広島 054 000 101 11
ヤクルト 000 000 000 0
勝利投手:床田1勝
敗戦投手:石川2敗
本塁打:[広島]石原1号
ヤクルトとのオープン戦に床田が先発して、3回2死後に連続四球で1,2塁のピンチを招くも青木を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回を投げて1安打2四球1奪三振無失点の好投でした。
5回からは中村祐が登板すると、6回には無死1塁から太田、山田哲、村上を三者連続三振に斬るなど、4回を2安打無四球5奪三振無失点の素晴らしい投球を見せました。
9回は栗林が登板して1回を三者凡退に抑えてヤクルト打線を零封しました。
打線は、鈴木誠がスタメン4番指名打者として復帰すると、2回に鈴木誠の安打をきっかけに無死1,2塁として、松山、石原、菊池涼の適時打で一挙に5点を挙げました。
続く3回も鈴木誠の四球から2死2,3塁として、メヒアの適時打と石原の3点本塁打で4点を奪いました。7回にもメヒアの適時2塁打で1点を追加し、9回は暴投で1点を挙げて、11安打11得点と打線が繋がりました。
床田は、最速146kmの直球を軸に緩急を付けて、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて4回1安打無失点に抑えると、中村祐も直球と変化球の切れが良く、また制球も安定しており、ヤクルト打線を翻弄して、4回2安打無四球無失点で5三振を奪う快投でした。
佐々岡監督も2人について、開幕ローテ入りを認めましたが、2人とも次回は2軍で開幕前最終登板を予定しており、その投球次第ではローテの入れ替えを行う可能性も示唆していることから、最終決定ではないようです。しかし、他の投手が2人を逆転して開幕ローテ入りするにはそれなりの投球をしないといけないので、難しいと思われます。
これで開幕ローテ6枠のうち5枠が決まりました。残り1枠の最有力は野村となっており、明日から1軍に合流するようです。21日のオープン戦最終戦で快投を見せて1発で決めてほしいですね。
また、栗林も9回に登板して1回を無安打無失点と好投して、オープン戦は3試合に登板していまだに無安打無失点と完璧な投球を続けています。佐々岡監督は、誰かは明かしませんでしたが、守護神を決めているようで、明日公表するとのことです。ここまでの投球内容やマウンドさばきを考えると、栗林が守護神の最有力筆頭候補であることは間違いないでしょう。