2018 All Japan Ms. Fitness Championships (15)

SHIINA Chikako, 1st place of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

2018オールジャパンミスフィットネス選手権の優勝は、エントリー番号6番の椎名智香子選手（東京）でした。
第1ラウンド・第2ラウンドともに1位で、とりあえず「完勝」といえるかと思います。
ただ、第2ラウンドこそ審査員7人全員が1位としていますが、第1ラウンドに関しては1位3人・2位3人・4位1人とばらつきがありました。
椎名選手本人も、この評価が不満だった模様です。
39歳と6人の選手の中で最も若いだけに、第1ラウンドも圧勝してこそということでしょうか。
これでオールジャパン2連覇となった椎名選手でしたが、海外での戦いをみると2018年4月のモンゴルアジア選手権で5人中4位、10月の世界選手権ではトールクラス11人中11位という結果でした。
やはり、さらなる若手選手の登場を期待したくなってしまいますね。
以上が、2018オールジャパンミスフィットネス選手権の決勝（第2ラウンド）の模様でした。

次回からは、2018オールジャパンミスボディフィットネス選手権の決勝のご紹介に入りますが、50歳以上級からお送りしたいと思います。


IRONMAN(アイアンマン) (2019年7月号)

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (14)

NIWA Hiroko, 2nd place of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

そして2位は、エントリー番号4番の丹羽裕子選手（京都）でした。
第1ラウンドは2位、第2ラウンドも2位でした。
2015年以来3年ぶりの参戦でしたが、それでいきなり2位とは驚きました。
しかも、この時点で丹羽選手はなんと64歳（水爆）。
ただただ、恐れ入るしかありませんね。
それでもこの見事なプロポーション、そして第1ラウンドではハイキックが真上に上がっていました。
もはや、丹羽選手がオールジャパンに出ていること自体が、ひとつの「金字塔」といえるかもしれませんね。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (13)

SUZUKI Mistuyo, 3rd place of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

さらに3位は、エントリー番号5番の鈴木光代選手（宮城）でした。
第1ラウンドは3位、第2ラウンドは4位でした。
ビキニ姿になってわかる、鈴木選手ならではのボディラインが魅力的ですね。
健康美やボディフィットネスにも参戦しているので、そのときにもこのボディラインを見ることができます。
また、日本・グアム親善大会にも毎年のように参戦して、ビキニフィットネスやミックスドペアにまで挑戦するところもすばらしいと思います。
今年は、ジャパンオープンでも高田巌選手とのミックスドペアを見てみたいですね。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (12)

TAKEDA Hiroko, 4th place of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

次に4位は、エントリー番号1番の竹田博子選手（東京）でした。
第1ラウンドは6位、第2ラウンドは3位でした。
休憩が終わって最初に「Lウォーキング」を行ったので、途中観客の頭が入ってお見苦しい部分があります（苦笑）。
この選手もキャリアの長い選手で、私が「行動派」として活動を始めた頃から活躍し続けている選手です。
当初はボディビルの選手でしたが、2011年からフィットネスに参戦しています。
そして2018年のジャパンオープンでついに優勝、初タイトルを獲得しました。
なにより、51歳になっても変わらないキュートな笑顔がこたえられません。
2017年に、竹田選手がオールジャパンで優勝したら、私にあることをしてくれる約束をしているのですが、2018年もそれはかないませんでした（苦笑）。
そして、今年のオールジャパンミスフィットネス選手権は8月31日に行わる予定ですので、ミス健康美と重なるため残念ながら見に行くことができないと思います（涙）。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (11)

NARIOKA Harumi, 5th place of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

続いて5位は、エントリー番号2番の成岡はるみ選手（千葉）でした。
第1ラウンドでは4位、第2ラウンドでは6位でしたが、合計点でわずかに1点差で岸田選手を上回りました。
10年以上の長いキャリアを誇る選手で、2017年にはジャパンオープンのフィットネスで優勝しています。
また、昔は健康美も手がけていて2006年にはミス21健康美でオーバーオール優勝してティアラも獲得しています。
それにしても、これだけ見事なプロポーションとすばらしい身体能力を持った57歳の女性は、日本中探してもほかにはまずいないのではないでしょうか。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (10)

KISHIDA Megumi, 6th place of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

それでは、各選手の「Lウォーキング」をカウントダウン式にご紹介してまいりましょう。
まず6位ですが、エントリー番号3番の岸田恵選手（滋賀）でした。
第1ラウンドは5位、第2ラウンドも5位でした。
実に5年ぶりのフィットネス参戦でしたが、最終結果では5位に1点差の6位となりました。
しかし、ほかの選手にも何ら遅れはとっていなかったということもはっきりしたわけですし、6人中2番目の若さだけに今後もぜひ参戦してほしいですね。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (9)

Final (round 2) of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

決勝では、2回のクォーターターンを終えた後に比較審査は行いませんでした。
まあ、6人と少人数ですと、その2回のクォーターターンが比較審査を兼ねるような感じにはなるのでしょうね。
しかし、この決勝すなわち第2ラウンドは、パフォーマンスが行われた第1ラウンドと同じ重みを持ちます。
フィットネスにあっては、第1ラウンドと第2ラウンドの合計点によって最終順位が決められますので、この第2ラウンドも決しておろそかしてはいけないのです。
この後、「Lウォーキング」の写真で各選手をご紹介しますが、その際には第1ラウンド及び第2ラウンドの成績にも言及しておきたいと思います。
以上が、選手全員によるクォーターターンの模様でした。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (8)

Final (round 2) of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

続いてこちらは、左右半分が入れ替わっての2回目のクォーターターンの模様をご紹介しています。
こちらでは、6人全員を1枚に収めた写真で統一して途中の流れも含めてお送りしました。
結局、トラブルの起こったカメラを見限って、残る1台のカメラで決勝以降を乗り切ることにしたのです。
そして、レンズ交換をする余裕があれば望遠ズームレンズに交換して、アップの写真もできるだけ撮ることにしました。
とにもかくにも、休むヒマもない中カメラトラブルまで起きて、不本意な撮影になってしまったことが残念です（苦笑）。

2018 All Japan Ms. Fitness Championships (7)

Final (round 2) of 2018 All Japan Ms. Fitness Championships.

こんばんは。
ようやく今日から、2018オールジャパン諸大会の決勝のご紹介に入ることができます（爆）。
実際の競技順にしたがって、今日は2018オールジャパンミスフィットネス選手権の決勝（第2ラウンド）の模様をお送りいたします。
フィットネスにおける決勝すなわち第2ラウンドは、「ビキニラウンド」とも呼ばれることが多いのですが、ボディフィットネスと同様にビキニにハイヒールで「Lウォーキング」及びクォーターターンを行います。
実際には、最初に各選手の「Lウォーキング」が行われて全員そろったところでクォーターターンが行われましたが、こちらでは先にクォーターターンの模様をご紹介してから、各選手の「Lウォーキング」をカウントダウン式にご紹介したいと思います。
というわけで、こちらが1回目のクォーターターンの模様です。
各ポーズごとに、6人全員で1枚の写真と3人づつアップで撮影した写真2枚をご覧いただいております。