マツムラソウやら、タマノカンザシやら、朱く染まった山椒の実やら・・・
📷2022年8月1日:萼と萼の間から、黄色の花びらがほの見える。
殖え過ぎて困るのである。もちろん、生臭な金の話ではない。マツムラソウの繁殖の話である。
日本では西表島と石垣島に分布するとあったので、面倒な花かと思っていた。特に冬越しには気をつけろと言われ、かなり神経質になって部屋で管理していたのだが、最近では、冬でもベランダに設えたビニ温で過ごして平気な顔をしている。
もっとも、猫の額では、寒気が強くなるころ、葉が枯れ始めみすぼらしくなるので地上部を刈ってしまう。それでも、春ともなれば芽を出して来、平気な顔で花を結んでいる。
ただ、熱いところが好きなのかと思えばそうではないらしく、いたずらに直射日光に当てると葉やけ起こし、みっともない姿になってしまう。湿度が高い日影がいいというのだから厄介だ。
📷2022年8月1日:水が切れると、すぐさま萎れてしまう。今夏は特に水遣りに忙しい。
殖え過ぎるというのは、株分けでも、葉挿しでも殖やせるのだが、猫の額の場合、実生やら、むかごで勝手に殖えている可能性がある。「おや、なぜ、こんなところに芽を出してくるの?」なんて驚かされることがしばしばなのだ。
この株は、今春、植え替え時にベランダ脇の小庭に地植えしてしまったものである。ここに限らず、その小庭の西の外れにも、坪庭にも平気な顔で成長している。
問題は、このままで冬を越せるかということ。壮大な実験なのだ 笑
📷2022年8月1日:一重のタマノカンザシである。いま花芽を蓄えつつあるのだが・・・。
昨年の夏は、八重咲きのタマノカンザシの開花に欣喜雀躍した。それはそれは見事な光景であったのだ。
伊予の国の栽培者の方が仰るには、
「来年、この八重の花、見られないわよ。一重を送ってあげるからそちらを鑑賞なさい。八重の方は株を太らせることね。」
とのことであった。その一重のタマノカンザシがこの子である。確かに、いまのところ、八重には花芽が見られない。
📷2022年8月1日:取り忘れた山椒の実が色づいた。
春の花後、山椒の実を採取し、好物のちりめん山椒を作った。ほんの少しだったけどね。
摘み忘れだろう、いま赤く色づいて、それだけで目を楽しませてくれている。
猫の額の夏を彩る変化朝顔:August 2nd 2022
📷2022年8月1日:笹牡丹の今日の姿。
📷2022年8月1日:蕊の弁化と言われる現象が八重咲きへと変化する。
本来八重咲きではない花が八重咲になる場合、蕊が花びらに変化することが知られている。
これは朝顔ばかりではなく、ツバキをはじめ、フヨウやムクゲなどでも見ることができる。
二枚目、折よくちょうど花芯の辺りがよく見える状況だったので、少し寄って撮ってみた。ほら、しべはなく、かといって花びらにもなり切れないナニモノかが横たわっているのが見えるであろう。そう、この花は不稔となる。種を結ばないのだ。
埼玉県にお住まいなんですね。酷暑の夏になると埼玉県は毎日、出てきますね。
以前は東京の住んでいたので、西武球場には何度か行ったことがあります。
伊吹山、山野草の宝庫ですね。
カンカンさん、おはようございます。
そうなのです、熊谷、鳩山、そして、越谷までもが日本で一番を記録し、すっかりホットな埼玉県となってしまいました。
今日は、これから雨との予報が出ており、昨日までの暑さはちょっと一休みのようです。
まぁ、一過性のものに過ぎませんので、すぐに35度のホットな埼玉が戻ってきそうです。