元記事は2006年7月。ブログのタイトル名の由来説明を兼ねて再掲載します。
ブログは新しいページが一枚一枚、上に重なる形、 同じテーマを続けて読もうとすると一寸不便です。
カメックのこれまでの歩みを辿るため、彼の特徴が出ている部分を抜き出して、再編集したものです。
◎カメックの紹介
*生年月日:1997年○月×日(満9歳)
*国籍:日本。先祖は北アメリカからの拉致被害者と推測される。
*カメ種:
フトマユチズカメ Granptemys ouachitensis: Ouachita mapturtle ? チズ(地図)カメの混血種? 沼カメ一族
*性別:男
◯身体検査結果
・身 長:約15cm(頭のてっぺんから、尻尾の先まで)、甲羅長:約9cm
*カメとしては異例とも言える小型種。 因みに、ミドリカメの甲羅長は20cm以上にもなる。
・体 重:約100g ・血液型 :不明 ・血 圧:測定不能
◯基礎体力測定結果
・1m走:陸上1秒、水中0.8秒 ・垂直跳び:約1cm ・走り幅跳び:約20cm ・潜水深度1m以上
・懸垂時間:30秒以上 ・潜水時間:24時間以上 ・飛行時間:約0.1秒 ・瞬発力:あっという間
とかなりの運動能力を持っている。
◯年齢(9歳)からみて既に成年カメに達していると推定される。寿命:不明 ゾウガメは100年以上だと言われている。
そこにカーテンがあるから登るのである (by カメック)
◯住まい
・居 間:人工太陽付き玻璃製ワンルーム。水中には昼寝用ベッド。付帯施設としてエアー駆動式水車の遊具。
なんのことはない。熱帯魚飼育用40cmガラス水槽住まいである。
・食 堂(兼トイレ):円形玻璃室(25cm調理用ガラスボール)
・寝 室:羽布団(親父の布団)
・運動場:温水プール(浴槽)
・別 荘:丸温水プール(洗面台)
◯食事食べ物
・主 食:カメの餌 ・デザート:鮪の赤身、鰤、(昔のまんまの)薩摩揚げ *大好物: 住まいに偶然落下してきたハエ
◯特 技:
・カーテン登り、ゴキブリ走り(郵パックのコマーシャル)
・どこでも眠れること(例えば、親父のパジャマのポケット)
・素知らぬふり(目が合うと逸らす。外すとちらっと見る)
◯好きなこと
食べること、寝ること、高いところに登ること。
*特に好きなこと:お風呂で母と遊ぶこと。(カメックの独り言)
◯嫌いなこと:散歩、日光浴、外出。
*特に嫌いなこと:親父の相手をすること。(カメックの独り言)
◯チャームポイント
すらりと伸びた手足、つぶらな瞳、キリリとした鼻、八頭身の美男子。
鷹のような鋭い爪、ゴジラばりの逞しい尾、原始祖鳥の翼、黄色にボディーペイントされたボディー・・・の他にも沢山。 (カメックの独り言)
◯性 格
前向き(言い換えれば、向こう見ずで猪突猛進の「おばか」)、 楽天的、そのくせ、ちょっと臆病
◯身請料?:1,980円?だったかなー
◯家族構成:母、親父、兄貴(俺を選んだ張本人)の4人家族
◎旅立ち
網戸登り
1997年12月×日、暮れも押し詰まったある日。僕はいつものように石の上で我先にと兄妹達と押し合いへし合いしながら、日向ぼっこを楽しんでいた。
ガラス壁の向こうに丸いギラギラした得体の知れないものを2つ発見した。
君子危うきに近寄るべからず!ここ一番、ウサギの得意戦法、見て見ぬふりをすることにした。
と思う間もあらばこそ、突然、黒雲のようなものが僕に覆い被さってきた。思わず、危険を察し、慌てて水中に飛び込もうとしたが既に後の祭り。僕の体は宙に浮いていた。
手足を必死に動かしても、空を掻くだけ、体の自由は全く利かない。 只、ゼイゼイと息が切れるばかりである。
僕はクレーンゲームのぬいぐるみではない。このような扱いを受ける理由は全くない。
百歩譲って、無理無体に連れ去られる運命であったとしても、事前に一言、断りがあるべきではないか。
せめて、少しでも時間があれば、兄妹と別れの水杯を交わし、互いの不幸を嘆きあうことも出来たであろうに!
