一行で表すならばのむりやり和英折衷?語
高崎の音楽喫茶「あすなろ」、お茶しながら、気楽にクラシック音楽を楽しもうと言う催しがありました。
滑り込みセーフで運良く参加できました。
「ここに泉あり」を久しぶりに観ました。
(「眠る男」はどうでも良いけれど、)群馬県民なら一度は観て欲しい。若者には是非観て欲しい。こんな時代があったのです。
道徳の時間があるのなら、空虚な話をするより、児童・生徒に見せた方が余程為になると思う。
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子供の入学式に出席するために、自分の高校の入学式を欠席した担任教師が批判を浴びている。担任クラスを家庭都合で放おり出した? マスコミは面白可笑しく、取り上げているようですが・・・、止むに止まれぬ理由があったのか。誰かに代理を頼めなかったのか。大人に成り切れていないのか。その程度のレベルに下がったのでしょうか。
お隣の韓国では、未曾有の船舶事故。明らかに人災事故。船客に船内に留まるよう指示しておいて、船長、乗組員はいち早く下船し逃亡した。
契約社員の船長だったらしい。だから、それに見合う責任しか取らなかった。船舶運営会社にその責任の多くはあるように感じる。
韓国政府のその場凌ぎの責任逃れの説明は次々に明らかになっている。
お隣の国のことと切って捨てて良いのだろうか。
アメリカでは富裕層限定の国が出来つつあるようです。
国(合衆国)の中に国(州)があり、その中にまた、国(町)出来つつある。
警官も裁判官も民間人を採用。自分の町は自分で守る。
その結果は、税金は他の町に回らなくなくなり、スラム化が進む。
アメリカンドリームは今や夢でしかないようです。
世界中どこもかしこもおかしな方向に、
宇宙船地球号はこれからどこに向かおうとしているでしょうか。
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戦争に負け、何もかも失った日本
必死に生き抜かなければならなかった。音楽する余裕等ない時代でした。
唯一あるのは、人人・・・の熱気が街中に溢れていた。
群響の移動音楽会
楽器を見るのも、そこから出る音を聴くのも、生まれて初めての経験
「生の演奏会に接する機会は一生に一度」
草津温泉の栗生楽泉園での「音のない拍手」
根利?の炭焼きの子供達が演奏を終えて帰る楽団員に向かってちぎれるほどに手を振る・・・
岸恵子は美しく気品があった。
特別出演の山田耕筰、存在感は格別です。
古いものを脱ぎ捨て、新しいものを取り入れるのが群馬の気風らしい。
文化に厚みが感じられません。
富岡製糸遺産群の世界遺産登録の可能性が高まりました。それは歓迎すべきことです。
生糸関連の歴史的遺産は県内に散在する・・・寂しい。
県立図書館前に立派なレンガ倉庫があった。スーパー・クラシードができるまでは。
保存運動もあったが、合理主義が優先され解体された。
水と緑と詩の街 朔太郎と広瀬川とレンガ倉庫群 動線で繋げば絵になった。
市民の集いの場として、観光資源となったでしょう。
どうせ市立美術館を作るなら、そう言うところに作らなくては・・・・
街起こしの発想、ズレているように思う。失われたものは二度と帰らない。
話が思わぬ方向に脱線してしまいました。
「ここに泉あり」を観て、その感動の余韻が醒めないところに、あすなろでのカフェパーティの情報が入り、早速申し込みました。私たちは運が良かった。
定員は40人程と少なく、キャンセル待ちの人も大勢出たらしい。
現在のあすなろが蘇ったのは最近のことです。高崎経済大学とのコラボの成果のようです。 http://www.takasakiweb.jp/news/article/2013/05/0902.html
自分にも若い時はあった。何度か「生の音楽の夕べ」に参加しています。
今回の演奏会場は喫茶店の二階でしたが、当時の会場は半地下だった・・・、記憶違いではなかったようです。
主催は群響と群響ファンズ(群響を応援する県民の会)です。http://gunkyo.com/news/files/2014/03/5e1861504b73174f8208a9cbba29f049.pdf
日頃の真面目な演奏会と少し趣向を変え、楽団員とファンとの「和気あいあい」ムードを全面に押し出す演出でした。
楽団員の自己紹介から始まりました。
「趣味は? 休日の過ごし方は?」
独り者は独り者らしく、休みは寝て過ごすから・・・、お母さんとして、子供のサッカーの送り迎えまで・・・・、
自分達と変わらないようです。
ケーキをほおばりながら、お茶しながら、やや軽めの音楽を楽しみました。
モーツアルトの音楽はどれも小粋。遊び心がちりばめられている。
前から読んでも後ろから読んでも「山本山」の曲があるのは初めて知りました。
テーブル毎に楽団員が付いて、その座を盛り上げてくれます。
我々の席にはヴィオラの井桁さんが入ってくれました。
バイオリンの影に隠れてしまいがちなヴィオラ。なぜ、この楽器を選んだのか・・・・
縁は奇なもの・・・人生って色々な岐路があるようです。
気さくな音楽会とは言え、真面目な演奏です。
演奏途中で、飲んだくれが余興を始めるとは思いませんでした。
打楽器の山本さん タイプライターで演奏?!
何でも楽器にしてしまうツトム・ヤマシタを思い出してしまいました。
惜しい、本当に惜しい!
クラシック打楽器奏者の枠に留めるのは勿体ない。ジャズドラマーとしてスカウトしたら面白いと思う。千尋さん、どうでしょう。
群響が群馬が高崎が大好き。地方発の日本一の交響楽団、いや、世界一を目指す。
その心意気に拍手!
演奏も終演に近づき、この催しに急遽駆けつけた大友音楽監督の挨拶がありました。
「ここに泉あり」地方音楽文化発祥の地、群馬から始まり、山本さんの話を引き継ぎ、世界の交響楽団への発展を目指す・・・
話には澱みが全くない。
信念があるから説得力がある。
われらがザスパにもこう言う熱を持ったリーダーが欲しい!と思いました。
テーブルでの雑談は続きます。
群響の活動拠点である音楽センターが老朽化し、新しい音楽ホールの建設計画が進んでいる。
当初計画のままでは、間口が狭く、マーラー等のフルオーケストラが入るスペースがない。大合唱団が加わる第九交響曲は到底無理・・・との話も聞きました。
新音楽ホールは群響と表裏一体で考えるべきです。
相互に情報交換をしながら、県民の求める新ホールの建設が進めて欲しい。
カフェ・パーティは成功裏に終わりました。
次の開催はあるのでしょうか。
主催者は前向きに考えているようです。
「出来れば8月に・・・」これは主催者側からの最新情報です。
会場で気になったのは、若者が少ないことです。平均年齢が高い。
我々夫婦が参加者平均年齢を更に押し上げたことは否定しません。
あすなろ近くのライブハウスには開場待ちの若者が大勢いました。
自分はジャズ以外はほとんど興味がありません・・・でした。
この催しに偶然参加し、地元群馬の音楽文化の発信拠点 群響 をもっと大切にしなければとの思いを強くしました。