三春滝桜
みちのくの小さな城下町・三春町の中心部から南へ約4キロ、三春ダム湖「さくら湖」近くのくぼ地に、ぽつんと1本生えた枝垂れ桜が滝桜です。
冬は、大きなごつごつした木肌の老木ですが、東北の遅い春の陽ざしを浴びると、生まれ変わったように紅色のほとばしる滝のように可憐な花を咲かせます。
そして、花が終わると枝いっぱいに葉を茂らせ、初夏の風が重たそうに揺らします。
秋には赤や黄色に色づきながら葉を散らせ、冬の風雪にじっと耐え、新しい春を待ちます。
●所在地・・・福島県田村郡三春町大字滝宇桜久保地内
●種 類・・・エドヒガン系のベニシダレザクラ
●大きさ・・・高さ13.5m、幹回り8.1m、根周り11.3m
枝張り 東へ11.0m、西へ14.0m
南へ14.5m、北へ5.5m
●樹 齢・・・1,000年以上と推定されています。
●見 頃・・・4月中旬から下旬
●特 徴・・・小さな紅色の花を無数に咲かせ、まさに滝が流れ落ちるかのようにみえます。
満開までは、もう少しでしたが満開だと幹が見えなくなるのでそれはそれで、いい時に見れました
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