キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)、花期は7、8月頃とされる。まだまだ先は長い。
長ずると、1mほどになる。時期となり、花が一つ、二つと咲いていくと、自らの花の重さで傾いでしまうことも。
つぼみが膨れてくると、とても愛らしく、まるで弥次郎兵衛のようだ。
と言っても、「東海道中膝栗毛」中のあのおっちょこちょいの主人公ではないよ。日本の伝統的な玩具の方。
最近のお若い方はご存じないかもしれないが、僕らの餓鬼の頃はドングリや竹ひごなどで作って遊んだもんだ。あ~、竹ひごなんかもご存じないかもしれないね。Z世代以降(いや、もっとず~~~ッと以前からかな 笑)、遊びの概念がまったく変化してしまったから。
だけどね、あのAmaz〇nなんかでも、この弥次郎兵衛、販売してるんだよ。もっともその商品説明を見ると、バランスアートとか、スイング・テーブルモビールなんていうアーバンなキャッチコピーが躍っている。もちろん、商品自体も、スチール製であったり、魔女宅のキャラクターがあったりと多彩なんだ。
一度、Amaz〇nを覗いてみたらどうだろう。何を? もちろん、弥次郎兵衛じゃなく、キレンゲショウマのつぼみだよ~~~! そう、Amaz〇nでは、キレンゲショウマのポット苗も売っているのだから 笑
📷2022年6月7日:明らかに、ウメバチソウの葉の様子が変わってきた。花径が伸びてくるのかな。
ウメバチソウの解説では、「一般的に、花茎には葉が1枚だけで、茎葉に葉柄はなく、茎を抱くように付く」とある。
この頃になると、葉柄の長い根生葉は消えていき、しばらくすると茎葉には花柄が伸びつぼみが育っていく。
📷2022年6月11日:丹那ワレモコウに穂状花序が伸び始めている。
坪庭では、バラ科の多年草とされるタンナワレモコウ(丹那吾亦紅)に花茎が見られる頃となった。
小さいよ、この子。矮小性のワレモコウだから、大きくなっても50㎝ほどかな。もちろん、穂状花序には赤黒い独特の小花を見ることができる。いまはまだ小さなネギ坊主みたいだけど、もうしばらくすると色づいてくるよ。
📷2022年6月11日:これもカラーリーフっていうのかい。雨上がり、なおさらいいね。
📷2022年6月11日:葉の面白さも愛でてほしいのだけれど、葉のつけ根も見てほしい。これ、ムカゴなんだ。
ニオイハンゲである。こちらは地植え組。葉の色艶に感激しちゃう。とくに雨上がりの朝は。
葉のつけ根、そう葉柄との接点の辺りにポツンと何かができている。これがニオイハンゲのムカゴ(零余子)なんだ。
この画像では見えないけれど、株元にはムカゴができる。当然、そのムカゴで繁殖も可能ってわけ。
あまり注目は浴びてないのかもしれないけど、サトイモ科のテンナンショウの仲間に見られる花と同様、仏炎苞を咲かせ、名前にある通り、その花(仏炎苞)からは香しい匂ひも漂わせる。そう、五感に訴えかけるスグレ物の花だと思うのだが・・・。
📷2022年6月11日:こちらは半夏は半夏でもハンゲショウ、ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草である。
7月2日は、七十二候の一つ『半夏生(はんげしょう)』である。ここで言う「半夏」とは、カラスビシャク(烏柄杓)のことで、その花が咲く頃を指すというが、暦より自然の移り変わりの方が随分と進んでしまった感がある。
ドクダミ科ハンゲショウ属のハンゲショウは、半夏生とも、半化粧とも表記し、その姿から、カタシロクサ(片白草)との異名もある。
一概には言えないが、ドクダミ科には心を許してはいけない。実は、このハンゲショウ、ブラ散歩の途次にとあるお宅から頂戴してきたもの。喜び勇んで地植えとしたが、いや、その繁殖力の凄さと言ったらまさにドクダミのようで。。。
坪庭からはお引越し頂いたと思っていたが、この時期ともなると化粧を施し出で来にけり。
今日のもう一枚:Tさん宅のツクシカラマツの鉢植え
📷2022年6月11日:これほどまでに圧倒的なツクシカラマツの鉢植えは初めてだったよ。
散歩の途次、Tさん宅前に差し掛かる。季節の鉢が、いつも数個置いてある。
今日はツクシカラマツだった。山野草好きにとって、それほど珍しい花ではないが、これだけボリューミーなやつは初めてかも。
いつもの通り撮っていると、Tさんが玄関から姿を現す。
シセンウツギが咲いているから見てみろと仰る。言葉の音が漢字を結ばない。視線、支線、私選、・・・・・・、違うだろ! 四川に違いない。ってぇ~ことは、中国産か?
シセンウツギは四川空木と表記し、中国原産のアジサイ科ウツギ属の落葉低木ということになるらしい。花径10数ミリの愛らしい花が、まるで星のように中空に散りばめられていた。
📷2022年6月11日:これほどまでに圧倒的なツクシカラマツの鉢植えは初めてだったよ。
あれっ、今日は二枚になっちゃったね 汗
もうこんな時間なんだけど、これは足跡残さなくちゃ。
私が枯らせた子ウメバチソウ(これは数回)
タンナ吾亦紅・・・自然消滅。
Kiteさんは皆上手に育てておられますね。
気になってるツクシカラマツはどんな感じの場所に地植えされました?
例えば半日陰、全日照(これは無いか)殆ど日陰の何処?
地に降ろしたくなってるのです。
kiteさんの記事見てから。
けどね、大鉢も捨てがたいですね~。
しいちゃん、おはようございます。
このウメバチソウは三年目かな。いや、三代目といった方がいいのかな。毎年、種採って更新し、発芽した苗のいくつかは坪庭にも植えてますよ。
丹那吾亦紅も同じくらいかな。こちらは坪庭への地植えですが、やはり忘れずに顔を出してくれます。
上手に育てるというか、かまわずに放置し、草自身の生命力に頼ってるって感じ 笑
ツクシカラマツは、母屋の東側に位置する坪庭に植えています。日が当たるのは午前中まで、午後からは母屋に日が遮られるといった環境でしょうか。
位置関係がわかる写真、アップして見ますね。
そう、そう、これだけの大鉢だとどんだけ必要なんだろうとびっくりしました。とにかく見事の一言でしたよ。数があるなら、これも有りですよね。
コメント有難うございました<(_ _)>