いい塩梅に数値が低減してきていた。
2020年以来控えていた小旅行、花を求めての旅、それをそろそろ現実のものとすべく、みっちり計画を立案しようと思っていた。
やはり新潟だろうね。いやいや、長野がいいかな。夢は枯野を駆け巡る。いや、病んではいないのだが、旅から隔てられていた心の方は、相当病んでいたのかもしれない。
その矢先である。倍々ゲームで数値が増えていく。あららっ、こんなはずじゃなかったのだが・・・。
希望が、砂上の楼閣のごとくさらさらと風にさらわれていく。今年も、やはり断念しないといけないようだ。
僕一人なら構いやしない。だけど、旅はいつも二人連れ。ちょいと体の弱い家人と一緒だけにリスクは取りたくない。
猫の額は、秋の花に乏しい。今年こそ、旅で調達してこようと思っていたのだが・・・。
叶わないとなれば、奥の手を使わざるを得ないね。そう、お取り寄せである。
今回は、長野のつどいの里にしてみようか。
ってなわけで、この日(7/13)、その野の草が届いたわけ。
📷2022年7月13日:ホトトギスは、玉川、黄花、白花の三種である。
三種のホトトギスは、左から玉川ホトトギス、黄花ホトトギス、白花ホトトギスとなる。
黄花に重点を置いたのは、リベンジの意味もある。というのも、昨年、チャボホトトギス を試みたのだが、花は2つほど見られたんだよ、しかし、年を越せなかった。
猫の額の山野草は、多年草でも一年草となるとのジンクスを覆すことが叶わなかったのだ(実は、日本の固有種とされる玉川が心配なのだよ。なよなよとしたその姿、あ~、支え続けられるかなぁ~)。
📷2022年7月13日:ダイモンジソウも三種。名前はまだない!?
キャッチフレーズは、「品種は選べません。ダイモンジソウ、お得な三種の組み合わせ。」であった。
色だって咲いてみなけりゃわからない。ミステリアスな三姉妹が猫の額に降臨した!
📷2022年7月13日:その存在自体に、危うささえ感じてしまう。細葉シコタンソウはうまく酷暑を乗り越えることができるのか?
この時期に、この花を置いているところ、出荷してくれるところはなかなかないことと思う。
細葉シコタンソウ(色丹草)、高山に分布するユキノシタ科ユキノシタ属の小型の常緑多年草で、花期は5~6月頃とされている。大方のお店が「売れ切れ」表示なのだが、こちらのお店にはまだ在庫があった。
またの名を「レブンクモマソウ(礼文雲間草) 」などというのだから、いずれにしても北の高山植物、照り付ける都会の太陽の下、上手く生き延びてくれるといいのだが。
📷2022年7月13日:おや、想定外! 嬉しいことにプレゼントを1ポット入れてくださっていたのだよ。
あれ、こんな花頼んだかな? ミスタッチでもしたのだろうかと首をかしげながら包装を解く。
「濃色紅花キンバイ」との名札があり、裏側に「プレゼント」と記述されていた。いろいろ山野草の通販サイトを利用してきたが、こんなこと初めてだよ。同封されていた書面を見てみると、モール店サイトではなく、本店サイトで購入した方のみの特典とある。
調べてみると、この花、バラ科キジムシロ属(ポテンティラ属)の耐寒性常緑宿根草で、まだ花芽もついているように見える。
遠~く北西の彼方を望んで一礼し、謝意を表した次第である。
📷2022年7月14日:今夏、二つ目のゴーヤの収穫!
20㎝ほどのゴーヤを収穫した。今夏二つ目となる。滑り出しは好調だ。
一番目はゴーヤチャンプルーで胃の腑に収めた。二つ目は糠漬けにしようと思う。
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