カープな毎日

カープファンのひとりごと。

床田と中村祐が開幕ローテ当確

2021年03月17日 23時07分18秒 | 日記

広島 054 000 101 11
ヤクルト 000 000 000 0
勝利投手:床田1勝
敗戦投手:石川2敗
本塁打:[広島]石原1号

 ヤクルトとのオープン戦に床田が先発して、3回2死後に連続四球で1,2塁のピンチを招くも青木を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回を投げて1安打2四球1奪三振無失点の好投でした。

 5回からは中村祐が登板すると、6回には無死1塁から太田、山田哲、村上を三者連続三振に斬るなど、4回を2安打無四球5奪三振無失点の素晴らしい投球を見せました。

 9回は栗林が登板して1回を三者凡退に抑えてヤクルト打線を零封しました。

 打線は、鈴木誠がスタメン4番指名打者として復帰すると、2回に鈴木誠の安打をきっかけに無死1,2塁として、松山、石原、菊池涼の適時打で一挙に5点を挙げました。

 続く3回も鈴木誠の四球から2死2,3塁として、メヒアの適時打と石原の3点本塁打で4点を奪いました。7回にもメヒアの適時2塁打で1点を追加し、9回は暴投で1点を挙げて、11安打11得点と打線が繋がりました。

 

 床田は、最速146kmの直球を軸に緩急を付けて、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて4回1安打無失点に抑えると、中村祐も直球と変化球の切れが良く、また制球も安定しており、ヤクルト打線を翻弄して、4回2安打無四球無失点で5三振を奪う快投でした。

 佐々岡監督も2人について、開幕ローテ入りを認めましたが、2人とも次回は2軍で開幕前最終登板を予定しており、その投球次第ではローテの入れ替えを行う可能性も示唆していることから、最終決定ではないようです。しかし、他の投手が2人を逆転して開幕ローテ入りするにはそれなりの投球をしないといけないので、難しいと思われます。

 これで開幕ローテ6枠のうち5枠が決まりました。残り1枠の最有力は野村となっており、明日から1軍に合流するようです。21日のオープン戦最終戦で快投を見せて1発で決めてほしいですね。

 

 また、栗林も9回に登板して1回を無安打無失点と好投して、オープン戦は3試合に登板していまだに無安打無失点と完璧な投球を続けています。佐々岡監督は、誰かは明かしませんでしたが、守護神を決めているようで、明日公表するとのことです。ここまでの投球内容やマウンドさばきを考えると、栗林が守護神の最有力筆頭候補であることは間違いないでしょう。

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森浦の開幕1軍決まる

2021年03月16日 23時14分35秒 | 日記

広島 000 000 000 0
西武 010 000 00X 1
勝利投手:松本2勝1敗
敗戦投手:森下1勝1敗
セーブ:ギャレット1S

 森下が西武とのオープン戦に先発して、初回を三者凡退に抑えましたが、2回は三塁に入ったクロンの悪送球に安打と四球で無死満塁のピンチを背負うも、木村の併殺の間の1失点で凌ぎました。さらに、5回には2安打と四球で1死満塁のピンチを招きましたが、山川を三振に斬ったところで降板となりました。

 この2死満塁のピンチで森浦がマウンドに上がり、栗山を二ゴロに抑えて無失点で凌ぎ、森下は4回2/3を投げて6安打3四球1失点でした。

 森浦は6回も続投して三者凡退に抑えると、7回をケムナ、8回を塹江がそれぞれ1回無失点に抑えました。

 打線は、鈴木誠が休養のため今日のスタメンを外れたこともあり、7安打放ちながらもチャンスであと1本が出ずに、2試合連続で零封されてしまいました。

 

 森下は、3四球を与えるなど制球に苦しみましたが、最速152kmの直球にカーブ、カットボールなど変化球を織り交ぜてピンチでは要所を締める投球で、失点は2回の失策から迎えたピンチの場面で併殺の間の1失点だけに抑えるところは流石です。

