秋季練習3日目は、初めて紅白戦が行われ、2軍から中崎、一岡、中田、薮田が合流して登板しました。
その中で一番の収穫は中崎の復調だったようで、白組の3番手として登板して最速150㎞の直球を軸に2回を投げて無安打無失点と完璧な投球でした。1イニング目は林を三飛、石原を右飛、大盛を左飛とテンポ良く三者凡退に抑えると、2イニング目も曽根を中飛、野間を一ゴロ、田中広を捕邪飛に打ち取ってマウンドを降りました。
本人も全部が良かった訳ではないとしながらも、しっかりと腕が振れて悪くなかったと手応えを得ており、佐々岡監督も球の強さがあったと高評価していることから、本来の力強い直球が戻ってきて復活が近いことを感じられました。
今季は投打とも課題が多く出たシーズンでしたが、その中で最後まで固定しきれなかったのはセットアッパーであり、シーズン終盤は島内、ケムナ、森浦らが日替わりで務めていましたが、ピンチを招いて失点するケースもあっただっただけに、経験豊富な中崎が復活してくれれば、これ以上心強いことはありません。
昨日はセットアッパー候補のターリーを獲得しており、来季は中崎、ターリー、栗林の勝ち継投を確立してほしいですね。