これが兄妹との今生の別れになろうとは思いもよらなかった。
人間と言う生き物は義理も亀情も全く分からないかくも薄情であり、亀非亀であることは後で十分に知ることになる。
役に立たない手足をしまい、恐る恐る顔だけ出したところ、あの2つのキラキラした不気味なものが目の前に並んでいる。僕は慌てて首をまた引っ込めた。
しばらくそのままにしていたがこれでは埒があかない。そろりと顔を出して子細に見ると、そのキラキラした不気味なものの後に、白黒の物体がギョロギョロと動いている。兄貴の目玉であったことは後で分かった。
僕を掴みあげたのは顔なじみの店員であった。
「このカメが一番元気ですよ!」
実に嘆かわしい! この店員は審美眼と言うものを持っているのであろうか。確かに五体満足、健康には自信がある。
パッチリした目、スッキリした鼻筋、スラリとした八頭身。兄妹達がキムタクのような美男子と言っているのを全く知らないらしい。
僕の身請け代金は1,980円だったようだ。隣の噛み付き亀には、8,000円と言う値札が付いていたそうだ。僕が選ばれたのは身請け料が不当にも低かったからのようである。
それにしても、亀を売買するとは、カメの優劣を値段で表すとは言語道断である。
人間はなんと悪辣非道な生き物であろうか。ジュネーブ条約の何たるかを、基本的亀権をどう理解しているのか、機会があれば、是非、問い正したい。
もっともそれが分かっているようなら、亀身売買などと言う亀道に反するような野蛮なことはしないハズである。
この極正当な憤りも、どうせ
暖簾に腕押しであろう。人間とは全く嘆かわしい下等な生き物である。
あの噛みつきガメは今どこで暮らしているのだろうか。この狭い日本にはなかなか居場所がないだろうと心配している。
そんなこちらの思いも少しも解されず、水の入った小さな透明な袋に閉じこめられ、ゆさゆさと揺さぶられながら、見知らぬところへ連れていかれた。
運ばれる途中では、ぶらんこのように振り回された。その揺れは震度7をはるかに越えていたに違いない。
懸命に手足を踏ん張ってこらえたが、不覚にも船酔いしてしまった。 三日ばかり食欲がなかったのはその後遺症である。
兄妹達から一亀離されて、長い苦難の亀生がこうして始まったのである。
それにしても、このブログの語り手を勤めることになったのであるから、 縁というのは実に不思議なものである。
どうやらこうやらしているうちに着いたらしい。やおら甲羅を掴まれ、ぽちゃんと放り込まれた。
お早よう!
早速、様子を伺うため、周囲を偵察してみたが、鼻は直ぐにガラス壁に突き当たってしまう。
この狭い空間のどこにも出口はない。籠の鳥ならぬ水槽のカメ状態である。
眼鏡(義兄であることは後で知ることになる)がガラス壁に鼻面を押しつけながら、こちらに向かって、
「カメック、カメック、カメック・・・・・・・」と叫んでいる。
何か恐ろしいものが自分の近くに潜んでいるのではないかと、内心ビクビクしながら周囲を見渡したが誰もいない。 どうやら、自分を呼んでいるらしいことがだんだん分かってきた。
既に親父(義父)が僕の紹介をしてくれたようである。しかし、読み返して見ると偏見だらけである。
折角の親父の好意を無にするようであるが、このままでは読者の誤解を招きかねない。
誤解を受ければ、折角紹介してくれた親父も不本意であろう。やはり、自分のことは自分ですることにしたい。
◎カメックの自己紹介
自分に何の断りもなく勝手に付けられた名前であるが、いつまでも、カメか亀のままでは、他のカメ(亀)と区別が付かず、これから何かと不都合であろう。
「カメック、カメック・・・・」」と繰り返し呼ばれているうちに、 そうなのかもしれない?・・・・、そうなんだ!と思えてきたから不思議である。
尤も誰が僕を呼ぼうが、尻尾を振るようなみっともないマネは絶対にしない!