 5回の1死満塁のピンチでは4番山川を空振り三振に仕留めたところで降板しましたが、これは球数が90球を超えたことと、森浦をピンチの場面で起用したかったというベンチの意向であり、そのまま続投していても次打者栗山を抑えていたと思います。

 ここまで実戦登板は、ほぼ完璧な投球を続けており、今日は調子が悪かったからと言って何も心配はありません。むしろ、オープン戦で悪いところも出た方がシーズンに向けての課題や反省点も見えてくるので良かったと思います。今季も森下は、エース級の活躍間違い無しですね。

 

 森浦が、5回2死満塁のピンチで登板して、左の栗山を二ゴロに打ち取り、見事に無失点で切り抜けました。続く6回のマウンドにも上がり、キレの良いスライダーやチェンジアップなどで2奪三振の三者凡退と完璧な投球を披露して、回跨ぎも問題なくこなしました。

 佐々岡監督は、リリーフとしての適性を見るため、敢えてピンチの場面で起用したようで、首脳陣から与えられたテスト登板に100点満点の快投で応えたことから、佐々岡監督は森浦の開幕1軍入りを明言しました。

 森浦は、現在のリリーフ陣では貴重な左腕ということで、今日のようにワンポイントやロングリリーフとして回跨ぎで起用されると思われます。森浦のようなリリーフ投手が控えてくれていると、とても心強いです。今季のブルペン陣は一気に層が厚くなりましたね。

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遠藤が2軍降格

2021年03月14日 21時16分11秒 | 日記

日ハム 000 100 001 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:伊藤1勝1敗
敗戦投手:九里1敗
セーブ:村田1S
本塁打:[日本ハム]中田2号

 先発の九里は、4回2死から中田に本塁打を浴びるも、直球の他、カットボール、ツーシーム、カーブなど多彩な変化球で日本ハム打線に凡打の山を築かせ、5回を投げて4安打1失点の好投で順調な仕上がりをアピールしました。

 2番手で登板した遠藤は、9回2死2塁から適時打を浴びて1点を失うも、4回を投げて4安打1失点と上々の結果を残しましたが、試合後に2軍降格が決まりました。

 打線は、鈴木誠や堂林が欠場したこともあり、日本ハム先発の新人伊藤に7回を4安打に抑えられて7三振を喫して得点を奪えず、今季オープン戦初の零封負けを喫しました。

 

 遠藤は、4回4安打1失点と結果としては悪くありませんでしたが、直球の球速は140km台前半と球威が無く、佐々岡監督は「球の力やキレはないように見えた。コントロールもアバウトだった。逆球でたまたま抑えていた」と厳しい評価をしており、奮起を促すために2軍降格になったと思われます。

 他のローテ候補の出来と遠藤の巻き返し次第では開幕ローテ入りの可能性が残されているようですが、2軍で今日の評価を覆す一発回答の投球をしないと難しいと思われます。残りは3枠で候補に残っているのは、床田、野村、中村祐となったことから、開幕ローテがほぼ固まったと見て良いと思われます。

 

 堂林が2試合続けてベンチから外れました。昨日に続き、今日も全体練習に姿を見せなかったとのことで、蔦木トレーナーによると、コンディション不良で少し別メニューで調整することになり、16日からの関東遠征には同行せず、治療に専念するようです。この時期に1週間以上実戦から遠ざかることになるため、開幕1軍は微妙な状況となってしまいました。

 堂林が開幕に間に合わないことを想定して、メヒアが1軍に合流し、3塁のスタメンには2試合続けてクロンを起用しました。今日はフル出場して守備機会は1回ながら難なく処理しました。

 首脳陣は堂林の3塁スタメン起用を想定していたはずであり、ここまでのオープン戦は全体的に打線が低調で、今日は零封されているだけに、堂林がこの時期に離脱するのは痛いです。代役がメヒアでは少し心許ないだけに、堂林には早く復帰してほしいですね。

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大瀬良が5回1安打無失点の完璧な仕上がり

2021年03月13日 21時04分19秒 | 日記

日ハム 000 000 001 1
広島 000 002 01X 3
勝利投手:中田1勝
敗戦投手:金子2敗
セーブ:大道1S

 スライドで先発した大瀬良は、5回を投げて日本ハム打線を1安打に封じて無失点に抑えると、6回は1軍昇格したばかりの中田が三者凡退に抑え、7回をコルニエル、8回を島内がそれぞれ無失点に抑えました。

