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西川の決勝打で連敗ストップ

2017年04月23日 21時50分45秒 | 試合結果
広島 030 000 130 7
ヤクルト 031 000 000 4
勝利投手:一岡1勝
敗戦投手:石山1敗
セーブ:今村1敗2S
本塁打:[広島]丸2号
    [ヤクルト]雄平1号

 初回に安打と四球で1死1,2塁の先制機を作りましたが、新井が三振、鈴木誠が左飛に倒れて無得点に終わりましたが、2回に2死から連続四球で1,2塁のチャンスを貰うと、田中が2点適時2塁打を放ち、更に送球の間に3塁に進塁すると、続く菊池がセーフティースクイズを決めて3点を先制しました。
 
 先発の九里は、先制した直後の2回裏に連打で無死1,3塁のピンチを招き、西田の適時2塁打と内野ゴロの間に2点を失いました。更に2死3塁から坂口に適時打を浴びて3点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 続く3回には雄平に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 勝ち越された直後の4回には無死1塁で九里が犠打失敗するも、田中の安打で1死1,3塁と好機拡大しましたが、菊池の二直で三走九里が飛び出して併殺となってしまいました。
 6回には安打と捕逸で1死2塁の同点機を作るも、會澤と代打エルドレッドが凡退して得点を奪えませんでした。

 九里は、5回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招いたところで交代となり、後を継いだ飯田が雄平に内野安打を打たれて満塁とピンチが拡大してしまいましたが、代わった中田が中村と西田を抑えて無失点で凌ぎました。

 7回に2死から丸が本塁打を放って同点に追いつくと、8回には敵失、安打、野選で無死満塁の大チャンスを貰い、1死後に代打西川が2点適時2塁打を放って勝ち越すと、田中も適時打を放って3点のリードを奪いました。

 6回から登板した一岡が2回を1安打無失点に抑えると、8回はジャクソンンが三者凡退に抑えて、9回は今村が振り逃げと四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、バレンティンを二ゴロに打ち取って、ヤクルトの逆転勝ちを収めて、同一カード3連敗を阻止するとともに、チームの連敗を4で止めました。

   
 打線が調子を落として貧打に苦しんでいましたが、2回にチャンスを貰って、田中が先制打を放つと、好走塁で3塁を落とし入れ、続く菊池が見事なセーフティースクイズを決めてカープらしい攻撃で3点を先制して、流れを掴んだかと思われましたが、ここまで安定感抜群だった九里が、直後に4長短打を浴びて3点を失って追いつかれると、続く4回に勝ち越されてしまい、打線も4回と5回に走者を出しながら得点に繋がらず、連敗中の悪い流れに戻ってしまいました。
 このままズルズルと行ってしまうかと思われましたが、7回に丸が起死回生の同点本塁打を放って流れを引き寄せると、8回に貰った得点機で今季初打席の西川が決勝打を放ちました。
 連敗中の悪い流れを断ち切ったのは、1軍に昇格したばかりの西川でした。もちろん7回の丸の本塁打も大きな意味がありましたが、連敗中は追いついても後ひと押しができずに敗れていただけに、しっかりと勝ち越し打を放った西川は、これから打線の起爆剤になるかもしれません。
 また、今日の勝利の立役者は西川だけでなく、5回の1死満塁の大ピンチを無失点で凌いだ中田の投球も大きかったです。勝ち越された直後の回だっただけに、ここで追加点を奪われると一気に流れがヤクルトに行ってしまうところでした。この場面で1点も与えなかったのは素晴らしいと思います。
 ここまで薮田が素晴らしい投球をしていますが、中田も加わればとても頼もしい中継ぎ陣になりますね、
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