さて、皆さん! 「カメック」と名前に心当たりはありませんか。
そんな名前は心当たりがないと言う人も、クッパ、クッパ大王は、どこかで聞いたことはありませんか。
良い子の皆さん、元良い子のお父さん、お母さん、お祖父さん、お祖母さん
今更、知らんぷりをしてもダメですよ。
悪親父、スーパーマリオがクッパ城に潜入する時、敢然と迎え撃つ「勇士の名前がカメック」なのです。
謂われを聞けば、自分の名前と同じなのは頷ける。今では、この名前を気に入ってさえいる。
クッパは一族の名前。フォンに特別な意味はない。ただ、カメック クッパではいかにも軽そうに聞こえるではないか。
なお、生き別れた妹の名前はまだ付いていなかったが、もし、再び会えるようなことがあれば、ピーチと呼ぶつもりである。
『我が輩は、カメック・フォン・クッパである。 』
◎亀 種
やはり、自分の
出生は気になるものである。
がんばれ!NIPPON(もち、ワールドカップ)
カメ族は産み放しである。カメ族の母はなんと亀情がないと、言われなき指弾を受けるかもしれない。
そこが違う。カメ族の母は人間と違い、子供をちやほやと甘やかしたりはしない。カメ族は生まれた時より独立独歩なのである。
ウミガメ族を挙げるが、満月の夜。ひっそりと砂浜に上がり、懸命に穴を掘り、亀母は涙を流しながら卵を産み落とす。
丁寧に砂を掛け、後ろ髪を引かれながら、後を振り返り、振り返りしながら海に帰っていく。 断腸の思いであるに違いない。
人族では、実親による子捨て、幼児虐待が巷に溢れている。
人族が亀族を非難する資格は全くないのである。
自分が亀族のどの種に属するか、実のところハッキリしていない。
親父の言によれば、ペットショップのガラス室に貼られていた紙切れに何かカタカナ文字が書いてあったようだと、全く要領をえない。
もし、その紙切れが自分の方を向いて貼ってあったなら、自分探しの旅もずっと楽になったであろう。
親父は我が輩を如何にも大切にしているかのように他に吹聴している節があるが、それは全く口先だけのことである。
好い加減な親父も、流石に少しは気がとがめたらしい。 「カメのすべて」と言う本を購入して 調べたようだ。
カメ目 → 潜頸亜目 → リクカメ上科 → ヌマガメ科までは分かったようだ。
なーる程、どおりで僕が水陸に強いハズである。
首引っきで、照らし合わせてみたらしい。
ミシシッピーチズカメ、ニセチズカメ、テキサスチズカメ、フトマユチズガメ・・・・どの種と比べても、ピタリと当て嵌まる種族がない。
仕方なく、一番近そうに見えるフトマユチズガメ?にすることにしたようである。
カメ族も異種結婚がされているようなので、自分は
ハーフかもしれない。
僕の姿格好を見て、カメ種に心当たりの方がおられなら、是非、お教え頂きたい。
そうは言っても、出自は分からなくても、自分は自分であることに違いはない。出生調べはここまでにしておくつもりである。
◎カメックの自己紹介2
僕は♂。 ほ乳類と違い、性別は外観では分かりにくいんだ。
原・始祖鳥(カメックの正体?)
僕がなぜ♂かと言うと、
僕をひっくり返して(亀にとってこれほど屈辱的な格好はない)みて、肛門の位置が甲羅より外にあれば♂、内側なら♀である。
逞しい尾は男子である証拠なのである、
僕の甲長は9cmしかない。体は小さくても僕は11歳の立派な青年カメである。
カメ族は♀の方が体が概して大きい。僕の種族の場合でも、♀は20cm位になるらしい。
カメ社会は女尊男卑で、婦唱夫随である。親カメの上に子カメと言うのは、もしかすると言うこともあり得る。
僕が観察するに、これはカメ社会に限ることではないように見える。
親父が僕の基礎体力を色々言っているようである。
・例えば、1m走では、陸上1秒、水中0.8秒とか陸上1m走1秒とか・・・・
一寸と説明を加えたい。
カメはウサギと比べて如何にも歩みが遅いように思われているがとんでもない誤解である。ウサギのように飛び跳ねる必要はない。いつも平常心を保ち、ゆったりしているだけである。
その証拠に僕の足を見てじっくり欲しい。4本の足は地面をしっかり掴めるようにスパイク(爪)がある。どちらかというと長距離走より短距離走が向いているのが分かるでしょう。
