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ヤクルトを3タテして7連勝

2017年04月09日 22時51分53秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 200 2
広島 001 000 50X 6
勝利投手:九里2勝
敗戦投手:星1敗

 九里は、初回に安打と犠打で1死2塁とされましたが、山田とバレンティンを抑えてピンチを脱すると、2回には安打と四球などで1死2,3塁のピンチを招きながら、谷内とオーレンドルフを抑えて無失点で凌ぎました。
 3回から6回までは無安打に抑える素晴らしい投球でヤクルト打線を翻弄しました。

 打線は、初回に安打と四球で2死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が三振に倒れて得点を挙げられませんでした。しかし、3回に1死後に田中が3塁打で出塁すると、2死後に丸が適時打を放って先制点を奪いました。
 5回には田中の2塁打と犠打で1死3塁としながら、丸と新井が凡退して追加点を奪えませんでした。

 好投を続けていた九里でしたが、7回2死から安打と四球で1,2塁とされると、代打大松に2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。続く2死2塁のピンチは、代打鵜久森を三振に斬って2失点で持ちこたえました。

 直後の7回裏に2番手星を攻めて、四球と敵失などで1死1,3塁のチャンスを貰うと、菊池の左飛をバレンティンが落球して同点とし、続く丸が適時打を放って勝ち越しに成功しました。更に3番手ルーキから新井と鈴木誠の連続適時打、エルドレッドの犠飛でこの回5点を奪ってヤクルトを突き放しました。

 8回はジャクソンが登板して、連打と四球で1死満塁の大ピンチを招きましたが、雄平と畠山を凡打に打ち取って無失点に抑えました。9回は中崎が連打を浴びて無死1,2塁とされるも、荒木を併殺に打ち取るなど、後続を断って無失点で凌いで、ヤクルトを3タテしました。
 チームは1分を挟んで7連勝となり、首位で並んでいた巨人が敗れたため単独首位に立ちました。

 
 7回の集中打は素晴らしかったです。四球と敵失で貰ったチャンスをしっかりと活かして、丸、新井、鈴木誠のクリーンアップが3連続適時打を放って、ヤクルトを突き放しました。
 最近は相手のミスを見逃さず、確実に得点に結びつけており、緒方監督の目指す隙の無い攻撃が出来ています。ミスから失点すると相手に与えるダメージが大きくなり、試合の流れをしっかりと呼び込めます。
 今の攻撃は、それができており、良い流れが出来ていることが、好調の要因なのでしょう。この攻撃をしっかりと継続させていけば、今季も大型連敗を喫することはなさそうですね。


 今日も九里が7回を投げて4安打2失点と素晴らしい投球をしました。低めを丁寧に突き、3回から6回までは無安打に抑えて、全く危なげない投球で、安心して見ていられました。開幕前に緒方監督が九里を高評価していた理由が良く分かりました。
 7回は2死無走者から四球が絡んで失点してしまったのは残念でしたが、2失点で止めたことは素晴らしかったと思います。この辺りが今季の成長の証かもしれません。
 この投球を続けていければ、初の2桁勝利も十分に狙えそうですね。
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