釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月7日 出られたら良いな…

2016年03月07日 | 日記
湾岸道路から眺める海に、3隻の船が浮かんでいた。

一隻は、松島の後ろで操業中の様子。

一隻は、潟近くのサラシがあるところで、何かをしている。

岸からの返し波と、沖からの打ち寄せる波で、船が揺さぶられている。

もう一隻は、沖合から港を目指して走っている。

どの船も、高い波とウネリにもまれていて、大きく上下動している。

港を目指している船は、波の谷間に入った時は、こちらから見えなくなる。

どれだけの波と、ウネリが残っているかの、判断材料になる。

「やっぱり、波が取れないな。午後からでも、出られたら良いなと思ったけれど…」





猪崎鼻の岩場にも、白波が打ち上がっている。

釣り人って、可笑しな事を考える物なのか。

沖合の方に、青味の濃い潮が見えている。

こんな潮の色をみていると、今にも大物が釣れそうな気がして、勝手な妄想を描いてしまう。

「あのポイントに行けば、大きなアタリが来るんじゃないだろうか」

「このポイントで、この仕掛けでやればチャンスが来るんじゃないか」

「昨日のベイトがいれば、ヒットしたポイントを再度攻めれば面白い釣りになるんじゃないか」

等々、きりがない。

別な船着け場では、出船の準備をしている人もいるが、何処に行くのだろう。

今日のお客様には、再度電話して状況を説明し、日延べして貰った。

沖合の色の良い潮は、もしかして上り潮だろうか。

昨日の話ではないが、一度上り潮に通して貰いたいと思っている物だから、勝手な事を思ってしまう。

最近の時化の後で、ひとつ気になっている事がある。

いつもは、ベイトが寄りついているはずのポイントに、居ないことが多くなっている事だ。

海底の砂や泥が動いて、瀬が隠されたり、魚礁が埋もれたりするのだろうか。

船釣りは、ベイトが命。

明日、船が出せたら直ぐに確認してみよう。

どうか、ベイトが寄っていますように。