さて、僕の記録どう生まれたのか。
・短距離走
親父のパジャマのポケットの中でいつものように爆睡していた。この親父、幾つになっても寝相が悪い。ごろりと寝返りを打った瞬間、僕はポケットから投げ出され、布団の外に・・・・
いつも沈着冷静な僕も流石に寝ぼけていたらしい。脱兎のごとく(と言うより、ゴキブリのごとくらしい)、母の寝床に逃げ込んだ。
その距離が50cm、その時間が0.5秒、即ち、秒速1mである。
・垂直跳び1cm。僕が何かに驚いて飛び上がったことがあるらしい。その時、約1cmだったんだって。
HONDAのASIMOくんも走る時には両足が宙に浮くそうだ。カメにできて当前である。
・高飛び
僕はテーブルの上に放置されることが多い。そんな狭い場所にいつまでもいるのは嫌だ。助走を付けて飛び立とうとするが、高さが不足している。翼を広げる前に床に落ちてしまう。
その時の飛行時間が約0.1秒、水平距離が20cmと言うことらしい。今度はカーテンを登ってから飛び立つことにしたい。
・水 泳
水中での速度は運動場(浴槽)での計測結果である。もう少し広ければ、0.5秒は切ったと思われるが、これはタラレバ話なので、今はこの記録に甘んじることにしたい。
潜水時間24時間以上、潜水深度1m以上。
何を言ってるんだか、僕は沼カメ。水中で昼寝だってできる。当たり前田のクラッカーなのである。
◯カメックの独り言
親父の奴、何をやっても3日坊主と決まっていたのですが、ブログはまだ続いている。
その内、ネタ切れ、息切れすると思いますが、今のところは関心関心、一応プチ褒めしておきます。
今日のお夕飯はマグロね。そこのところ、宜しく・・・・
日向ぼっこ 古い甲羅の一枚が剥がれ掛かっている
僕の写真を見てどう思う。気持ちよさそうに、日光浴しているように見える?・・・って
それは違う。実は怒っているんだ。僕の表情をみれば分かるだろ。日光浴はけっして嫌いな訳じゃない。問題は僕が望まない時にやられること。
「カメちゃん、カメック・・・・・」と猫撫で声で、母さんが言うときは危ない。
早速、洗面器に入れられ、ガラガラとガラス窓を開けて、外に置かれる。
そりゃー、眩しいの何のって、冷たい風がビュー、ぶるぶる震えてしまう。
母に言わせると、ガラス越しの日光浴は紫外線がカットされるので効果が少ないのだそうだ。
・懸垂時間
僕は早く出たいと、洗面器の縁に手を掛け足を掛けて、脱走を試みる。
この時のタイムが懸垂時間らしい。
変なところでタイムを測るな! いい加減にしろやな、親父!
運良く、足が縁に掛かり、首尾良く脱走できることもあるが、また、連れ戻されて、「元の木阿弥」
それでも、また、脱走・・・・・
みなさまにご報告! お陰様で、マグロにありつけました。やっぱ、時には自己主張はしなければね。 カメックの独り言
今晩は大好きなマグロでーす。嬉しいな。
夕食後のデザート
僕は犬じゃない。絶対にちんちんなんかしない。武士は食わねど爪楊枝じゃなかった、高楊枝。
しないつもり・・・・・・でも、しちゃおう。まぐのためだもの。
親父に強く抗議! 布団の中ではおならは絶対にしないこと。あまりの苦しさに、布団の中を駆け回ってしまった。 ふう・・・・・・・・・・・
◯僕の秘密
このブログは僕が主人公。しかし、本当に見て?書いてるの?と思う人がいるかもしれない。 まー、そう言う疑い深い人のために、僕の秘密を大公開!!!!
こんにちは! カメックです。
でも、他の人にばらしてはだめだよ。お約束ね!
僕に気が付いて、「ぎゃー、ヘビ!」なんて言われるのは困る。困らせる気はこれぽっちもないんだ。
ペットはお断りと言う店は多い。衛生面、他の人に迷惑を掛ける・・・・、店の都合もいろいろとあるでしょう。
僕は毎日お風呂に入る。本当は嫌なんだけど、柔らかい歯ブラシでブラッシングさえされている。人間よりよほど清潔と思うんだけど・・・・・
僕は常識カメ。レストランに連れてってとは言わない。帰りに魚屋さんにでも寄って、お土産にマグでも買ってきたら、許してあげる。
食べ物屋さん以外の所へはこっそり連れて行って貰うんだ。やっぱり、見聞は広めないとね。
お出かけセット
これを見て、「熱湯を容器に注いで、3分待つ」だって、
僕は即席ラーメンじゃない!
