昨年、Kカーに乗り換えた。運転支援がいろいろ付いた奴。それなりのお年頃だから、マシンやシステムの力を借りようかと。
この日(4/27)は、夏タイヤへの履き替えをしてもらいに、いつものタイヤセンターへと出掛けた。
付近には入曽多目的広場内公園がある。待ち時間は、いつも、ここへのブラ散歩でやり過ごしている。
何か、特別なものが咲いているというわけではない。路傍の草々との邂逅を楽しむためだ。
例えば、こんな花、スイカズラ(オミナエシ)科ノヂシャ属の1年草ないしは2年草のノジシャである。
路傍に咲いているからと、侮ってはいけない。
実は、この草、ヨーロッパ原産の歴としたサラダ用の野菜なのである。
マーシュやラムズレタスなどとして種も販売されているようだから、ご興味のある方はお試しあれ。
ちなみに、ラムズレタスとの名は、子羊が好むことに因るとあるが、子羊たちがグルメなのか否かは語られていなかった。
轟音に驚き空を見上げると、こんな奴が眼前の空間を横切っていく。
ここには、航空自衛隊入間基地に隣接し、着陸しようとする航空機にその最終進入の径路を示すための進入灯が設置されている。
機体記号:26-5675から、機種:川崎重工業 T-4 中等練習機なんてことがわかる。
📷2022年4月27日:飛行機の撮りオタじゃないのでこれで十分 笑
クレーのテニスコート場はすり鉢状の底にあるって感じ。四方の斜面には、シロツメグサ、アカツメグサ、タンポポ等々、春の野の草がひしめき合っている。
そんな中で、ひと際異彩を放つのが今日の主人公ヤセウツボである。
📷2022年4月27日:ニョキ、ニョキニョキ! 俺たち、ツクシじゃないからな!
ハマウツボ科ハマウツボ属の一年草で、外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
だから、「やせうつぼ 負けるなKite これにあり!」なんてエールを送らなくとも、へっちゃらで生きながらえる強者なのだ。
じゃ~、なんで一茶の痩蛙をもじった句など? 「痩蛙」「痩靭」―― 単に、痩せ繋がりの音遊び 汗
茶褐色、その色に驚くよね。ご推察の通り、葉緑素はない。というのも、キク科・セリ科・マメ科など様々な植物に寄生して一生を送る。
📷2022年4月27日:かなりショッキングな佇まい。無葉緑の寄生植物なのである。
特に、シロツメグサやアカツメグサなどが大好きなようだから、群生を見つけたらヤセウツボの存在を疑ってみるといい。
📷2022年4月27日:ほらっ、アカツメグサが見えている。脇には元気いっぱいのヤセウツボが・・・。
公園周辺のブラ散歩でおよそ30分が経過、野の花との語らいを十分楽しんでタイヤセンターへと取って返した。
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