ベランダ脇のウナギの寝床状の小庭、花たちにカメラを向けながら雑草を抜いていた。
針型の葉が目の端をかすめる。引き抜こうとして手を伸ばしたが、小さな白い花が目に飛び込んできた。その闖入者の名は、ツメクサであった。
ひょろっとした姿形はいかにも頼りなさ気だが、日本全国の庭や路傍など何処にでもひょっこり出現するやんちゃな存在である。
花径は4㎜ほど、蒴果は球形に近く、長さ約3mmと小さい。う~んっ、引いてしまおうかと思ったのだが、もうしばらく鑑賞してみようとそのままにしてある。
屋久島ヒメヘビイチゴである。屋久島も、姫も、矮小種を形容する語彙としてよく冠される。
ただ、屋久島ヒメヘビイチゴの場合、姫が付されている記述と、そうでない記述があるのだが、それが同じモノを指しているのか、そうでないのかまでは検証できていない。
実は、土佐の花友さんにお送りいただいたのだが、その名札には「屋久島ヒメヘビイチゴ」とあったので、いまでもそれで通している。ちなみに、白花種の白花屋久島ヘビイチゴも存在するのだが、これはまだ見たことがない。
ご覧のように、花は極小である。実も、同様に小さい。1円硬貨は径20ミリだという。そのサイズ、推して知るべし。
イチゴの表面を覆う粒々は果実なのだという。だから、その一つ一つに種が入っているという。スーパーで求めたイチゴの果実は数えようとも思わないが、これなら数えられそうだね 笑
今日はツメクサ、屋久島ヒメヘビイチゴとも小さな小さな花の登場ですね。そ
れにしても、こんな小さな花を見つけるとは、kiteさんはよほど目が良いので
すね。小さな花の写真を撮るのは私は大の苦手ですが、鮮明に撮れて美しいで
すね。
ニリンソウ、シモツケについての丁寧で詳細なご説明ありがとうございました。
ニリンソウについては花芽が付かないのは、ごく当たり前の現象だということ
がよくわかりました。
ご紹介いただいた「二輪草の管理方法について」のサイトを読みました結果、
諦めることなく、「休眠期の夏の管理を適切にし、根を大きく健康に育てるな
ど保護しなければならない」に今年はチャレンジして、来年の開花に希望をつ
ないでみようと思います。
シモツケについても「根元からの強剪定」というアドバイスありがとうござい
ました。わが家ではゲンペイシモツケ以外にシモツケの鉢植えを6~7年育て
ています。お陰様で今年もたくさんの花を付けてくれています。このシモツケ
も含めて、秋には剪定を頑張ってみようと思います。
貴重なアドバイスをいただき、とても嬉しいです。ありがとうございました。
Ninbuさん、こんばんは。
かなり、いい具合に咲いているのですが、僕の場合、この花たちが萎む頃、一度目の剪定をします。バッサリと。
すると、この時期であれば、脇芽が出てきて、二度目の花が咲き始めます。
なにせ小さなスペースですので、大きくしちゃうと人の行き来に支障をきたします。
そこで、二度目の花が終わる頃、大きさなどの塩梅を見ながら、再度、剪定しちゃいます。
小さくまとまっていれば、強剪定は思い止まります。
大きなままですと、落葉樹ですので葉の処理にも困ります。
この辺は、状況を見ながらの対応ですね。
それと、すべからく上手くいき、源平が咲き誇ったとしましょう。
さて、挿し木をして増やしてみようと思ったとき、迷わず、白花の枝を差しましょう。
これ、経験則でしかないのですが、この付近に赤花の手ごろな挿し木を植えたのですが、赤花しか出ませんでした。源平にするには、どうも白花の枝がよいようです。
以下は、NHK趣味の園芸のmeikaさんのページです。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=10964
ご参考までに<(_ _)>
そこで、
「スマホで、花のマクロ撮影をしてみたくて・・・・・・」
https://blog.goo.ne.jp/kaito_sayama/e/3003f828f8d9b5300fe993658b13950f
でご紹介したApexel HD 10Xで撮りました。
なかなかぴったりと合わないのですが、上手くはまると面白いマクロ撮影ができるようです。
まだまだ、試行錯誤してますが、メインのコンデジの調子が悪く、これから新機種を買うのもと思って使い始めました。
ツメクサの種子なんかは意外といい感じが出ていると思うのですが・・・。