。開幕前には、緒方監督の評価が高かったですが、それを初登板の結果で示しました。
 次回登板でも今日のような投球を続けていければ、昨季の野村のように大化けして、ローテの柱になるかもしれないですね。

コメント