 9回は大道がマウンドに上がるも、2死後に連続長短打を浴びて1点を失いましたが、最後は渡邉を三振に斬ってプロ初セーブを挙げました。

 打線は、6回無死1塁から田中広が適時3塁打を放って先制点を挙げると、正随の二ゴロの間にもう1点を追加しました。8回には高橋大が1死2,3塁から適時打を放ち追加点を挙げました。

 

 大瀬良は、直球を軸に変化球を効果的に織り交ぜながら、日本ハム打線を翻弄し、5回を投げて1安打毎回の9奪三振で無失点と素晴らしい投球内容でした。経験があるとはいえ、スライド登板のため調整が難しかったと思いますが、その影響を感じさせない投球内容で、2回には中田、渡邉、大田を三者連続三振に斬ると、5回には中田の2塁打で無死2塁のピンチを迎えるも、渡邉を遊ゴロに打ち取り、1死3塁から大田と清宮を連続三振に斬って、ピンチを無失点で切り抜けました。

 本人も直球、変化球とも良い精度で投げられたと満足のいく投球だったようです。これで対外試合3試合連続無失点と好投が続けており、調整は順調そのもので、調整が良すぎてシーズンに入ってから打ち込まれるのではないかと不安になりますね。次回は19日のソフトバンク戦で開幕前の最後の登板を行い、3年連続開幕投手を務める26日の中日戦に臨むことになりそうです。今の状態を開幕後も続けて、チームを白星に導いてほしいですね。

 

 守護神候補の大道が9回に登板して、1回を投げて2安打2奪三振1四球1失点とプロ初の失点をするも、埔里初セーブを挙げました。簡単に2死を取るも、松本に2塁打を打たれて実戦初安打を浴びると、野村に適時打を浴びて1点を失い、続く近藤には四球を与えて1,2塁と再びピンチを招きましたが、最後は渡邉を三振に斬ってリードを守り切りました。

 ここまで好投を続けていましたが、ついに打たれてしまいましたが、失点後のピンチでもしっかりと腕を振って渡邉を三振に抑えて最少失点で切り抜けました。オープン戦中に打たれなくても、シーズンが始まれば必ず打たれる時がくるので、今のうちに打たれておいて、打たれた後の切り替えができるようになっておいた方が良いと思っていたので、この失点する場面があって良かったと思います。これで真のリリーフ投手になったのではないでしょうか。

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中田と床田が1軍昇格

2021年03月12日 21時09分55秒 | 日記

 日本ハムとのオープン戦は、雨天中止となり、先発予定だった大瀬良は、明日の同戦にスライド登板することになりました。

 キャンプ終盤に中継ぎに配置転換となり、10日の阪神とのオープン戦で1回を投げて6安打5失点と大乱調だったスコットが昨日2軍降格となり、今日は9日の阪神とのオープン戦で先発して4回を投げて8安打5失点だった矢崎の2軍降格も決まりました。

 代わりにコンディション不良により2軍調整となっていた床田と中田が1軍に昇格することが決まりました。一方で11日の教育リーグで5回を投げて無失点と好投した野村の昇格は見送られました。

 床田は、6日の教育リーグで実戦復帰し、11日の試合では2番手として4回を投げて2安打1失点と好投しており、視察した佐々岡監督もキャン中と遜色ない状態であることを確認したことから昇格が決まったようです。

 一方の中田は、教育リーグでは2試合に登板して計2回を投げて無失点と結果を残したことから昇格となったようです。

 

 キャンプ終盤の練習試合からここまでのオープン戦では、数多くいた先発と中継ぎ候補が、首脳陣の期待に応えられない投球を見せたことから、1軍と2軍の入れ替えが頻繁に行われるようになりました。今回昇格した床田と中田には開幕1軍入りに向けてオープン戦で必死に結果を求めてほしいですし、今1軍の選手達も結果が出ないと降格になる危機感を持って、チーム全体が緊張感のある戦いをすれば、レベルアップすると思います。開幕まで残り2週間となり、これからが開幕1軍入りを掛けた熱い戦いを見せてほしいですね。

