あまりの繁殖力の凄さに辟易してしまう。ヒメウズのことである。 小悪魔! 猫の額での、彼女たちのニックネームである。 それほどにコロニーを拡張し、他の領域までも侵食していく。 その一番の被害に泣いていたのがタツタソウ(メギ科タツタソウ属の多年草)だ。 萌え出たまではよかったが、そこにはヒメウズの幼葉が蔓延っており、昼なお暗い幼少期を過ごすことを余儀なくされていた。 業を煮やした猫の額の庵主が、その幼葉の一部を摘み取り鉢に移し替えた。 数日後に予定されているお向かいさんへのニリンソウの譲渡に、この子たちもお付けしようというのだ。 ほら、どうだろう? 随分視界が拓け、陽の光も届くようになったように思う。 昨年は、3月下旬に開花の記録がある。一昨年は、4月4日だった。 確かに、つぼみらしきものも一つ、二つ見られるようだが、果たして今年の開花は何時となるのやら。 何度もお目にかけているノコンギク似のキク科の多年草、猫の額に輿入れして初めての春をつつがなく迎え、3月26日、めでたく開花の運びとなった。 幾度も申し上げている通り、葉の印象は異なるけど、花はどう見てもノコンギクでしょ。 いまだに名前は判然としない。春咲きのノコンギクの変種ということなのかな? 📷2022年3月26日:春咲きのノコンギクの変種ということなのか?
鯖の尾の写真である。適当な画像を手配することができず、冷凍保存しておいたノルウェー産塩サバの尾をスマホで撮った。 📷2022年3月27日:ノルウェー産塩サバの尻尾の写真!?
なぜ、鯖の尾の画像など見なけりゃならんのだ! 大切なgooのメモリースペースをいたずらに浪費しやがって! お怒りのほどはごもっともなのだが、次の写真と比べていただきたく、あえて無謀な写真のアップとなった次第 笑 これっ、トウゴクサバノオ(キンポウゲ科シロカネソウ属の二年草)の結実した袋果を写したものである。 このシロカネソウの仲間の名の由来だが、この袋果の形状がサバの尾に似ていることから鯖の尾(サバノオ)となったのだと言う。 似ている? 似ていない? どんな印象をお感じになられたことだろうか? 📷2022年3月26日:とても小さいので、画面左上に拡大図を配置。トウゴクサバノオはサバの尾で間違いないだろうか?
昨日頂戴してきた烏羽ヒメリュウキンカの二番バナが開花していた。 同じく、ハルトラノオも、一輪、二輪、開花を確認した。 季節は巡ることを止めず、瞬時たりとも留まることなく、足早に去っていってしまうものなのかな。 📷2022年3月27日:烏羽ヒメリュウキンカに二番花が咲いた。
📷2022年3月27日:ハルトラノオにも、一輪、二輪と開花が見られたよ。
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何時も読み逃げばかりで申し訳ございません。
また拙ブログに早速コメントをお寄せ頂き有難うございましたm(__)m
ところで鯖の尾のお写真???でした・・・
拝読させて頂いた所、サバノオ(トウゴクサバノオ)が由来との事、
何時もながらKite.comさんのウイットに富んだコメント、思わず(^^)です!
勿論お写真も素敵です(^o^)
その中で24日ご投稿で岩と2輪のカタクリノお写真、特に気に入りました。
そしてその次のお写真、石の招き猫とヒトリシズカのお写真も面白いですね(^○^)
昨日は私のブログに。訪問とコメントをありがとうございました。
冒頭のヒメウズとタツタソウの戦い、面白く読ませていただきました。
確かに写真を見ると、今にも飲み込まれそうで、可哀そうですね。
ヒメウズとタツタソウとも、私はまだ見たことがありません。
クリックすると写真が拡大され、どのような植物なのかがよくわかります。
それにしても、突然塩サバの尾が出てくるのには驚きました。
トウゴクサバノオの名前の由来の、前触れなのですね。
おそらく、私はこの植物の名前うを絶対に忘れることはないでしょう。
ノコンギクの変種、烏羽ヒメリュウキンカ、ハルトラノオも含め、
写真がとてもシャープで美しく撮れていますね。
綺麗な写真と楽しいお話、堪能させていただきました。(^.^)
的外れなコメントで失礼しました。
岩とカタクリ、結界が行く手を阻み往生しました 苦笑
猫石像とヒトリシズカ、アングルの自由度が乏しく、往生しました 汗
と、まぁ、言い訳ばかりで見苦しいのですが、もう何の柵(しがらみ)もありませんので、心に溜めずに吐き出すことで、ストレスを溜めないように生きようかと。
そう、そう、与野と狭山の居住期間がちょうど半々に近くなりました。
当時から与野公園のバラ園の整備が始まっていたと記憶してますが、最近ではバラの名所としてメディアでもよく見かけるようになったことに驚いています。
北与野駅にほど近い、(バイパスではない)17号沿いでの生活でしたので、当時であってもなんだかんだと騒がしいことばかりが思い出されます。
狭山に引っ越した折には、なんて自然の豊かな街、いや、単刀直入に言うと田舎だなぁ~なんて思ったものです(新宿から1時間足らずなのにです)。
いわゆる「みん花」が閉鎖されブログとなってから、一時足抜けしてましたが、これからは不定期ではありますが、こちらに軸足をおいて花ブログ綴っていこうかと思ってます。
改めて、よろしくお願いいたします。
狭小なスペースに、想定外の収容草数を盛って憚ることを知らぬ庵主ゆえに、草々の戦いはそこここで展開されているわけで・・・。
自然界においても、常にとどまることを知らぬほどの熾烈な生存競争が繰り広げられ、強いもの、適応力に優れた輩が生き残っているわけですので、この猫の額が特別な環境であるというわけではないのでしょう。
管理者は誰? そうなのです。理屈の通らない言い訳ですかね 笑
まぁ、あのみん花の頃は、もっぱらブラ散歩で出会った花ばかりを投稿していましたが、ご縁があって山野草を事細かにご教示いただける方と懇意にさせていただきましたがゆえに、ちょっと手元で、この方面の草々に手を広げることができた結果がいまなのであります。
2020年以来、御存知の通りの疫禍が日本列島を蹂躙しています。
春には桜旅、時を経て山野草を求めて各地の名所に、なんて事やってたわけですが、それも叶わなくなりました。
いやぁ~、山野草、少しでもやっててよかったと思いました。
外に出ることなく、そこそこ自らの手で花とのコミュニケーションをとることが出来る環境ができていましたから。
ただ困ることは、めっきりブラ散歩の頻度が減ったこと。
一日も早く、平穏な日々が戻るといいですね。
何気兼ねなく友と語らい、ともに食し、そして飲む事ができる日々が。
コメント有難うございました。