ドラフト3位の大道が、プロ入り初の実戦形式となるシート打撃に登板して、打者5人と対戦して1安打に抑える好投でした。
評価が急上昇しているクロンを空振り三振に仕留めると、続く鈴木誠を二ゴロに抑えました。続く磯村には右前打を浴びるも、続く野間と正随を抑える上々の投球内容でした。
大道は、しっかりと腕が振れており、まだキャンプ序盤ながら直球は最速146㎞を計測した投げっぷりの良い強気の投球を佐々岡監督が高評価したとのことで、「腕の振りが変化球の時でも変わらずに投げ切れる。短いイニングのほうが適性があるのかなと思った」とリリーフへの配置転換を示唆しました。
調整段階とはいえクロンと鈴木誠の主軸候補にも臆することなく、しっかりと挙げ込める強気の投球はリリーフに適していると思います。今キャンプ最大のテーマであるリリーフ陣の立て直しへ大きな新戦力が出てきました。これからの実戦登板が楽しみですね。
7日のシート打撃に登板して打球が左前腕付近に直撃して負傷降板していた高橋昂が、第3クール初日の11日からリハビリ組の3軍行きとなる見通しとなりました。
今日の練習開始時にグラウンドに姿を現しましたが、別メニューで調整となっており、佐々岡監督によると軽症のようですが焦る必要は無いとの判断でリハビリ組に回ることになったようです。早く治して1軍に戻ってきてほしいですね。