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フランスア離脱で守護神争い混迷

2021年03月10日 22時57分04秒 | 日記

広島 000 210 000 3
阪神 003 050 10X 9
勝利投手:齋藤 1勝
敗戦投手:スコット1敗
本塁打:[阪神]佐藤輝2号

 先発の中村祐は、初回と2回は走者を出しながらも無失点で凌ぎましたが、3回に2塁打と四球で無死1,2塁として近本に適時2塁打を浴びて、さらに2,3塁では糸原とマルテに共に中犠飛に打たれてこの回3点を失いました。続く4回は走者を出すも無失点に抑え、4回を投げて4安打3失点でした。

 2番手としてスコットが登板して、先頭を安前で出塁させるも、石原が盗塁を刺して走者が無くなりましたが、連続長短打と四球で1死満塁のピンチを招いて、大山の遊ゴロの間に1点を失い、更に2死2,3塁からサンズに2点適時2塁打を浴び、続く佐藤輝には2点本塁打を浴びて、1回を投げて6安打5失点と炎上しました。

 その後は、森浦、ケムナ、栗林と繋いで、阪神打線を1安打無得点に抑えました。

 打線は、3点を追う4回1死後に西川の四球、松山の安打、林の死球で1死満塁とすると大盛が適時打を放ちました。続き5回は敵失から1死2塁として西川が適時打を放って同点に追いつきました。

 球団は、フランスアが9日に広島市内の病院で「右膝内側半月板部分切除」の手術を受けたことを発表しました。一般的に練習再開まで約1カ月を要するとのことで、開幕1軍は絶望となりました。

 フランスアは、母国で新型コロナウイルスに感染して、来日が1月下旬となり、2月11日から2軍春季キャンプに合流していましたが、まさか手術を受けていたとは驚きました。

 開幕守護神最有力とされていたフランスアが離脱となったことから、佐々岡監督は、現在守護神テスト中の栗林、大道、塹江から選ぶ意向を示し、決定時期については、オープン戦の最後までとしました。

 今日の試合では、栗林が8回に登板して、最速150kmの直球とフォークが冴えて、1回を投げて無安打無失点と完璧な投球を披露しました。先頭の長坂をフォークで左飛、木浪はカットボールで遊ゴロに打ち取ると、板山にはフォークで空振り三振に斬る危なげない投球内容で、守護神に向けて大きくアピールしました。

 まだ、大道や塹江も登板機会があるので、今後の内容と結果次第ではありますが、佐々岡監督の中では栗林が最有力候補になっているように思います。最後まで競わせるのも良いかもしれませんが、昨年も開幕ギリギリまで決まらず、守護神に決まったスコットが救援失敗を繰り返した苦い記憶があるので、早めに決めて本人に心の準備をさせてあげてほしいですね。

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クロンが2試合連続本塁打

2021年03月09日 23時03分36秒 | 日記

広島 004 000 000 4
阪神 200 310 00X 6
勝利投手:西純1勝
敗戦投手:矢崎1敗
セーブ:加治屋2S
本塁打:[広島]クロン2号

 先発の矢崎は、初回に先頭の近本に左翼線2塁打を打たれると1死3塁とされて、マルテの内野ゴロの間に先制点を失いました。さらに大山とサンズに連打を浴びて、佐藤輝に適時打を浴びて2点目を失いました。

 味方が逆転した後の4回は2塁打と四球で無死1,2塁のピンチを招き、木浪と板山に適時打を浴びて3点を失って逆転を許し、4回を投げ8安打2四球で5失点で降板しました。

 その後は、コルニエルが2回を1失点、島内と塹江がそれぞれ1回無安打無失点に抑える好リリーフでした。

 打線は、2点を追う3回2死から安打と連続四球で満塁として、クロンが一時逆転となる満塁本塁打を放ちました。

 

