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九里がFA権を行使せず残留を表明

2021年11月22日 20時46分48秒 | オフシーズン

 九里が、マツダスタジアムで会見を開き、今季取得した国内FA権を行使せず、残留することを表明しました。

 球団は、九里と複数回交渉を重ねて慰留に努め、15日には佐々岡監督が大瀬良と共に食事に誘って慰留を行うなど熱意を伝えたことで、FA申請期間前に早期の結論に繋がりました。球団は、3年契約で出来高を含め総額6億5千万円程度と提示したとみられ、大瀬良と同じく投手では珍しい3年契約を提示したことからも、球団の意気込みが伝わりました。

 九里は、決断の理由について、3連覇した時も日本一になれなかったことから、カープで日本一になりたいという気持ちが強かったとカープへの愛着を示しました。

 九里は、大瀬良のように目立つ存在ではありませんでしたが、入団以来、チーム状況によって中継ぎと先発の両方をこなし、影ながら投手陣を支えてきました。昨季からは先発に専念すると、2年連続規定投球回を達成し、今季は13勝を挙げて最多勝を手にして、ローテの軸としてチームを支えました。さらに九里は、成績もさることながら、強靭な身体で故障による離脱が無く、チームにとっては本当に心強い存在です。

 大瀬良も残留が決まり、来季も大瀬良、九里、森下の3本柱が先発陣を支えてくれるので、先発投手陣は心配無さそうで良かったです。

 九里の残留により、今季FA権を取得した大瀬良、九里、堂林の3人全員がFA権を行使せずに残留が決まり、今オフの最大の懸案事項が解決しました。あとは、鈴木誠の去就だけですが、移籍が確実であることから、穴を埋める補強がどうなるかが今後の焦点ですね。

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