フロンバッフル板の補強用木製輪の接着
補強用木製輪に木工用ボンドを塗り付け、バッフル板の輪に形の沿ってぐるっと回す。木製ボンドの塗りムラを防ぐ為です。
その後、クランプをスピーカー取り付け穴から通して締め付ける。締め付ける時点で、輪がズレるので、少し緩めて修正し、締め直す。
ハミ出した木工用ボンドは濡れタオルで拭き取る。見えないところ、また、塗装する場所ではないので、付いていても支障ありません。
角材補強板の接着はまだ
もし、フロントバッフルに付ける仕様なのであれば、設計は箱に水平に貼り付けるのだと思う。
しかし、自分は敢えて斜めに貼り付ける予定。水平面同士に発生する定在波の原因を減らすためです。
フロントバッフルではなく後ろ板の補強の可能性もあります。
だとしても自分はフロントバッフルに付ける予定です。
SPユニットが付くフロントバッフルは振動する。これを如何に減らすか。ここの強度が一番重要と思うからです。
また、ここに補強材を入れ、その後ろに黒布を掛ければ、SPユニットの保護にもなります。
ここまで来て分かった。組み立て説明書がないので、手探りでやってきたが、箱を組み立てる前にこのフロントバッフルの作業は完了しておくべきでした。
幸いなことに側板の接着がされていない状態、作業に支障はありませんでした。
クランプは便利、買って良かった。
裏板のアッテネッターは取り外しました、その空き穴は埋めることも考えましたが、取り敢えず、LCネットワークは外置きですが、いずれ内蔵する可能性もある。このままにしておきます。
現在の状況
内部は補強材(兼定在波防止)も吸音材も入れていない。
さて、その後で、側板を付けようとしたら合わなかったでは困ります。仮組みしてみました、大丈夫のようです。
ウーファー取り付け部(バッフル)とフロントバッフル
隙間ができています。断面が薄い。メクリ上がったようです。木工ボンドを塗って、良く締め付ければ防げたのかもしれません。施工ミスです。
塗装前にトノコでも塗り込んで誤魔化しましょう。接合面はサンダーで削れば目だたくなるかも。
電動サンダー買おうかな〜
◯吸音材について
吸音材であると同時に定在波軽減効果も期待しています。
ネットでみると、「木炭」を吸音材にしていると言うのを見つけました。良いアイディアと思う。
木炭の持つ特徴は多孔質であることです。消臭剤はこの多孔質、つまり、表面積が広いと言う性質を利用しています。それは吸音の効果があることに通じています。
また、空中湿度を吸収するので。SPボックス内の乾燥を保つ効果が期待できます。吸音・吸湿は音質面でも良いと考えられます。
その一方、木炭同士がぶつかれば、粉になってSPボックス内に飛び散りかねません。これは避けなければなりません。
良く水洗いして、細粉を除き、乾燥すれば良い。濡れた炭をフライパンで「低温」で熱し、水分を抜けば良い。なお、高温で熱すれば、燃える、火災の原因にもなります。気を付けてください。
木炭の容れ物は洗濯用ネットが良いと思います。問題はどう固定するかですね。ピン留めで良いかも。
吸音材は別にもありそうです。例えば、百円ショップで売っているウレタンキューブ。軽いし、粉にもならない。手軽なのが良い。
箱鳴りを防ぐには、底板に鉛、鉄を付けるのが良いかもしれません。
ラックス LPプレイヤー PD350 のターンテーブルが重く、異種金属を組み合わせているのと同じ理屈です。
◯追加情報
・キューブ型ウレタン吸音材1セット、SP端子6セット、OFCスピーカーコード30mをネット注文しました。