ビックリするくらいのベイトが、浅場に寄っている。
目指すポイントに行く途中の、魚探に映るベイトに驚く。
潮の暦から行くと、2月3月が最も水温が下がる時期。
3月末くらいから、水温が上がり始める時には、潟近くから上がり始める事が多い。
これは磯釣り時代の、九州の仲間達から聞いていた。
そう言ったことから、潟近くにベイトが多く寄っているのだろうか。
「チョット此処でやってみようか」
釣り仲間の矢野さんに、声を掛けてみる。
海は凪だし、風も穏やかな西風だ。
釣りをするコンディションは最高だ。
大きく立ち上がったベイトを目掛けて、仕掛けを落としていく。
魚探で見る限り、ベイトの中に仕掛けは入っているはずだ。
しかし、アタリが来ない。
どんなに流しを繰り返しても、誘い方を変えてもアタリが来ない。
「ポイントを変えようか」
「ベイトが、こんだけ居るのに当たりませんね」
思い切って、南方向にポイントを移動する。
潮の色は青味が入って、遠明度も良い感じがする。
流し始めて直ぐにアタリが来たが、ゴッと来るだけで針に乗らない。
次のアタリが来たとき、矢野さんが強くアワセを入れた。
「針に乗らないので、合わせてみました」と、笑っている。
上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。
「やはり、直ぐ外れるのは、此奴の仕業やろうか」
船を元に戻し、同じコースを流してみる。
「来た」
またしても、アワセが入った。
今度の獲物は、竿先を叩く引きを見せている。
「鯛ですね」
ゆっくりと、鯛の引きを楽しみながら、ラインを巻き取っていく。
海面に姿を見せたのは、2キロクラスの真鯛。
近くに来ている矢野さんのお友達の船でも、鯛を釣り上げているのが見える。
同じ2キロクラスのようだ。
「これで少しは調子が上がらないかな」
でも、思ったようには上がってこない。
そんな中、再び矢野さんにアタリが来た。
「んっ…、引きが弱いな」
少し首を傾けながら、ラインを巻き上げていく。
上がってきたのは、イトヨリ鯛。
良型のイトヨリ鯛だ。
「これで、後は鰤が来れば文句なしだけどね」
なかなか思い通りに行かないのが、釣りの世界。
昼を過ぎると、見えていた船が、次々と引き上げていった。
「アタリが少ないのだろうね」
「水温が、まだ適温になってないのだろうね」
こんな事を話していたら、風が南西に変わり始めた。
別な用件の連絡も来た。
「今日は、これで帰ろうか」
午後2時過ぎに帰港した。
目指すポイントに行く途中の、魚探に映るベイトに驚く。
潮の暦から行くと、2月3月が最も水温が下がる時期。
3月末くらいから、水温が上がり始める時には、潟近くから上がり始める事が多い。
これは磯釣り時代の、九州の仲間達から聞いていた。
そう言ったことから、潟近くにベイトが多く寄っているのだろうか。
「チョット此処でやってみようか」
釣り仲間の矢野さんに、声を掛けてみる。
海は凪だし、風も穏やかな西風だ。
釣りをするコンディションは最高だ。
大きく立ち上がったベイトを目掛けて、仕掛けを落としていく。
魚探で見る限り、ベイトの中に仕掛けは入っているはずだ。
しかし、アタリが来ない。
どんなに流しを繰り返しても、誘い方を変えてもアタリが来ない。
「ポイントを変えようか」
「ベイトが、こんだけ居るのに当たりませんね」
思い切って、南方向にポイントを移動する。
潮の色は青味が入って、遠明度も良い感じがする。
流し始めて直ぐにアタリが来たが、ゴッと来るだけで針に乗らない。
次のアタリが来たとき、矢野さんが強くアワセを入れた。
「針に乗らないので、合わせてみました」と、笑っている。
上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。
「やはり、直ぐ外れるのは、此奴の仕業やろうか」
船を元に戻し、同じコースを流してみる。
「来た」
またしても、アワセが入った。
今度の獲物は、竿先を叩く引きを見せている。
「鯛ですね」
ゆっくりと、鯛の引きを楽しみながら、ラインを巻き取っていく。
海面に姿を見せたのは、2キロクラスの真鯛。
近くに来ている矢野さんのお友達の船でも、鯛を釣り上げているのが見える。
同じ2キロクラスのようだ。
「これで少しは調子が上がらないかな」
でも、思ったようには上がってこない。
そんな中、再び矢野さんにアタリが来た。
「んっ…、引きが弱いな」
少し首を傾けながら、ラインを巻き上げていく。
上がってきたのは、イトヨリ鯛。
良型のイトヨリ鯛だ。
「これで、後は鰤が来れば文句なしだけどね」
なかなか思い通りに行かないのが、釣りの世界。
昼を過ぎると、見えていた船が、次々と引き上げていった。
「アタリが少ないのだろうね」
「水温が、まだ適温になってないのだろうね」
こんな事を話していたら、風が南西に変わり始めた。
別な用件の連絡も来た。
「今日は、これで帰ろうか」
午後2時過ぎに帰港した。