釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月27日 凪は気持ち良い

2016年03月27日 | 日記
昨日の時化が嘘のように、凪になっている。

凪の海を走るのは、気持ち良い。



しかし、天気予報では、西の風が強く吹く予報になっていた。

「風が変わるのは大体9時~10時位が多いです。それまでの勝負で頑張りましょう」

今日のお客様の、久家さんと雑敷さんは、一つテンヤが得意。

船を走らせていて、気になるベイトがいつも映っているポイントから、竿を出していく。

一流し目に、久家さんにアタリが来た。



上がってきたのは、アラカブ。

今度は、雑敷さんにもアタリ。



これも上がってきたのは、アラカブ。

刺身が取れそうな大きさだ。

久家さんに、連続してアラカブが来た。



雑敷さんにもアラカブが連発。

「アラカブの巣が、下に有るみたいですね」

3人で大笑いになった。

船を元に戻して、流し直す。

「ベイトが浮いています。ホールに気を付けて下さいね」

お二人に、ベイトの状況を知らせる。

すると、久家さんに直ぐにアタリが来た。



今度のアタリは、手応え充分のようだ。

「ホール中に来た」

重々しい走りを見せて、上がってきたのは良型のオオモンハタ。



「良い感じの、アタリでした」

嬉しそうに、クーラーに収める。

「次のポイントへ行きましょうか」

潮は、緩い上り潮が沖に払い出している。

この流れの速さなら、少々の水深があっても、一つテンヤでも充分に底が取れる筈だ。

水深70メートルのポイントに移動して、二流し目に入ろうとした時に、風が変わった。

「西風が強くなってきましたね。波立つ前に、此処を諦めて、場所を変えましょう」

ポイントを、潟近くの水深30メートルに移動する。

西風に押されるように流していくと、雑敷さんに強いアタリ。



コンコンと竿先を叩く、小気味よい引きを見せている。

「鯛みたいです」

雑敷さんが嬉しそうに、ラインを巻き取っている。

上がってきたのは、食べ頃の1キロ超の真鯛。



久家さんにも、直ぐにアタリが来た。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「妻が美味しいと行っていました」

と、嬉しそうだ。

西風を少しでも避けたいと思い、大島の湾になったところへ移動する。

「此処なら、もう少しは風を避けられますよ」

ゆっくりと流していくと、魚探にベイトが映り始めた。

「来た」



雑敷さんにアタリ。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

2投目も型の良いガンゾウヒラメ。

「此処は、ガンゾウヒラメの巣が有るみたい」

と、大笑い。

この直後、久家さんにアタリが来た。

ビシッと合わせが入ったときに、ラインが切れた。

「何で、切れるの…」

型の良い、獲物が来たようだが取り逃がしてしまった。

口惜しさを堪えて、仕掛けを作り直す。

しかし、その後は雑敷さんにホウボウが来たのみ。



「潮も、丁度干潮だし、帰りますか」

風を避けての釣りで、本命のポイントでは、満足の釣りは出来なかった。

本命ポイントは、次回という事で帰港した。