今年になって受刑者が二人死刑執行されました。 この死刑囚の死刑を執行をしたのは、元自民党総裁・前法務大臣・現自民党幹事長の谷垣禎一さんです。
谷垣禎一自民党幹事長は、今までにも死刑を執行しており６人目の執行という事になると言う事です。
重罪犯罪を犯し逮捕され、裁判にかけられ死刑が言い渡されて監獄に収監され、殺される日をいつ来るか何時来るかと毎日恐怖に脅かされて生きている死刑囚。これだけでも死刑に値するのでは無いかと思います。
もし、「私はやってない」と言いつつ死刑が確定してしまったのだからと諦めている死刑囚も居るかも知れません。 それらの死刑囚を法務大臣の執行のハンコ一つで死刑を執行してしまったら取り返しの付かない結果になります。
死刑判決後も無実を訴え続けて再審に次ぐ再審で無罪になった例も沢山あります。 法務大臣でも一度として死刑執行のハンコを押さなかった人も居ます。
極悪非道の犯罪者でも、その犯罪を犯すまでにはそれなりの長い過程と理由があって今は獄中で後悔の念でいっぱいの生活をしているのです。
ある国で麻薬の販売などに携わったとして日本人が死刑になったという報道もあります。 世界は国連をはじめ死刑罪廃止の方向で動いています、死刑執行を保留してもう一度考え直したいものです。
写真は象の親子。記事とは関係ありません。