今は空風の季節、目は乾く、お肌もカラカラになる。
水筒にはぬるま湯が入っている。それを緑の容器は注いで、僕は沐浴する。いつでも、どこでも、温泉気分なんだ。
お出掛けには、羊さんと一緒が多くなった。羊さんは暖かいよ!
◯僕が一番好きな事
・食べることじゃない。それはあくまでも二番目、三番目・・・
一番は何かと言えば、遊ぶことなんだ。
夕食を食べて、当然、生理現象が起きる。そして直ぐに別荘(洗面台)に移され、ゴシゴシ洗われる。本当は嫌だけど、まー、仕方ない、清潔を保つのは健康に必要なことだからね。次の楽しみの序章でもあるし・・・・・
亀と兎(童謡ふるさと館)
僕が主人公、だから、「うさぎとかめ」とは言わないでね。なお、本文とは全然関係ありません。
ほど良い湯温の別荘(洗面台)でゆったりとしていると、裸の親父がやってきて、僕を摘み上げる。
その掴まえ方がまた乱暴なんだ。ごっつい指で僕のお腹と背中を挟む。僕の手足は宙ぶらりん。当然、手足をバタバタして抗議をする。そんな時、手足、首を完全に引っ込めて、間接的な抗議をする同族もいるようだが、やはり、「嫌は嫌」とハッキリした態度で現さないといけない。
僕の抗議行動は風呂場の入り口で展開される。これが誤解を生むらしい。
あたかも、早く、中に入れて入れて・・・みたいに見えるらしいんだ。
亀と兎(渡瀬渓谷鉄道 沢入駅前)
湯船に乱暴に放り込まれる。。後宙返り二回転、半捻り・・・・、見事に失敗し、背中から着水(湯)。痛てて・・・・
水の中に入ればこっちのもの。亀の滝登り後泳ぎも自由自在。親父に掴まりそうになったら、背中の方に回るんだ。一寸、背中を突いて、からかってやることもできる。
親父に言わせると、まるでゲンゴロウ、タガメみたいだそうだ。それを言うなら逆だろ。タガメが僕に似ているっだってば。
ひと泳ぎする内に、湯温は段々熱くなってくる。初めの湯温は僕が我慢できる温度38度位に母が調整してくれている。
ところが、親父の奴、やはり、この温度では物足りないらしく、母の隙を見てお湯を注ぐんだ。結局、40度位になってしまう。
僕は苦しくなって、「助けて、出して!」と騒ぐ。親父の奴も少しは悪い思うらしい。仕方なく、足を水面に出す。
僕はそこに掴まって顔を出して、「ふう・・・」とやる。時には、風呂の縁に待避することもある。
親父が風呂から出ると、僕も一旦、別荘に戻る。
母がまた呼んでくれるまでここで待つんだ。
母と入っている時が一番安心。自由気儘に遊べる。
肩にとまっている様子は、さしずめ、ロビンソンクルーソーのオウム見たいだろう。
この至福の時がいつまでも続けば良いと思う。
が、それは束の間の夢に終わる。
「お父さ~ん」と呼んだ時は危ない。扉が開いたら、さっと飛び込むんだ。この時ほど、僕が俊敏なことはないだろう。
みんなに見せたいが、何しろ風呂の中だし、映倫(ブログ)の検閲も気にしないとね。
狭い場所なので、結局は掴まってしまう。
バスタオルで拭かれ、親父のパジャマのポケットに放り込まれる。
勿論、出よう出ようと頑張る。でもね。お腹はマグで一杯、その後の適度な運動。親父のパジャマの中は暖かい。
そうなれば、分かるでしょう。 いつの間にか、何もかも面倒になって、Zzzzz・・・・・・・
では、お休みなさい・・・・zzzz
◯フランス流おせち料理?
元旦、ランビアンスに「お呼ばれ」してきました。4日までお店はお休みです。
フランス流おせち料理?ってあるの?
