カープな毎日

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打線は驚異の粘りもあと1点及ばず

2017年04月30日 21時33分58秒 | 試合結果
広島 000 031 023 9
DeNA 205 000 12X 10
勝利投手:久保1勝
敗戦投手:九里2勝2敗
本塁打:[広島]西川1号、鈴木5号
    [DeNA]ロペス4号、エリアン1号、石川1号


 九里は、初回に2死から四球と安打で1,3塁とされ、暴投とロペスの適時2塁打で2点を失ってしまいました。更に3回には、死四球と安打で無死満塁のピンチを招き、筒香に適時打とロペスの満塁本塁打で一気に5点を失ってしまいました。
 4回も続投し、安打と四球で1死1,2塁とするも、梶谷を併殺に打ち取って、4回7失点で降板となりました。

 打線は、初回に安打と四球で1死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木誠と松山が連続三振に倒れて無得点に終わると、久保に4回まで3安打無得点に抑えられました。
 しかし、5回に2安打で1死1,2塁とすると、菊池の適時打、丸の一ゴロ、鈴木誠の適時打で3点を挙げて反撃を開始しました 続く6回には2番手須田から、2死後に2塁打と四球で1,2塁として田中の適時打で1点を返して4点差に追い上げました。

 5回からは中田が登板して1安打無失点に抑えると、6回は一岡が無死2塁のピンチを招きながらも、後続を断って無失点で切り抜けました。しかし、7回にブレイシアが2死からエリアンに本塁打を浴びて再び4点差となり、試合が決したかと思われましたが、直後の8回に三上から無死1塁として2死後に代打西川のプロ初本塁打で2点差としました。
 ところが、8回裏に薮田が四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に石川に2点本塁打を浴びて、点差が4に広がってしまいました。
 それでも粘る打線は、9回にパットンを攻めて、無死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放ち、更に連打と死球で2死満塁と攻めたてて、田中が押し出し四球を選んで1点差としましたが、最後は代打堂林が三振に倒れてあと1点届かず、乱打戦を落としてしまい、対DeNA戦は2カード連続で負け越しとなってしまいました。


 九里が、4回7安打7失点とまさかの大炎上となってしまいました。今日は制球が安定せず、7失点には3つの四死球が絡んでいます。初回の3失点は2死無走者から梶谷に与えた四球が発端となっており、もったいない失点でした。
 その後も修正できず、3回も四死球でピンチを拡大してしまい、満塁本塁打を浴びるという最悪の結果となってしまいました。
 前回登板も5回途中8安打4失点で降板しており、2試合連続で5回を投げ切ることができず、先発の役割を果たせていません。開幕から安定した投球を続けていましたが、疲れが出始めたのかもしれません。
 さすがに3試合連続KOとなるとローテから外れる可能性が高いので、次回登板は正念場となりそうです。九里らしい気迫を前面に押し出した投球で結果を残して、ローテに踏み止まってほしいですね。


 打線は、序盤に7点差を付けられながらも、中盤以降に驚異の粘りを見せて9得点を挙げ、最後も一打逆転というところまで追い上げました。このところ打線に元気がなく、貧打に苦しんでいましたが、今日は粘り強さが戻り、状態が上向き始めていることを感じました。
 今日で4月も終わりますので、月が替わる次戦からはまた仕切り直して、開幕直後のように逆転のカープとして最後まで諦めない戦いを見せてほしいですね。 
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