 クロンは、2回の第1打席は二飛に倒れるも、4回の第2打席では西純の真ん中高め直球を捉えて、左翼席中段まで運びました。キャンプ中に対外試合では結果を残せていませんでしたが、実戦を重ねることで試合勘を取り戻すとともに、日本の投手の配球にも慣れてきたと思われます。

 7日のヤクルト戦で初本塁打を放ち、気持ちに余裕ができて本来の打撃を取り戻したようで、本人も「しっかりとボールは見極められ始めてきたかな。いいスイング出来始めている」と手応えを得ており、佐々岡監督も「打撃練習でもだいぶ良くなってきている」と状態が上向いてきたとの認識を示しました。

 開幕に向けてクロンが期待通りの活躍を見せてくれると、懸案だった鈴木誠の後を打つ打者という課題が解消されて、打線に厚みが出てきます。今季の打線はかなり期待が高くなりそうですね。

 

 開幕ローテ入りを目指す矢崎でしたが、ボール先行も目立ち、追い込んでからの決め球も決まらず、阪神打線に捕まってしまいました。本人は「変化球でカウントが取れない訳ではなかったので、やろうと思ったことはなんとなくできたと思う」と収穫ありとの認識だったようですが、佐々岡監督は「追い込んでからの決め球がなかなか決まらないし、結局打たれたところも高め。そういうところの制球、キレ、力というのもまだちょっと考えるところかな」と厳しい評価を下し、次回登板については「ちょっと分からない。今から考えますけど。なかなか、内容的には、良くはないですね」と開幕ローテ争いから一歩後退したようです。

 まだ完全に脱落した訳ではありませんが、かなり厳しい状況に追い込まれたことは間違いないでしょう。他のライバルの結果にもよるので、諦めずに今日の反省点を見つけ出して、次回の投球に活かしてほしいですね。

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森下が4回無安打無失点にクロンが来日初本塁打で連勝

2021年03月07日 20時07分16秒 | 日記

ヤクルト 000 000 000 0
広島 000 200 00X 2
勝利投手:森下1勝
敗戦投手:木澤1敗
セーブ:ケムナ1S
本塁打:[広島]クロン1号

 先発の森下は、初回と2回を簡単に三者凡退に抑えると、3回は田中広の失策で無死1塁となるも、1死後に古賀を自らの好守により投ゴロ併殺に打ち取りました。4回も上位打線を三者凡退に打ち取り、4回を投げて無安打無四球無失点3奪三振の快投でマウンドを降りました。

 5回以降は森浦、島内、大道、栗林、ケムナの5投手が1イニングずつを1安打無失点に抑えて2試合連続の完封リレーを完成させました。

 打線は5番1塁でスタメン出場したクロンが、第1打席は中飛に終わるも、4回の第2打席で2番手木澤の直球を捉えて、ライナーで左翼席に突き刺す先制2点本塁打を放ち、来日初本塁打が決勝弾となりました。

 

 森下は、立ち上がりから安定感抜群で、最速148kmの直球を軸に変化球を交えてヤクルト打線を翻弄して、2塁さえ踏ませないほぼ完璧な投球内容でした。

 本人も投球内容に手応えを得たようで、開幕に向けてもう一段階投球のレベルを上げる意向を示すとともに、前田健から直伝されたツーシームを左打者の外角へ3球程度試投したようで、新たな武器とするため完全習得を目指すとのことでした。

 佐々岡監督は「投げる方も守りの面でも完璧」と絶賛しており、現状で開幕を迎えても十分に通用しそうですが、これ以上に投球の質を高めて、さらにツーシームを習得出来たら、どんな凄い投球を見せてくれるのか楽しみです。今季は昨季以上の活躍をすること間違いありませんね。

 

 クロンは、昨日までの対外試合成績は24打数2安打で打率.083と苦しんでいましたが、ようやく本領の一端を発揮して本塁打を放ちました。

 キャンプ期間中は鈴木誠と打撃論を交わしながら助言をもらうなど積極的な姿勢で日本野球に馴染もうとしていましたが、ここまでは結果が出ずに焦りもあったと思います。

 首脳陣の配慮により、積極的に実戦での打席に立たせたことで、日本の投手の配球や球筋にも慣れてきたかもしれません。また結果が出たことで気分的にも楽になったはずです。この本塁打をきっかけに打ち始めることを期待したいですね。

