阪神との練習試合が行われ、4-3で敗れて今季対外試合は1分けを挟み3連敗となりました。
先発はの森下は、今季初の実戦登板して、3回を投げて3安打無四球無失点で順調な仕上がりをアピールしました。
最速152㎞を計測した直球とカットボール中心の配球で阪神打線を封じました。初回は2死後に阪神のドラフト1位佐藤輝に2塁打を浴びましたが、続く陽川を三振に斬って無失点で凌ぐと、2回1死2塁、3回2死2,3塁と毎回得点圏に走者を背負うも、後続を断って得点を与えませんでした。
森下は対外試合初登板ながら、直球のキレや制球が素晴らしく、さらにピンチではギアを一段上げるシーズンさながらの投球でした。佐々岡監督も絶賛しており、何一つ心配する要素がありません。大瀬良の投球次第では、開幕投手の可能性も十分にありえそうです。大瀬良や九里も刺激を受けていると思うので、3人でハイレベルな開幕投手争いを見せてほしいですね。
2番手として4回から登板した床田は、2イニング目となった5回に糸井に死球を与えたところでトレーナーが駆け寄り、何らかのアクシデントにより緊急降板となりました。
ここまで順調な調整を進めていましたが、今日は1回0/3を投げて4安打、2四死球で3失点と精細を欠く投球内容だったことから、登板前から何らかの異変を感じていたと思われます。佐々岡監督によると明日詳細が分かるとのことです。軽傷であることを願いたいですね。
床田の降板により森浦が緊急登板すると、髙山俊に四球を与えたものの、後続を断って無失点で凌ぐ好リリーフを見せると、7回に登板した大道温貴は直球で三者連続三振に斬る素晴らしい投球を披露しました。
まだ主力打者の状態が上がっていないとはいえ、2人とも実戦登板は共に無失点と好投を続けており、さらに結果だけでなく内容も伴った素晴らしい投球を続けています。栗林に注目が集まっていましたが、森浦と大道の2人も1年目から貴重な戦力として計算できる存在になってきました。今キャンプ最大のテーマであった中継ぎ陣の強化は達成できるかもしれませんね。