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小園と林が大幅増で契約更改

2021年11月29日 20時54分56秒 | オフシーズン

  小園と林の高卒3年目コンビが揃って契約更改交渉に臨み、小園は1,300万円増の年俸2,100万円で、林は900万円増の年俸1,500万円でそれぞれ契約を更改しました。

  小園は、今季開幕を2軍で迎えるも、田中広の不振もあり4月に1軍昇格すると、好調な打撃をキープして田中広から遊撃のレギュラーを奪い、113試合の出場で自身初の規定打席に到達して、打率.298、5本塁打、35打点と全ての打撃成績でキャリアハイの数字を残しました。 

 一方の林は、5月にチーム内の新型コロナウイルス集団感染により緊急昇格すると、好調な打撃でそのまま1軍に定着して三塁のポジションを奪って102試合に出場し、打率.266、10本塁打、40打点の成績を残しました。

 

 今季はシーズン序盤に打線が低調で貧打に苦しみましたが、その中にあってチャンスを得た小園と林が好調な打撃で打線を牽引し、小園はシーズン終盤には2番に定着して打線に欠かせない存在となり、林は鈴木誠がコンディション不良で欠場した時に4番を任されるなど、好不調の波を乗り越えて1軍でシーズンを完走して将来の主軸候補としての片りんを見せました。

 2人の活躍がなければ、8月下旬以降のチームの快進撃もなく、最下位になっていたかもしれないので、チームへの貢献度はかなり高く、大幅昇給は当然だと思います。

 鈴木誠がメジャー移籍する可能性が高いこともあり、2人とも更なるレベルアップにより今季以上の成績を残すことが周囲から期待されると思いますが、プレッシャーに負けず、来季は開幕からレギュラーとして1年を戦って、チームの顔と言われる選手に成長してほしいですね。

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