釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月24日 間詰め勝負…行くか

2016年03月24日 | 日記
天気予報で気になるシグナルが、幾つか有る。

その中の一つが、風の強さの度合いを示す色。

今日の風は、北の風が“黄色”になっている。

「今日は、厳しいですよ」

「せめて、朝間詰め勝負は出来ませんか?」

「朝間詰め2~3時間の勝負ですよ。行きますか」

塩田さんに今日の天気の状況を説明し、朝間詰めの2~3時間勝負で大島内場に入る。

沖の長波止を過ぎる頃には、北東からのウネリが押し寄せていた。

風はまだ出ていない。

内場にはいると、直ぐにベイトの固まりが映ってきた。

「ここから、始めましょう」

勝負の時間は短い。

仕掛けを直ぐに落としていく。

ゆっくりと、船は西方向に流れていく。

「おっ、来た。来た」

塩田さんにアタリが来た。

竿先を叩くアタリ。





上がってきたのは、イトヨリ鯛。

短い時間の、最初の1枚だ。

ベイトは、海底から5メートルから7メートルの幅で映っている。

「鯛が来て欲しいですね」

一緒に竿を出していた、私にアタリが来た。

竿を叩く強いアタリ。

しかし、途中で針はずれ。

気持ちが焦っているのが、ラインの巻き取りに影響したのかも…。

風が北から北東になり、徐々に強くなってきた。

沖合では、白波が立ち始めている。

船から見る水島や、平瀬は白波を被っている。

もう一隻の仲間の船から、釣れないと合図が来た。

「風も強くなってきましたし、帰りましょうか」

「そうですね。残念です」

間詰め勝負に心残りはあるが、北東の白波に向かって帰港した。