珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

異文化

2018-10-10 | 娘と夫の話
私の子ども時代と娘の時代が違うことの一つに、国際結婚や外国籍の子が増えたことがあると思う。
幼稚園から今までも、アメリカ、フランス、スリランカと日本のハーフ、中国人の同級生がいた。
近所にはインド人と、カナダと日本のハーフもいた。

子どものうちから「友達」や「同級生」という身近な接点で、異文化に触れられるのはいいなあと思う。
私がほんの一部を見ただけの話であるが、彼ら彼女らは日本にいてもやはり日本人にはならなかったと思う。

フランスの血を引く女の子は強烈だった。
幼稚園の年長で、担任の先生を「××せんせいなんか大嫌い!!」とはっきり主張して、卒園を待たずに退学していった。
アメリカ人の旦那さんは、親睦会で全員がママの中に一人参加して、中座する際に奥さんの唇に当たり前のようにキッスをして去って行った。
(日本の愛妻家を名乗る父親よ、娘のクラスメートのママの見守るど真ん中でこれができるか( ;∀;)?)

私の年代からすると、性格なのか文化なのかDNAなのか、価値観は一つじゃないといちいち感心したもんである。

「うん、ガイジンは空気読まないから」と、娘はそういうものだとあっさり受け入れているようだが。
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ネットにまつわるあれこれ20

2018-10-10 | ネットにまつわるあれこれ
ネットを読み始めて、少しは知識がついた頃、
「そんなの真にうけちゃって。ネットなんてデマばかりよ」
なんて言われるとカッとなって、「それこそデマでしょ!!」とムキになったものである。
マニュアルを言われているような、その言い方が嫌だった。
「何の利害も制約もなく本音を書ける投稿に、一体なんで嘘をいう必要があるの?」と思った。

いや、別に利害も制約もなくても、嘘を書く人の理由なんていろいろである。
「デマばかり」ではなくとも、デマ記事もある。


「憂さ晴らし」とか「面白いから」とか、「思い込み」「信じ込み」「勘違い」「記憶違い」「気持ちが高ぶって盛った」「都合よく真にうけた」「名誉や見栄」「そんな意識はなくて」……
その他諸々でデタラメを書くこともある。

実体験だから真実。
これも今は、そうとは限らないのを知っている。
大嘘の体験談などいっぱい見たし、仮に事実としても、それらの主張も受け取り方も、その時々の自分にどれだけ都合よく変わるかも見た。

「曖昧」とか「グレー」より、「真実」とか「絶対」とか、或いは「絶対悪」とか「完全に真っ黒」という言葉は、人を強く魅惑する。
よくもわるくも、刺激され、くすぐられると思う。
ネットでもリアルでもそんな言葉を言いたがる人を見たら、一緒にのぼせ上がらず、注意すべしである。
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