NAKAMURA Shizuka, 7th place of 2016 Japan Women's Physique Championships.
そして7位は、エントリー番号33番の中村静香選手(東京)でした。
先ほどご紹介した清水選手は、フィジークからボディフィットネスに殴り込んでいったわけですが、中村選手は逆にボディフィットネスからフィジークに殴り込んでいったのでした。
ただ違うのは、清水選手はフィジークも並行して手がけていたのに対して、中村選手はフィジークに専念していたことでしょう。
そしてその結果、この日本選手権で清水選手をも上回る順位で入賞したわけです。
2016年はフィジークに参戦していきなり、東京クラス別(158cm超級)・ジャパンオープン・東京選手権と連続して優勝し、女子フィジーク界を震撼させました。
さすがに日本クラス別163cm超級では、澤田めぐみ選手に「待った」をかけられて2位でしたが、それでもこの日本選手権で一気に7位で初入賞と、まざまざとその実力のほどを見せつけてくれました。
また、フリーポーズもこれまでとは変えてきて印象の深いものになりました。
特にバックの音楽が、ショパンの「革命のエチュード」だったことははっきり憶えています。
まさに2016年、中村選手は女子フィジーク界に「革命」をもたらしたといえるかもしれませんね。
では次回は、ベスト6のフリーポーズをご紹介いたしましょう。