![]() 📷2021/12/6:稲荷山公園北斜面にて
この木を囲むように展望台が張り出している どうだぁ~~~! と言わんばかりに両の腕(かいな)を広げ、しっかと天を睨んでいる。 僕はきっと蒼穹の彼方へと翔け上ることになるのだろう! そう信じて、揺るぎない覚悟と情熱が、この雄姿から透けて見えはしないだろうか。 しばらくすると、黄に染まり、さらには朱に染まった葉を、その身からふるい落とす時が来る。 はたして、その時がトリガーとなるのか? だが、モミジバフウにしてからが、天翔る時がいつなのかわかりゃしないのだろう。 しかし、その時がいつ来てもいいように、雙脚をずんと踏ん張り、黙念として佇立している。 |