カープな毎日

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貧打に失策で3連敗

2019年07月02日 23時07分03秒 | 試合結果
ヤクルト 010 001 001 3
広島 000 100 000 1
勝利投手:小川3勝8敗
敗戦投手:九里3勝4敗
セーブ:石山1勝2敗10S
本塁打:[ヤクルト]中山3号、大村1号

 長野がベンチ入りせず、1軍を離れて2軍の中日戦に出場しました。高ヘッドコーチによると、状態が上がらないことによる再調整のための降格とのこと。
 今日は1軍登録抹消されませんでしたが、明日にでも抹消される見込みで、調整期間は決められておらず、復帰は打撃状態が上がってからとのことです。

 また、球団は、下水流外野手と楽天の三好内野手とのトレードが成立したと発表しました。
 下水流は、12年にドラフト4位でホンダから入団して、昨季は67試合に出場し、打率.263、4本塁打、12打点の成績を残してリーグ3連覇に貢献しましたが、今季はキャンプ中の故障で出遅れ、更に西川の外野転向や長野の加入などもあって、2試合の出場で4打数無安打の成績でした。
 三好は、11年にドラフト3位で楽天に入団し、遊撃を中心に2,3塁を守れる内野のユーティリティーで、昨季は主に守備固めとして70試合に出場しています。今季は17試合に出場しており、4打数1安打、0本塁打、1打点の成績でした。
 今季のカープは安部の不調もあり三塁が固定できず、遊撃の田中が不調でも代わりの選手がおらず、内野の選手層の薄さが露呈しており、今の低迷に繋がっています。また、菊池のメジャー移籍に備えた準備の意味合いもあって、チームとして即戦力の内野手が欲しい状況となっています。
 一方で、外野は人材が豊富で、2軍の選手には、なかなかチャンスが巡ってこない状況が続いています。
 下水流を手放すのは残念ですが、出場機会に恵まれるのであれば、本人にとってもも良いことです。楽天でも頑張ってほしいですね。

 試合は、先発の九里が2回に1死後中山に本塁打を浴びて先制を許しましたが、4回の無死2塁では村上と中山を連続三振に斬って、四球を挟んで吉田を投ゴロに抑えて追加点を与えませんでした。

 打線は、初回1死後に菊池が2塁打で出塁するも、西川と鈴木誠が凡退して無得点に終わると、3回にも2死後に四球と安打で1,2塁としながら、西川が三邪飛に打ち取られて得点を挙げられませんでした。
 しかし、4回に四球と安打で無死1,2塁とすると、バティスタの三塁線への当たりがベースに当たるラッキーな適時打で同点に追いつきました。なおも無死1,2塁の勝ち越し機でしたが、高橋大が一飛、會澤が三振、九里は捕ゴロに終わって追加点を奪えませんでした。

 九里は、6回に安打と暴投で2死2塁のピンチを招き、中村を遊ゴロに打ち取るも、田中が後逸して勝ち越し点を奪われ、6回を投げて4安打7奪三振2失点でマウンドを降りました。
 7回は遠藤が登板して、四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に代打雄平に右前安打を打たれるも、鈴木誠が好返球により2走を本塁で刺して無失点で切り抜けました。
 8回は中村恭が登板して、無死1塁で村上の投ゴロを処理したところで異変を訴えて降板しました。後を継いだ一岡が後続を断って無失点に抑えましたが、9回に島内が2死後代打大村に痛恨の本塁打を浴びて追加点を奪われてしまいました。

 打線は、小川に5回から7回までを三者凡退に抑えられて、8回はマクガフ、9回は石山にそれぞれ三者凡退に抑えらて、5回以降一人の走者も出すことができず、ヤクルトに惜敗して、引き分けを挟んで3連敗となりました。


 下水流のトレードに長野の2軍降格とチームの現状を変えようと試みましたが、全く効果は無く、打線が4安打では勝てるはずがありません。
 序盤の好機では適時打が出ず、4回には幸運な適時打で同点に追いつきながら、その後が続かないところに今のチーム状態の深刻さが表れています。
 投手陣は、先発九里が毎回のように走者をだしながらも、5回まで1失点と粘りながら、6回に打ち取ったはずの当たりが適時失策となってしまい、決勝点となってしまいました。
 打てない、守れないという状態は4月の時と同じです。月が変わればツキも変わるかと思いましたが、そんな単純ではありませんでした。今は試合をしたくないので、雨天中止になることを願うしかなさそうですね。

 試合前から、次々にチーム改革を行いました
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