S問題を書いていた時、例えば、親子や兄弟や夫婦で信じるものが分かれてしまった時。今でいう分断ってやつだけど、それが一番悩ましい問題だった。
意見が割れれば、夫婦であれ恋人であれ親友であれ「譲れない取っ組み合い」をする。
その一方で、そこには変わらない生活があって、関わりがあって、愛情もあれば歴史もある。
その折り合い。
教科書やネットで仕入れる知識ではない、自分から生み出して自分がコントロールしなければいけない、知恵や工夫や感覚の「折り合い」を思う。
今、愛する人ならぬ「世界と取っ組み合い」しつつ、この世界で生きることを愛してやまないゆえの「折り合い」を書けるだろうかと、これでもガチで悩んでいるのよ( ̄∇ ̄)