2021年12月15日の日記、「うせものを こだはり探す 日短か」において、年が明けると三年目となるクリスマスローズをお目にかけた。 右の画像である。 実は、別のサイトでもこの画像をご紹介させていただいたが、ある方からコメントを頂いた。 「うちにも2~3年目のこぼれ種からのものがあり、どれか咲かないかなと、ひそかに期待しているところです。」 と。そう、実生苗でも、早いものでは2年、遅くとも3年も経てば花がつくと言われている。 数日を経て、改めて鉢の中を覗いてみた。 📷2021年12月20日:この株は花目を抱いていそうだね
まぁ、花芽であったとしても、こんな状態だから花開くのはまだまだ先のことだろう。 先の日記でも記述したが、このクリスマスローズの親株は、クリーム系八重咲きの糸ピコティーで、2018年2月に狭山市都市緑化植物園のクリスマスローズ展で購入したものである。 この親株、昨年末に地植えにしたのが災いしたのか、今年は花を付けてくれなかった。それではと、種を採ってプランターなどに植えておいた苗をこの坪庭の一角に移してみた。 📷2021年12月20日:親株とそのクローン!?
そうだ、この親株の根元も探索してみようか。 おや、この芽などどうだろう。花芽に見えないかい? 📷2021年12月20日:親株の根元に分け入ってみると・・・
この時期、猫の額の住人たちの動きは鈍い。何から何までが冬という名の帳の中に閉じ籠もり、寒さを恐れ身じろぎもしないといった体。 だからこそ、夢想するしかないのだ。この子たちすべてにつぼみが兆し、花開くときが来たら壮観だろうと。 さて、何年後のこととなるだろう。 あっ、そう言えば、もう一株、クリスマスローズがあったっけ。 名札には原種系クリスマスローズとだけあり、品種名は詳らかではない。 こちらも、あの親株の隣に植えておいたのだが、その威勢華やかならず、これではならじとベランダ横の鰻の寝床状の小庭に移してしまった。 現在では、新芽も兆しており、なんとか持ちこたえてくれたように思う。 そう、この子も、今年ほころんでくれたら嬉しいのだが・・・。 📷2021年12月20日:こちらは、原種系カラーリーフ
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