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大瀬良、九里、塹江で完封リレー

2021年03月06日 21時20分20秒 | 日記

ヤクルト 000 000 000 0
広島 000 100 00X 1
勝利投手:大瀬良1勝
敗戦投手:高梨1敗
セーブ:塹江1S

 今季のオープン戦初戦は、大瀬良が先発マウンドに上がり、4回を投げて2安打無失点4奪三振無四死球の好投でした。5回からはローテ入りが確定している九里が登板して、4回を投げて3安打無失点4奪三振無四死球と大瀬良に引けを取らない好投で順調な調整ぶりをアピールすると、1点の9回は、塹江がマウンドに上がり1安打無失点に抑えて、3投手による完封リレーを完成させました。

 打線では、今日から1軍に合流した西川が6番中堅でスタメン出場したし、4回の第2打席で右中間への適時2塁打を放ち、この試合唯一の得点を挙げ、中堅守備も難なくこなして状態に問題がないことアピールしました。

 

 大瀬良は、立ち上がりは久々の有観客での登板から力みが見られたようで、球が高めに浮くなど制球が不安定だったようですが、球にキレがあり三者凡退に抑えると、2回は連打で無死1,3塁とされながらも、宮本を見逃し三振に斬り、続く西田は遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。その後は、3回と4回は3三振を奪うなど圧巻の投球でマウンドを降りました。

 直球は最速146kmを計測して、得意のカットボールの他、フォークやカーブも切れが良く、手術の影響は全く感じられませんでした。佐々岡監督も、あとは細かいコントロール、制球を修正していってくれればいいくらい順調と、開幕に向けて全く心配要素が見当たらないようでした。

 2月28日の日本ハムとの練習試合も投球で手術の影響を感じさせない投球でしたが、今日はその時より明らかに一段階調整のレベルが上がったように感じる投球でした。開幕まで3週間となって状態が上がってきているのはもちろんですが、マツダスタジアムで登板で、さらに有観客だったことで自然と力のこもった投球になったのではないでしょうか。

 今季は開幕から有観客で開催できそうなので、ファンの声援を受けて大瀬良がエースの投球を披露してくれそうな気がしました。今季の大瀬良は凄い活躍をするような気がしますね。

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西川と高橋大が1軍昇格、床田は2軍降格

2021年03月05日 21時52分38秒 | 日記

 教育リーグ・ソフトバンク戦を視察した佐々岡監督は、西川と高橋大が1軍に昇格し、床田が2軍に降格することを明かしました。

 西川は教育リーグ・ソフトバンク戦に3番中堅でスタメン出場して、4回に右前打を放つなど4打数1安打でした。また、外野守備でも中堅に入り4回には左中間方向の打球を走りながらキャッチすると、5回は左翼に回り感覚を確認しました。

 佐々岡監督は「今日プレーを見て脚の状態が良く、打撃・守備とも問題ないと判断したようです。高橋大については、キャンプ中に2軍から推薦があったため、チャンスを与えるとのことでした。

 一方で、開幕ローテ候補だった床田は、2月21日の阪神との練習試合で緊急降板後、一時別メニュー調整となったため、キャンプ終盤での実戦登板の機会がなかったため評価できなかったことから、2軍の教育リーグで登板して調整をさせるようです。

 

 キャンプ後も1軍と2軍の入れ替えは行わないかと思いましたが、明日からオープン戦が始まるのを前に、昨日の4選手の降格だけでなく床田の降格、高橋大の昇格と連日入れ替えが行われました。

 開幕まで残り3週間となり、これからのオープン戦は戦力のふるい分けではなく、開幕に向けた調整とポジション争いになることを示唆していると思います。2軍降格となった野間、上本、床田らもまだ開幕1軍が無くなった訳ではないので、2軍でしっかりと結果を残して這い上がってきてほしいですね。

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