釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月6日 畑の水仙

2016年03月06日 | 日記
朝、窓から見た空は、ドンヨリと雨雲が広がっていた。

湾岸道路から見た海も、時化ていて波も高かった。



この時化で、水温に変化が起きないだろうか。

現在17度~18度くらいの水温になっている。

「餌が冷てー」

「鯛ラバが冷たい…」

「ジグが冷たいし、底の水温は相当低いよ…」

ここ最近の姉仲間達と、挨拶代わりの言葉になっている。

海岸に面した山には、山桜が綺麗なピンクの花を、咲かせ始めている。

山桜が咲く頃には、水温が上がり始める事が多い。

しかし、今の海は下り潮が1ノット~1.5ノットくらいで流れており、水温上昇の壁になっている。

これが、暫く早い上り潮が通してくれれば、可成りな変化は望めるのだが…。

最近の釣りの状況を省みたとき、一部にはベイトが柱状になっている処があるが、殆どが底べったりのベイトになっている。

これまで、常時ベイトがいた沖合の場所に、居たり居なかったりしている。

私の想像だが、水温の変化のある処に、集まっているのではないだろうか。

水温が上がり始めるときは、潟近くから上がる傾向にある。



岸近くの浅い場所。

沖合では、黒潮の近い場所。

しかし、最近の黒潮は沖合に離れている。

そうで有れば、潟近くの地温が影響する場所に、メリットがあるのではないだろうか。

大分の釣り仲間達と話をすると

「水温が高くなるときは、岸側からが多いよね」

と言う事を良く聞く。

水温は、表面、中層、海底と3段階に分けた場合、表層から中層まではそんなに水温は変わらないと思っている。

太陽の照り込みが、ある程度影響すると思っているから。

しかし、海底になると水深が有ればあるほど、黒潮の支流の影響が大きくなっているはず。

そうで有れば、やはり一度上り潮が通す日が待ち遠しい。

鯛や鰤等のヒット率が低いのも、底付近の水温の低下が影響していると思っている。

自然の影響は、人の力の及ばない範囲。

こんな事を、今、考えてばかり居る。

少ない知識を振り絞って、どうやって今の状況に対応しようと、畑を見て回っていた。



畑の隅に植えていた、水仙が雨の中花を咲かせていた。

「明日は晴れるよ」

そんな風に、見えた。