カープな毎日

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森下がブルペンでスライダーを試投

2021年02月06日 20時41分31秒 | 日記

 春季キャンプ第2クール初日に森下が、今キャンプ3度目のブルペン入りして、今キャンプ最多の106球を投げ込みました。石原を相手に、持ち球の直球、カットボール、カーブ、チェンジアップに加え、新球のスライダーを5球、ツーシームを3球試投しました。

スライダーは1月の沖縄自主トレ中に前田健から握り方やリリースのイメージを教わり、三振を取るためカットボール以上に曲がる球がほしいとのことから習得を目指しているようです。

 投球後の感触については、全然良くなく完成度は0%とのことで、実戦で投げる精度には達していないようですが、本人も直ぐに習得できるとは思っていないようで、「後々のことを考えて。今シーズンだけじゃなく、野球をやる上で必要になってくるときが来たら。使える球が増えれば、投球の幅も広がってくると思う。」と話しており、将来を見越して持ち球を増やすために習得を目指しているようです。

 今キャンプでは、今持っている球種であるカーブ、チェンジアップ、カットボールの精度を上げることを目指しており、スライダーとツーシームの習得に拘りなこだわりはないとのことです。

 今持っている球種のレベルアップを図りながら、来季以降も睨んで新球の習得にも意欲を示すところに森下の向上心の高さを感じました。普通の投手なら2つの課題に取り組むことはできないと思いますが、森下であればできてしまうようが気がします。来季とはいわず、今シーズン中から実戦で投げるようになるかもしれません。

 今の持ち球の精度が上がるだけでも、相手は嫌だと思いますが、そこに新球が加われば、脅威になること間違いなしです。昨季以上の活躍は間違いなさそうですね。

  

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