天気予報で気になるシグナルが、幾つか有る。
その中の一つが、風の強さの度合いを示す色。
今日の風は、北の風が“黄色”になっている。
「今日は、厳しいですよ」
「せめて、朝間詰め勝負は出来ませんか?」
「朝間詰め2~3時間の勝負ですよ。行きますか」
塩田さんに今日の天気の状況を説明し、朝間詰めの2~3時間勝負で大島内場に入る。
沖の長波止を過ぎる頃には、北東からのウネリが押し寄せていた。
風はまだ出ていない。
内場にはいると、直ぐにベイトの固まりが映ってきた。
「ここから、始めましょう」
勝負の時間は短い。
仕掛けを直ぐに落としていく。
ゆっくりと、船は西方向に流れていく。
「おっ、来た。来た」
塩田さんにアタリが来た。
竿先を叩くアタリ。
上がってきたのは、イトヨリ鯛。
短い時間の、最初の1枚だ。
ベイトは、海底から5メートルから7メートルの幅で映っている。
「鯛が来て欲しいですね」
一緒に竿を出していた、私にアタリが来た。
竿を叩く強いアタリ。
しかし、途中で針はずれ。
気持ちが焦っているのが、ラインの巻き取りに影響したのかも…。
風が北から北東になり、徐々に強くなってきた。
沖合では、白波が立ち始めている。
船から見る水島や、平瀬は白波を被っている。
もう一隻の仲間の船から、釣れないと合図が来た。
「風も強くなってきましたし、帰りましょうか」
「そうですね。残念です」
間詰め勝負に心残りはあるが、北東の白波に向かって帰港した。
その中の一つが、風の強さの度合いを示す色。
今日の風は、北の風が“黄色”になっている。
「今日は、厳しいですよ」
「せめて、朝間詰め勝負は出来ませんか?」
「朝間詰め2~3時間の勝負ですよ。行きますか」
塩田さんに今日の天気の状況を説明し、朝間詰めの2~3時間勝負で大島内場に入る。
沖の長波止を過ぎる頃には、北東からのウネリが押し寄せていた。
風はまだ出ていない。
内場にはいると、直ぐにベイトの固まりが映ってきた。
「ここから、始めましょう」
勝負の時間は短い。
仕掛けを直ぐに落としていく。
ゆっくりと、船は西方向に流れていく。
「おっ、来た。来た」
塩田さんにアタリが来た。
竿先を叩くアタリ。
上がってきたのは、イトヨリ鯛。
短い時間の、最初の1枚だ。
ベイトは、海底から5メートルから7メートルの幅で映っている。
「鯛が来て欲しいですね」
一緒に竿を出していた、私にアタリが来た。
竿を叩く強いアタリ。
しかし、途中で針はずれ。
気持ちが焦っているのが、ラインの巻き取りに影響したのかも…。
風が北から北東になり、徐々に強くなってきた。
沖合では、白波が立ち始めている。
船から見る水島や、平瀬は白波を被っている。
もう一隻の仲間の船から、釣れないと合図が来た。
「風も強くなってきましたし、帰りましょうか」
「そうですね。残念です」
間詰め勝負に心残りはあるが、北東の白波に向かって帰港した。