答えはノンです。
フランス料理の中からオードブルをピックアップしたものを想像して下さい。
いつもは予約席として使われています。
フォークとナイフも用意してありましたが、今日は箸が主役です。この日はワインも頂きました。
1986年モノの赤ワイン、これは絶品(と母が言っておりました。)
サラダ
器が変わると、フランス料理もすっかり日本風になります。
煮物(コンソメ煮)
フォアグラ
ピクルス?
ちゃーしゅー?
赤と白ワインのゼリー、チョコレートケーキ
これをエスプレッソコーヒーで頂きました。
大欠伸、(見たな~)
みんなにちやほやされて、僕も緊張、思わず出てしましました。 いつも調理場に入りっきりのご主人も今日は一緒です。
思わず、「こっくり」
ご主人のセーターの下に潜り込みました。 お休みなさい・・・・・ zzzz
母に確認!!まだ、お年玉を貰っていません。
市場が開いたら、新鮮なまぐ(鮪)をお願いね。
◯僕は亀レオン
久しぶりに母の実家に出掛けた。 薪ストーブがありました。遠赤外線の効果であろうか。春のような柔らかい暖かさです。
周囲を見て回った。珍しいのを見っけた。
<雨にも風にも負けるな ザスパ草津
木(薪)があったので、登ってみた。
れって登れるの
突然、僕が見えなくなったので、みんなで部屋中探したらしい。ぼくはずっと居たのに。
やっぱ、分からないって
薪の上
◯僕の似顔絵
みなさ~ん こんにちは カメックです。 僕の似顔絵が届きました。
ゴーーーーール!
どう、どう・・・・、恰好良いでしょう!僕、本当に照れちゃう。
2週間前、足利の「あまから家さん」のお嬢さんにお願いしてきました。
一気に書き上げてくれました。
ザスパ草津のホーム戦初ゴールを願って、折角描いて貰ったのに、いつまで待たせるの?
ヘディング、芸術作品?作成中
僕の格好良い背中
さーて、「絵」は揃ったし、そろそろ次のステージに。 少し忙しくなりそうです。
◯セピア色の写真出てきました。
僕の古い写真が出てきました。セピア色の銀板写真をスキャナーで取りこみました。
カーテン登り
この頃は随分向こう見ずだったんですね。 今はよほど気が向かないとやりませんから・・・、結構、疲れるんです。 フー
母の手の上で
甲羅の縁を見て下さい。ギザギザでしょう。若かった証拠です。 甲羅の形、この頃は円だったんですが今は楕円です。お兄さんになっので背が伸びたんです。
◯お嬢さんと僕
足利市の「あまから家さん」に行って来ました。3週間ぶりです。
僕の似顔絵を描いて頂いたお礼に伺ったのです。
お会いできました。本当に嬉しかった!
私が分かる?
室内なので今日はマスクはしていません。 勿論、分かりますとも
お嬢さんの手の上で
お嬢さんの手は柔らかく暖かい。眠くなってしまいます。
お見合い中?
ずっと見つめていました。言葉は必要ありません。
お嬢さんのお出掛けの時間が来ましたので、心を残して失礼しました。
そう、そう、お母様のお話では、蒲鉾板に絵を描くコンテストがあって、(スーパー)丸岡賞を頂いたことがあるそうです。
世間と言うのは本当に狭いですね。 やはり、僕の見る目は確かだなーと一寸、鼻がひくひくしてしまいました。
◯ぼく、はじめて カメにさわったよ!
今週もあまから家さんをお尋ねしました。 お嬢さんに折り入ってのお願いがあったからです。
一寸と馴れ馴れしいのですが、今日からは親近感を込めて、「お姉さん」と呼ばさせて頂くことにします。
お友達 今日はお友達も一緒です。
お友達 大丈夫かな~、僕、落とされそうで一寸怖い。
上から掴むのではなく、甲羅を下から支えて欲しいのです。
あの~、僕は頭を撫でられるのは慣れていません。どちらかと言うと、ノドをすりすりして貰う方が好きかな~
僕は人気者
今日は、お姉さん、お友達、お姉さんのお母さん、お父さん、お祖父ちゃんが一緒。お店の前に通り掛かった小さなお友達も加わって・・・・
僕、本当に照れちゃう・・・ 通り掛かった小さなお友達お姉さんの手の平で休んでいる僕を見て・・・・
お友達: 「動いている。」、「見たことない変な生き物?」、「何だろう?、何だ」