2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (49)

SHIBATA Masami, 1st place of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

50歳以上級の優勝は、エントリー番号7番の柴田昌美選手（埼玉）でした。
オールジャパンは2015年から3年連続で50歳以上級で入賞していましたが、今回ついに接戦を制して頂点に立つことができました。
2018年はジャパンオープンで12位ながら入賞し、東日本選手権でも160cm以下級で2位に入賞、さらに関東選手権ではクラス分けのない中で5位に入賞するなど活躍してきましたが、オールジャパンがその集大成となったわけですね。
柴田選手はそもそもベンチプレスの選手で、そちらでは世界でも有数の選手でもあるのですが、50代に入ってこのフィットネス競技に参戦してきてもしっかり結果を出しているところがすごいですね。
以上が、ボディフィットネス50歳以上級の決勝の模様でした。

次回は、158cm以下級の決勝の模様をお送りしたいと思います。


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2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (48)

NAGASHIMA Masako, 2nd place of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

そして2位は、エントリー番号8番の長島雅子選手（埼玉）でした。
2016年と2017年のオールジャパンでこのクラスに優勝している「ディフェンディングチャンピオン」でしたが、本当にわずかの差で3連覇はかないませんでした。
155cmと比較的小柄な選手ですが、ご覧のとおりの整ったスタイルでポーズも要所要所できちんと決めています。
2017年にはモンゴルアジア選手権にも出場して、ボディフィットネスの163cm以下級で9位に入賞しています。
ちなみに、2012年にはミス21健康美の158cm以下級で優勝したこともあります。
では、優勝選手はだれだったのでしょうか。

2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (47)

UTSUMI Junko, 3rd place of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

ここからはベスト3となりますが、先ほどご紹介したとおりこの上位3人の選手の成績は、なんとまったくの同点（13点）だったのです（爆）。
この場合、どのようにして順位を決定するのかといいますと、（公社）日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF)の「競技規程」の「選手権大会実施規程」第30条に、その方法が記載してあります。
引用してみますと、
「同点対象の選手に各審査員が付けた順位を、上位点の選手を１位、下位点の選手を２位に置き換えて上下カットをしないで集計し、順位を決定する。
同点が３人の場合（４人以上もこれに準じる）は、順位を１位～３位に置き換えて集計し、順位を決定する」
となっています。
たとえば、ある審査員が3人について「5位・6位・1位」と採点したとしますと、それを「2・3・1」に置き換えます。
これを7人の審査員全員について行って、その置き換えた点を合計して順位を決定するというものです。
そしてこれによって、これからご紹介する3人の選手の順位が決まったわけですが、それでもそれぞれ1ポイント差という大接戦でした。

そしてここからが本題ですが（爆）、3位はエントリー番号13番の打海（うつみ）淳子選手（広島）でした。
オールジャパンでは50歳以上級で2015年は2位、2016年と2017年は3位と常に上位で活躍しています。
また、2018年のジャパンオープンのボディフィットネスでは、クラス分けのない中7位に入賞しています。
56歳にして、これだけの活躍ができること自体がすごいことなのですが、さらにすごいのは2017年のミス21健康美で50歳以上級からティアラ奪取すなわちオーバーオール優勝したという、空前の快挙をなしとげたことでしょう。
このオールジャパンでも、優勝することは決して夢ではないでしょう。
それがかなうのは、今年かもしれませんね。

2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (46)

OIWA Noriko, 4th place of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

次に4位は、エントリー番号14番の大岩典子選手（愛知）でした。
大岩選手はこのブログでも頻繁に登場する選手の1人ですが、本領はなんといっても健康美でしょう。
ミス21健康美では、50歳以上級で2016年・2017年と2位でしたが、2018年にまさに「三度目の正直」で見事に優勝しました。
もちろん、ボディフィットネスでも大いに活躍していて、オールジャパンでも2016・2017年と2年連続で50歳以上級の5位に入賞しています。
つまり、今大会ではひとつ順位を上げたことになりますね。
しかし実は、上位3選手とはわずか1ポイント差だったのです（爆）。
もしかしたら表彰台、あるいは優勝さえあったかもしれませんね。
なお、今年は健康美とオールジャパンが8月31日で重なってしまうので、オールジャパンに参戦するとのことでした。

2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (45)

INABA Kiyomi, 5th place of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

続いて5位は、エントリー番号15番の稲葉清美選手（東京）でした。
10年を超えるキャリアを持つベテラン選手ですが、こういった「表舞台」に登場したのは2017年のことでした。
その2017年には、まず東京ボディフィットネスでは158cm超級で3位に入賞しジャパンオープンでも12位ながら初入賞、さらにオールジャパンミスボディフィットネス選手権では50歳以上級で4位に入賞し、東日本選手権でも160cm超級で5位で入賞と大活躍でした。
2018年に入っても勢いは衰えず、東京ボディフィットネスでは158cm超級で5位、東日本選手権でも160cm超級で5位とコンスタントに入賞しています。
そして今回、最高峰のオールジャパンでもしっかり結果を出してきたということですね。
まさに、「継続は力なり」です。

2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (44)

MOTOMURA Ayumi, 6th place of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

まず6位は、エントリー番号11番の本村あゆみ選手（沖縄）でした。
沖縄からの参戦は、珍しいですね。
2017年のオールジャパンでも、同じこのクラスで6位に入賞しています。
それ以前にはフィジークも手がけていて、2014年の日本マスターズでは40歳以上級で4位に入賞したこともあります。
がっしりした感じの、いかにも「筋肉質」という感じの体だったと思います。

2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (43)

Final of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

こちらは、左右半分が入れ替わっての2回目のクォーターターンの模様です。
結局レンズは交換する余裕はありませんでしたが、1回目とは撮り方を変えて3人づつアップで撮影した写真を盛り込んでみました。
でも、望遠ズームレンズでないとこれくらいにしか寄れません（苦笑）。
2回のクォーターターンを終えると、比較審査もなくそのまま決勝終了・選手退場となりました。
以上が、クォーターターンの模様でした。
引き続いて最初に行われた各選手の「Lウォーキング」を、例によってカウントダウン式にご紹介させていただきます。

2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships (42)

Final of 2018 All Japan Ms. Bodyfitness Championships. (50years-)

こんばんは。
今日からは、2018オールジャパンミスボディフィットネス選手権の決勝の模様をお送りしてまいります。
まず最初に50歳以上級からご紹介いたしますが、このクラスはこれまでに例を見ない激戦となりました。
フィットネス同様に、先にクォーターターンの模様からご紹介いたします。
こちらは1回目のクォーターターンの模様で、6人全員を1枚に収めた写真で統一して、途中の流れも含めてご覧いただきました。